現代美術

写真は何を写すのか?トミモとあきな写真展「mamono, 2020」開催!

ARTLOGUE 編集部2020/10/31(土) - 17:34 に投稿

トミモとあきな写真展「mamono, 2020」が、11月11日(水)から銀座・72garelly/T.I.Pで始まります。同展では、トミモとあきなが2016年より制作を開始したシリーズ 「マモノ」の最新作品が展示されます。

虚実の中からの真実を探求する試みを「マモノ」という表題にのせて制作したこのシリーズは、「写真は何を写すのか」という問いに対するトミモとの回答でもあります。

会場に並ぶ作品と対峙する時、あなたはそこに何をみるでしょうか。

アートで浮かび上がる新たな地域の魅力「大京都2020 in 和束」・「大京都芸術祭 2020 in 京丹後」

ARTLOGUE 編集部2020/10/26(月) - 19:25 に投稿

鮮やかな緑の茶畑が段々と続く風景で知られ、「茶源郷」と親しまれている京都府和束町を舞台に、10月30日(金)から展覧会「大京都2020 in 和束 未開へのわだち」が始まります。

未開へのわだち
Ruts to the new uncivilization

自然-人工物の境界は、様々な力学によってゆらいでいる。 未開墾地を開拓する者、山中に修行場をおく山岳信仰、そして自然災害。 既に開拓された場所を往来する私たちの行動は、境界を越境することのない社会循環をトレースし続けている。

ロゴデザイン一新!「KYOTO EXPERIMENT」新アートディレクターとして小池アイ子がジョイン

ARTLOGUE 編集部2020/10/23(金) - 16:47 に投稿

2010年より毎年開催している京都発の国際舞台芸術祭「KYOTO EXPERIMENT」。次回開催の「KYOTO EXPERIMENT 2021 SPRING」より川崎陽子氏、塚原悠也氏、ジュリエット・礼子・ナップ氏の3名が共同ディレクターとなり新たなスタートを切ります。

新生 「KYOTO EXPERIMENT」にふさわしく、アートディレクターに小池アイ子氏を迎えロゴデザインも刷新。

KYOTO EXPERIMENT
プログラムだけではなく、フェスティバルにまつわるデザインで展開される「EXPERIMENT(エクスペリメント)= 実験」的な試みも楽しみです。

プログラムの全容が12月15日(火)の記者会見で発表される等、2021年2月3日(水)のスタートに向けて期待が膨らみます!

中谷芙二子×高谷史郎!展覧会「霧の街のクロノトープ」開催。「霧の彫刻」プロジェクト、京都市・東九条で野外公開へ

ARTLOGUE 編集部2020/10/23(金) - 14:43 に投稿

霧の彫刻家として知られる中谷芙二子氏と「ダムタイプ」の高谷史郎氏がコラボレートした展覧会「霧の街のクロノトープ」が、2020年12月5日(土)~12月20日(日)の16日間、京都市の東九条で開催されます。

同展は、京都市立芸術大学主催の未知を開くファシリテーター人材育成事業「聞こえないを聴く・見えないを視る」の一環として行われますが、この育成事業は、人工減少、災害、紛争などで失われてゆくコミュニティーの環境や生活の遺産を映像やコトバではなく「身体感覚や音」などアート固有の創造的な方法で記憶する芸術実践です。

クロノトープとは場所の記憶を引き出す装置を指します。
東九条の地に立ちのぼる幻想的な「霧の彫刻」の風景に、鑑賞者はどのような思いや記憶を投影するのでしょうか。

伊勢の玄関口 三重県桑名市に、現代アートと古美術、工芸の融合する古くて新しい、一日一組限定の一棟貸しの宿「MARUYO HOTEL Semba」がオープン!

遠藤 友香2020/10/23(金) - 11:53 に投稿

MIWA Holdings株式会社と、Gallery NAO MASAKIが、伊勢の玄関口である桑名市船馬町に「MARUYO HOTEL(マルヨホテル)semba」を一日一組限定の宿として開業しました。
明治創業の材木商「丸与木材」の築70年超の本家をリノベートしており、古民家の風情を生かした佇まいが魅力的です。

MARUYO HOTEL Semba

アーティストと企業・研究機関のコラボレーションが切り拓く「アート×サイエンス・テクノロジー」の可能性<br>「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」開催

ARTLOGUE 編集部2020/10/19(月) - 17:24 に投稿

「アート×サイエンス・テクノロジー」をテーマとするフェステイバル「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-2022」のコアプログラムとして、2021年度、次世代のアーティストと企業 ・ 研究機関等のコラボレーションによる国際アートコンペティションが 開催されます 。

それに先立つプログラムとして、2020年10月31日(土)より京都市京セラ美術館で始まるのが「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」。

