開館40周年 夏期展 樂焼って何だろう? 炎の中の赤と黒  

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
今から約450年前、千利休が考える「侘茶」の思想を現す茶碗を創造する為、樂家初代・長次郎は他に類を見ない特殊な焼成方法で茶碗を生み出しました。 樂家では、現在でも変わらず窯の炎を守り続け、新たな茶碗が生まれています。 今回の展観では、初代長次郎の黒樂茶碗「萬代」や3代道入の赤樂茶碗「僧正」、5代宗入の黒樂平茶碗「古池

新版画展 美しき日本の風景

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
「新版画」という木版画をご存知でしょうか?日本では江戸時代に浮世絵が誕生したことで大量印刷が可能となり、庶民の間でも絵画が楽しまれるようになりました。盛り上がりを見せた浮世絵は時代と共に収束に向かいましたが、それらの技術は次の時代へと受け継がれ、大正から昭和初期にかけて新版画として発展しました。版元渡邊庄三郎が中心とな

京(みやこ)のさきがけ

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
明治時代、維新前夜の混乱と天皇の東幸を機に人口が激減するなど、衰退の一途をたどろうとしていた京都で、輸出用美術工芸にいち早く活路を見出し、京都の復興を支えた人々がいました。 このたびの展覧会では、京薩摩や京七宝、刺繍絵画などの美術染織をはじめ、絢爛豪華な金属工芸や漆器など、京都復興を彩った作品の数々を展示致します。

トランクの中の日本 戦争、平和、そして佛教

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
~1945年、若き米軍兵士ジョー・オダネルは、ヒロシマ、ナガサキなど、焦土の日本を個人のカメラによって撮影しました。帰国後、彼は戦争の忌まわしい記憶とともに300枚のネガをトランクの中に入れ、封印したのでした。「生きてゆくために、すべてを忘れてしまいたかった」しかし43年後、世界各地で絶え間なく続く紛争やテロ、そして再

館蔵 へうげものランキング30

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
慶長4年(1599)2月、古田織部は、「へうげもの(剽げ物、剽軽な物の意)」といわれた美濃焼茶碗を茶会で使用し、そのことが初めて記録されました。この種の茶碗は、慶長6年(1601)1月の茶会では、「やきそこない(焼き損ない)」と表現されています。これはおそらく、織部黒茶碗だったのでしょう。織部が作らせた焼き物には様々な

特集展示 謎とき美術!最初の一歩

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
お寺の襖に描かれた龍や虎、着物にデザインされた松竹梅など、京都の街なかでもよく見かける、あの生き物や植物には、どんな意味が込められているのでしょう。お子さまや海外からお越しの方など、初めて日本美術にふれる方にお薦めの展示です。謎解きをしながら、美術を楽しんでみましょう。

企画展「ビッグコミック50周年展 ―半世紀のビッグな足跡―」

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
今年、創刊50周年を迎えたマンガ雑誌「ビッグコミック」(小学館)。マンガが若者たちの文化として大きく拡がっていった時代に産声をあげ、「大人のためのコミック誌」という領域を切り拓いたそのあゆみを、その誌面を飾った名作の数々とともに振り返ります。戦後マンガ史にその名を刻んだ巨匠たちの力作から、いままさに大人のマンガ読者のた

ユネスコ「世界の記憶」登録記念特別展『京・近江の朝鮮通信使』

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:41 に投稿
「朝鮮通信使に関する記録」がユネスコ「世界の記憶」に登録されました。豊臣秀吉らの壬辰・丁酉の倭乱(文禄・慶長の役)の後、日朝関係の修復が軌道に乗ったのは、1604年(慶長9)に「探賊使」という名目で京都に入った松雲大師が1605年3月、徳川家康と伏見城で会見したおりからでした。そして、1607年(慶長12)から1811

没後50年 藤田嗣治展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:40 に投稿
明治19年(1886)に日本で生まれ、80年を超える人生の半分以上をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となったエコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)。2018年は、藤田が世を去って50年の節目に当たることから、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の美術館の協力を得て、画業の全貌を展観する大回顧展を開催します。