東アジア文化都市

開催決定!「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」<br>2021年4 月29 日、世界の環境都市をめざす北九州市で「SDGs」をテーマにした芸術祭が開幕

ARTLOGUE 編集部2020/11/03(火) - 12:44 に投稿

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015 年9月の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界の構築を目指す国際目標です。

東アジア文化都市北九州のコア事業の一つとして、北九州市東田地区(八幡東区)を舞台に、「SDGs」をテーマとしたアートフェスティバル「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」が開催されます。北九州市は、2018 年、OECD(経済協力開発機構)により、アジア地域で初めて「SDGs 推進に向けた世界のモデル都市」として選定され、「世界のSDGs のトップランナー」として新しい試みに挑戦し続ける地でもあります。

東アジア文化都市2018金沢の「×(かける)プロジェクト」<br>百万石の百万本展「工芸×色×感性」

ARTLOGUE 編集部2018/11/22(木) - 15:48 に投稿

繊細で緻密な造形。そして多彩な色が織りなす美。

私たちクリエイティブチームはその美しさに魅了され、その美しさを少しでも深く感じてもらうためのアートを作り出しました。

説明ではなく、見せるのでもなく、「金沢工芸」に没入する初めての体験アート。

「加賀水引」や「加賀友禅」からインスパイアされた「光の糸」が、幾重にも重なり様々に色を変えながら、緻密で優美な世界が構築されていく。
まさに金沢工芸の色彩の中に入り込む体験型アートです。

制作・演出を手がけるのはストーリーとクリエイティブ力を武器に、CM、企業ブランディングから都市開発まで手がける「POOL inc.」と、サイト・スペシフィックな美術作品という考え方で空間をデザインする空間演出チーム「RGBcreation」。音楽は金沢でミュージックバーもプロデュースする大沢伸一さんの書き下ろしです。音と光が生む「百万石の百万本」の世界をご堪能ください。
  
 

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維新派 最後の公演「アマハラ」 フォトレポート & 会見全文掲載

ARTLOGUE 編集部2016/10/17(月) - 15:41 に投稿

主宰の松本雄吉さんが亡くなり、解散を表明している維新派の最後の公演「アマハラ」が、奈良の平城宮跡にて開催しています。

平城宮跡は20年以上前に、主宰の松本さんが友人から紹介されて以来、そこでの公演を望んでいましたが、これまで許可が下ませんでした。今回、東アジア文化都市に招へいされたことにより、とうとう実現されましたが、それが維新派の最後の公演となるというは運命的でもあります。

今回の「アマハラ」は、2010年に上演した「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」の改訂版でもありますが、松本さんは「新作と見まがえるような再演をする」と言っていたように構成は大きく変わっています。

舞台は、「海なし県に船が来たら面白いんとちゃうか」と、草原に巨大な廃船が作られました。維新派最大級の大きさの舞台はそれ自体がアート作品と言えるほどの存在感があります。

内容は20世紀初頭、繁栄を求めてアジアの島々を目指して進出していったものの、第二次世界大戦によって全てが滅んでしまった日本人たちの記憶が、船・航海という時間の流れのメタファーのような舞台上で展開されます。
金色に輝く草原に向かう廃船の演出は圧巻で、まるで維新派のそれぞれが新しい大海原への旅立ちを表しているようにも思えます。

「装う」を見つめ直す ―アーティスト西尾美也の可能性

北原一輝2016/10/15(土) - 00:02 に投稿

皆さんは朝、家を出るときなぜその服を着ているのでしょうか。

街でスーツを着ている方を見たらあなたはその人は何をしている人だと思いますか?セーラー服を着ている女性を見かけたらどんな人だと思いますか?
私たちは、女性なのか男性なのか、学生なのかサラリーマンなのか、様々なことを服で判断しているのではないでしょうか。
鷲田清一の著書『ひとはなぜ服を着るのか』の中でも、「性差が服装の差異を決めるというよりも、服装の差異が性差をかき立てる」と、記されています。
個人的な体験ですが、スカートを履いて街を歩くと、嘲笑されることもあります。男性とスカートの組み合わせは、一般社会では異質なものとして映るようです。
このように、服が1つの判断基準となっているからこそ、毎朝、自分の社会的役割に応じて無意識に何も疑うこと無く、服を選んでいるのかもしれません。
 

ここでご紹介する西尾美也さんは、そんな、装うことに対し考えるきっかけを与えてくれるアーティストです。

西尾さんは衣服をメディア(道具・媒介するもの)として捉え、衣服を用いた作品を通じて、我々の生活における最も身近な文化、「装う」という行為に対し揺さぶりをかける作品を数多く発表しています。

腹が減ってはアートは観れぬ。 注目の展覧会とオススメ ランチ 5選 2016年 秋

ARTLOGUE 編集部2016/09/21(水) - 23:37 に投稿

みなさん、お腹はへっていますか?
僕はへっています。

美術館に展覧会を観に行っても、お腹が空いていては集中して鑑賞もままならないですよね。
みなさんも、展覧会に出かける時に周辺の飲食店を調べて足を運んだこともあるのではないでしょうか。
かく言う僕も、CURATORS TVの取材時に全国47都道府県を行脚していたのですが、行く前には必ず郷土料理や飲食店のリサーチをしていました。

せっかく出かけるのだから、出来れば美味しいものを食べたいのが人の心です。
そこで、グルメなアート業界人なら美味しいお店を知っているはずだということで、全国で行われている注目の展覧会の関係者に、周辺で食べられるオススメのランチを紹介して頂きました。

これを見てアートなお出かけをより一層充実したものにしてください。

おしながき

  金氏徹平のメルカトル・メンブレン
オススメ人:金氏徹平さん(美術家)