KYOTOGRAPHIE

京都を舞台に開催される国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2020」が開幕! 「VISION」をテーマに、多様な視点を提示

遠藤 友香2020/09/20(日) - 20:04 に投稿

世界屈指の文化芸術都市・京都を舞台に開催される、日本では数少ない国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2020」。第8回目を迎える本展は「VISION」をテーマに、目に見えるものだけでなく、想像して見ることも含蓄。多様な視点によって作られたVISIONが集められており、「一人ひとりが世界の問題を『他人ごと』ではなく『自分ごと』として考えることができたとき、世界は必ず変わる」と、KYOTOGRAPHIEの共同創設者/共同ディレクターであるルシール・レイボーズと仲西祐介は述べています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大により、本展も大打撃を受け、かつてない危機に瀕しました。クラウドファンディングで資金を調達した結果、ようやく開催の運びとなりました。

本展は、2020年9月19日(土)から10月18日(日)まで、10のメインプログラムが、京都の歴史ある建物や町家、ギャラリーなど14の会場で開催中です。今回は、中でもおすすめのアート作品を7点ピックアップします! 
 

国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のスペシャル・エディション「TOKYOGRAPHIE(トウキョウグラフィー)」が東京に巡回!

遠藤 友香2019/12/10(火) - 18:55 に投稿

毎年春、京都市内各所を舞台に開催される「KYOTOGRAPHIE(キョウトグラフィー) 京都国際写真祭」。日本でも数少ない国際的な写真祭として、国内外の重要作家の貴重な写真作品や写真コレクションを数多く紹介し、趣きある歴史的建造物やモダンな近現代建築で展示を行ってきました。
展示作品のクオリティーもさることながら、京都ならではの空間や街並みを楽しめる魅力もあいまって、2019年春に開催された第7回までに約73万人もの方が足を運んでいます。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019

ARTLOGUE 編集部2019/03/11(月) - 16:09 に投稿

第7回目の開催となる2019年、テーマは「VIBE」

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」では、国内外にて第一線で活躍するアーティストが、京都市内の趣きあふれる建造物で新作や撮りおろしを発表します。

また、国内外から写真・アート関係者が多く来京するこの時期にあわせ、サテライトイベントとして、市内各所のギャラリー、カフェ、教育施設など約 60 カ所が同時多発的に開催する写真展、「KG+(ケージープラス)」も開催。最優秀出展者に与えられる KG + AWARD は、若手写真家の登竜門となるべく海外からも注目される賞となりつつあり、次年度の KYOTOGRAPHIE への参加など、次代を担うアーティストへの継続的な支援が実施されています。

〈出品作家〉
イズマイル・バリー,ヴェロニカ・ゲンシツカ ,金氏徹平,顧 剣亨(「KG+ Award 2018」グランプリ)他
 

【閲覧注意】「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2017/05/13(土) - 02:07 に投稿

【閲覧注意】「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」フォトレポートには、性的、暴力的な作品も含まれます。

展覧会概要はフォトレポートの下につづきます。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」フォトレポート

 

アートで浮遊散歩。<br>KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017 <br>― 雅とモダンと春陽より ―

松宮 宏2017/04/30(日) - 01:26 に投稿

KYOTOGRAPHIE 2017でメイプルソープのオリジナルプリントが見られる、と期待を胸に出かけました。何年ぶりの再会でしょう。実は1988年、ニューヨークで、偶然、メイプルソープの回顧展に出会ったのです。人に連れられ、写真家の名前も知らなかった若年の私に、それはそれはショックでした。いえ、ショックだったかどうかさえわかりません。感情が真っ白になったまま、美術館をあとにしたような記憶があるのです。彼の写真を、どんな言葉で言い表せるでしょう。突き詰めて、突き詰めて、突き詰めてたどりつく美。色をそぎ落としたモノクロ写真で、なお引き立つ造形。あの写真を見てしまったときの気持ちを思い出せるだろうか……と、思いながら会場となっている誉田源兵衛へ向かいました。説明できないまま置き去りにした、あのまっ白な感情に出会いたいからです。