本展覧会は、アーティストと企業・研究機関、芸術系大学等と企業・研究機関がコラボレーション制作した作品を中心に構成する、日本で類を見ない展覧会です。美術家や映像作家、メディア・アーティスト、インスタレーション作家など多彩なジャンルのアーティストが、伝統産業から最先端技術まで、様々な分野の企業・研究機関の持つ、素材・技術・データ・知見等を活用して作品を制作しました。

さらに、「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」と同じく、アートとサイエンス・テクノロジーの融合を通じて新たな価値の創造を目指している企業の作品を展覧します。

ミナ ペルホネンのテキスタイルの魅力にフォーカス!展覧会「風景の色 景色の風 / feel to see」が開催

ARTLOGUE 編集部2020/10/12(月) - 17:00 に投稿

「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」のテキスタイルデザインは、単に愛らしいだけでなく、世相にインスパイアされたり様々な想いやアイデアを土台に創作されています。
そんなミナ ペルホネンを象徴するテキスタイルにフォーカスをあてた展覧会が、2020年11⽉7 日(⼟)~12⽉1⽇(⽕)、スパイラル(東京)で開催されます。

テキスタイルや映像のインスタレーションを通して、これまでとは違うそれぞれのテキスタイルの魅⼒とその可能性、デザインに込めたストーリーや背景をお楽しみください。

会 期:2020年11⽉7 日(⼟)~12⽉1⽇(⽕)
会 場:スパイラル
時 間:11:00~20:00
休 館:会期中無休
料 金:無料(事前予約制)

※ご予約方法やその他詳細はこちらよりご確認ください。
 

京都を舞台に開催される国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2020」が開幕! 「VISION」をテーマに、多様な視点を提示

遠藤 友香2020/09/20(日) - 20:04 に投稿

世界屈指の文化芸術都市・京都を舞台に開催される、日本では数少ない国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2020」。第8回目を迎える本展は「VISION」をテーマに、目に見えるものだけでなく、想像して見ることも含蓄。多様な視点によって作られたVISIONが集められており、「一人ひとりが世界の問題を『他人ごと』ではなく『自分ごと』として考えることができたとき、世界は必ず変わる」と、KYOTOGRAPHIEの共同創設者/共同ディレクターであるルシール・レイボーズと仲西祐介は述べています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大により、本展も大打撃を受け、かつてない危機に瀕しました。クラウドファンディングで資金を調達した結果、ようやく開催の運びとなりました。

本展は、2020年9月19日(土)から10月18日(日)まで、10のメインプログラムが、京都の歴史ある建物や町家、ギャラリーなど14の会場で開催中です。今回は、中でもおすすめのアート作品を7点ピックアップします! 
 

【皆川明さんのメッセージ動画公開!】これまでも、これからも。人とものとを豊かにつなぐ「ミナ ペルホネン」のものづくり<br>兵庫県立美術館にて特別展「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が開催!

芝田 江梨2020/08/21(金) - 01:18 に投稿
※記事内使用画像の内「L . A . TOMARI」の正式表記は「L . A . TOMARI」となります。
 


皆川明さんの名前を聞くと、何が頭に浮かぶでしょうか。
皆川さんが立ち上げたブランド「ミナ ペルホネン」に代表される、テキスタイルから丁寧に手掛けられた洋服やバッグでしょうか。

1995年に「ミナ」(フィンランド語で「私」)の名でスタートした「ミナ ペルホネン」も今年で25歳。現在はファッションに留まらず、インテリアや食器等、人の暮らしに寄り添う様々なプロダクトを展開されています。

そんな皆川さんとミナ ペルホネンの世界がぎゅっと詰まった展覧会が兵庫県立美術館で始まりました。

ミナ ペルホネン

4年目を迎えたデザイン&アートイベント「DESIGNART TOKYO」。オンライン&分散回遊型イベントとして、アートやデザイン分野が停滞することのないようにドライブ

遠藤 友香2020/08/20(木) - 17:24 に投稿

2017年に始まってから、毎秋に開催されている分散回遊型のデザイン&アートイベント「DESIGNART TOKYO」。約100箇所にものぼる東京都内各所のショップやギャラリーといった様々な会場を使い、会期中は東京の街全体が美術館になるというコンセプトです。4年目を迎えた「DESIGNART TOKYO 2020」は、新型コロナウィルス(COVID-19)の流行下でも、アートやデザイン分野が停滞することの無いようドライブしていくことが大切と考え、安全対策を充分とった分散回遊型イベントとしてオンラインとあわせて開催。バーチャル展示やデジタルガイドブック、プレゼンテーション動画の導入、オンラインカンファレンスの実施など、開催以来最大でオンラインコミュニケーションを強化します。今年は新型コロナウィルスの影響もあって、出展者数が少なくなっていますが、約70箇所の会場で開催される予定です。

本展は、「NEW HOME OFFICE 展」、「FormSWISS」、「ア・ライトハウス・カナタ」、「UNDER 30」、「OVER 2020」といった5つの展覧会・プロジェクトを包括。次に詳しくみていきましょう。