ユネスコ「世界の記憶」登録記念特別展『京・近江の朝鮮通信使』
「朝鮮通信使に関する記録」がユネスコ「世界の記憶」に登録されました。豊臣秀吉らの壬辰・丁酉の倭乱(文禄・慶長の役)の後、日朝関係の修復が軌道に乗ったのは、1604年(慶長9)に「探賊使」という名目で京都に入った松雲大師が1605年3月、徳川家康と伏見城で会見したおりからでした。そして、1607年(慶長12)から1811
青菜に根菜、豆に果実―東アジアで脈々と描かれてきた蔬果図。人々は身近な野菜や果物に理想や願い、共感など様々な思いを托し、天地の生んだ造形を愛でてきました。本展では中国から朝鮮、日本、そして中世から近代にわたる蔬果表現の変遷をたどります。若冲と呉春、18世紀京都を代表する2人の画家の「野菜図巻対決」もお見逃しなく!