世界の国々でつくられている土器は、自然の中の精霊や祖霊、あがめられる動物をうつわの模様や造形の一部に表現し、その土地の素材である粘土や独特の手法によって制作され、その国やその場所によってさまざまな姿を見せています。それらには、人々の暮らしの中の祈りにも似た願いが込められており、これらの形象土器はそれぞれの国の特徴を示す芸術であるといえるでしょう。
本展覧会では、1990年の現地調査を経て収集したアジアのインド、インドネシア、オセアニアのパプアニューギニア、南米のメキシコ、ペルー、ガテマラなどの世界各地の形象土器の数々を展観します。
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