鈴木幸永展 「遥かな動物Ⅱ」

ARTLOGUE 編集部2018/11/02(金) - 19:55 に投稿

伊勢現代美術館で2016年に開催、好評を博した鈴木幸永による展覧会の第二弾。新作約40点を展示する本展は、土壁に描かれた動物の絵画から成る「遥かな動物」、ミイラに仕立てた魚や昆虫、食物から成る「生命の再表象或いはEmber(残り火)」の2シリーズとインスタレーション作品で構成。「すべての動物への賛歌」を提示しながら、「生命とは何か」を観る者に問いかけます。

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開催概要
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会 場:伊勢現代美術館/本館 1F 展示室
会 期:2018年10月12日(金)~12月16日(日)
時 間:10:00~17:00
*入館は16:30まで
休 館:火・水
*祝日の場合は開館、翌平日休館
*臨時休館日:11月12日
料 金:一般 700円、学生(大高中)500円、小学生以下無料


■関連イベント

梅沢和木 × TAKU OBATA<br>超えてゆく風景

ARTLOGUE 編集部2018/11/02(金) - 18:42 に投稿

梅沢和木とTAKU OBATAは二人とも2000年以降に活動を始めた同世代のアーテイストです。

梅沢和木の作品は、パソコンの中から素材となる画像を探し、それらをコラージュによって一つの平面に凝縮させ、それを印刷し、上からアクリル絵の具などで加筆して作られます。つまり画像と現実を行き来しながら作り出す「絵画」なのです。本展は、会期スタート後の梅沢和木の新作も展示に加えてゆきます。

TAKU OBATAは、デフォルメされているがギリギリ身体の構造を保った人間の動きと、コンピューターがフリーズした水平垂直だけのバグのようにもみえる激しくデフォルメされた衣服、この二つの関係を追求し不思議な空間を作りだす。さらにOBATAは、それをあえて木彫というクラッシックな手法で彫り上げます。

つまり二人の作品は、現実空間とデーターの中の世界を自由に行き来できる私たちの時代精神が作り出したもの。今回の展覧会では、重力や伝統から解放された二人の作品から、「超えてゆく風景」をのぞいて見たい。

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開催概要

コレクション・ハイライト+特集「顔のような」

ARTLOGUE 編集部2018/11/02(金) - 02:30 に投稿
本展は、「コレクション・ハイライト」と題した前半部分と、「顔のような」と題した後半の特集展示により構成されています。 「コレクション・ハイライト」では、20世紀美術を語るうえで欠かすことのできないいくつかの動向を牽引した作家を取りあげ、いずれも現代美術の歴史に名を刻む、偉大な作家たちによって生みだされた逸品を紹介しま

絵画の詩学 企画展「絵画の詩学」関連事業 歌集『滑走路』を読む - 日常の詩学

ARTLOGUE 編集部2018/11/02(金) - 02:30 に投稿
企画展「絵画の詩学」は、絵画に合わせて詩を展示することで、鑑賞の広がりを狙う試みです。本展関連事業として、「日常の詩学」と題した講演会を開催します。 何もない日常を捉え、人生の厳しさと美しさを表現する言葉があります。‟今”を積み重ねる毎日を綴るエッセイで注目を集める稲垣えみ子さんに、日常の表現についてお話し頂きます。

追悼-小林恒岳展

ARTLOGUE 編集部2018/11/02(金) - 02:30 に投稿
霞ヶ浦や筑波山をはじめ茨城の自然とそこに生きる生き物を温かな眼差しで描き続けた日本画家、小林恒岳(こばやし こうがく 1932-2017)。初期の抽象画から環境破壊に警鐘を鳴らした1970年代の作品、その後の装飾性豊かで詩情溢れる作品まで、代表作によりその芸術の全貌と魅力を紹介します。

台湾・香川 漆芸交流展

ARTLOGUE 編集部2018/11/01(木) - 02:30 に投稿
本県出身の漆芸家 故 山中 公(ただす)氏は、1886年(明治19年)に生まれ、東京藝術大学の前身である東京美術学校を卒業し、香川県立高松工芸高等学校の前身である香川県工芸学校の教諭を経た後、移住先の台湾で漆芸を広めたことから「台湾漆芸の生みの親」と呼ばれています。 多くの後継者を育てるとともに、台湾の風土を生かした独