風景にある空気感や存在感をキャンバスに捉える―<br>畑山太志の個展「素知覚」が開催中

ARTLOGUE 編集部2020/07/03(金) - 17:41 に投稿

6月26日より神宮前(東京都)のギャラリーEUKARYOTE(ユーカリオ)にて畑山太志の個展「素知覚」が開催中です。

前澤友作氏が会長を務める公益財団法人現代芸術振興財団主催のアートアワード「CAF ART AWARD 2014」で優秀賞と名和晃平賞を同時受賞した畑山は、絵画の領域で、目にはみえないものの、視覚以外の身体感覚で確かに感じる空気感、存在感を表現する方法を探求。一見白いキャンバスにみえるほど色彩を削ぎ落として厳かな存在感のみを緻密にかきこむ手法からはじまり、近年では、知覚の外側にあるものに目を向け色彩豊かな筆致を重ねる創作に取り組んできました。

今回の個展では、知覚の内側、事象に自ずと反応する「素」の知覚に改めて向き合い、原点回帰ともいえる白基調の新作を発表します。

こんなポケモンみたことない!ポケモン×現代アート「Daniel Arsham × Pokémon」展が渋谷パルコで8月1日より開催

ARTLOGUE 編集部2020/07/03(金) - 14:23 に投稿

8月1日から8月16日まで、渋谷PARCO 4FのPARCO MUSEUM TOKYOにて、ポケモン史上初、本格的な現代アーティストとタッグを組んだ展覧会「レリックス オブ カントー スルー タイム(Relics of Kanto Through Time)」が開催されます。

7月3日よりスタート!特別展「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が兵庫県立美術館にて開催

ARTLOGUE 編集部2020/07/03(金) - 09:50 に投稿

はじまり おわり すすみ もどる 心と象のつくるとつづく
beginning, ending, enhancing, returning, mind and shape, circle of creation goes on...
 

デザイナーの皆川明氏(1967-)が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、 長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、 オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきました。

1995年にミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げ、ファッションからスタートした活動は、「せめて100年つづくブランドに」という思いを元に、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張。2020年には25周年を迎えました。

展示名として冠された「つづく」という言葉は、ブランドのたゆまぬ歩みを表すだけではなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもあります。

オンラインで緊急開催!「DOMANI・明日展 plus」<br>文化庁主催としては初のオンライン企画展が開催へ

ARTLOGUE 編集部2020/07/03(金) - 09:01 に投稿

この春以来の世界的なパンデミックで、国内外の展覧会、アートフェア等様々なイベントが延期、中止を余儀なくされました。

若手中堅美術家の支援を第一義とする「DOMANI・明日展」は、再び日常への一歩を踏み出す作家たちとの連帯、共感を示すべく「DOMANI・明日展 plus」をオンラインで緊急開催します。

今回のサブタイトルは「〈前夜〉を生きる」。

2020年1月11日(土)~2月16日(日)の会期で実施された「DOMANI・明日 2020展」は、サブタイトルを「傷ついた風景の向こうに」とし、20世紀以降の大きな自然、人為的災害の「あと」に焦点をあてるものでしたが、その会期中から今も続くコロナ禍の「予兆」に見舞われました。

我々は「災後」だけでなく次の「災前」、災害と災害の「あいだ」を生きている。「DOMANI・明日展 plus」では、その事実を「〈前夜〉を生きる」という言葉に込めて、参加作家に投げかけています。
 

〈出品作家〉
小金沢 健人、田村 友一郎、奥村 雄樹、山本 篤、山内 光枝、加藤 翼、やんツー

青山 悟(ゲスト作家)
 

[チケットプレゼントあり!]<br>「ファッション界で最も聡明な女性」(ワシントンポスト紙)と評されるNYの名キュレーターによる特別展「Treasures of Fashion ヴァレリー・スティールの審美眼」が、神戸ファッション美術館にて開催中!

遠藤 友香2020/06/24(水) - 16:46 に投稿
※記事最後に特別展「Treasures of Fashion ヴァレリー・スティールの審美眼」チケットプレゼントのお知らせがあります。


1997年、ファッションを専門とする日本で初めての公立美術館として開館した「神戸ファッション美術館」。2018年には、デザイナーで画家としても活躍するコシノヒロコ氏が名誉館長に就任するなど、ファッション関係者からも支持を受けている美術館です。同館3Fにはライブラリーもあり、国内外のファッション関連の蔵書約40,000冊のほか、20世紀初頭からのファッション雑誌のバックナンバーを閲覧できます。仏・米・伊の「VOGUE(ヴォーグ)」や「ELLE(エル)」のほか、最新ファッションがわかるスタイル・マガジン、インテリア雑誌なども充実しており、思わず夢中になって、時間の経過を忘れてしまうほど。