江戸から東京へ ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
明治維新以降、わが国は近代国家の建設を目指し、現代社会の基本的な形を築き上げていきました。平成30年は、明治維新150年後にあたり、改めて明治期を振り返り、将来につなげていくために、全国各地でさまざまな取り組みが実施されています。今回の展示では、幕末の黒船来航以来の幕末動乱から江戸城無血開城、鹿鳴館時代といわれた明治10年代までの時代をとりあげ、社会の変化や千代田区をはじめとする江戸から東京へと移り変わる街並みなどを紹介します。特に、江戸城無血開城に皇女和宮や天璋院篤姫が果たした役割など、今まであまり語られなかった明治維新も紹介します。

明治期の日本銀行の風景 ― 本店支店のたたずまい ―

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
日本銀行は明治15(1882)年に設立され、当初はジョサイア・コンドルにより建てられたレンガ造りの既存の建物を利用して営業を開始しました。その後、コンドルに学んだ辰野金吾により、初の国家的近代建築として日本銀行本店が明治29(1896)年に建てられました。 日本銀行の支店も、既存の建物を利用して営業を開始した後、明治

絵画のゆくえ2019 FACE受賞作家展

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
2013年に創設された公募コンクール『FACE』は、年齢・所属を問わない新進作家の登竜門として毎回数多くの応募者を迎えております。美術評論家による作品本位の厳正な審査によって、真に力があり将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を入選とし、その入選作品の中から各賞を授賞しております。 本展は、FACE 2016からF

ハマスホイとデンマーク絵画

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内―限られた主題を黙々と描いたデンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864-1916)。17世紀のオランダ絵画に影響を受け、静謐な室内表現を特徴とすることから“北欧のフェルメール”とも評される画家は、1990年代以降、パリのオルセー美術館やニューヨークのグッゲ

ムーミン展

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿

愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。

フィンランドを代表する芸術家、トーベ・ヤンソン(1914年~2001年)が生みだした「ムーミン」シリーズは、小説、絵本、新聞連載コミック、アニメ、商品などさまざまなかたちで親しまれています。本展では、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を、約500点の展示品で紹介します。

ムーミンの小説、絵本から代表的なシーンを原画で紹介。また、イースターカード、アドベントカレンダーの原画、銀行の広告など、小説や絵本では見たことがないムーミンとそのなかまたちの多彩な表情にも出会うことができます。

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
 

11月1日は「灯台記念日」。<br>島国ニッポンの航路を150年照らし続けてきた灯台に思いを馳せる。

EARTH CONTAINE…2018/10/30(火) - 19:09 に投稿

2018年は「灯台150周年」

こんにちは、コンテナくん(谷川夏樹)です。
7月15日にARTLOGUE(アートローグ)で公開した記事「島国ニッポンを支える内航船が人手不足で危機的状態。 7月15日「内航船の日」、アートでエールを贈りたい。」ではコンテナと内航船について語りましたが、近ごろ「灯台」も気になっています。
みなさん、11月1日がなぜ「灯台記念日」なのかご存知ですか?
海上保安庁HPによると…

平成30年は、我が国初の洋式灯台である「観音埼灯台」が明治元年11月1日に起工してから、150周年の節目の年を迎える


…とあります。神奈川県の観音埼(かんのんざき)灯台の起工の日だったのですね!てっきり、ポッキーの日のように灯台の形が1に似ているから11/1にしたのかと思っていました。

モダン美人誕生岡田三郎助と近代のよそおい

ARTLOGUE 編集部2018/10/30(火) - 16:54 に投稿

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2018年12月8日(土)~2019年3月17日(日)に、「モダン美人誕生岡田三郎助と近代のよそおい」展を開催いたします。平成も終わりを迎える今、多様化する美をみつめ、現代に通じる「美人イメージ」の原点を探る展覧会です。

明治から昭和初期にかけて、日本ではファッションや美意識に大きな変革が起こりました。そうした時代に、人々が憧れる理想的な「美人イメージ」誕生に大きな役割を果たしたのが、生誕150年を迎える洋画家の岡田三郎助(1896-1939)です。明治末頃から大正にかけて、画家たちはデザイナーやクリエイティブディレクターの役割も担い、百貨店や雑誌とともに、最新の流行を創り出していました。中でも岡田は日本初の美人写真コンテストにも携わり、女性のよそおいを繊細な完成で捉え、新しい美人像を次々と生み出していったのです。

本展では、近代の女性のよそおいや美意識の変遷を、岡田ほか藤島武二、鏑木清方などの絵画や、ポスター、化粧道具など計約200点の作品で辿りながら、岡田が女性たちの生き方に寄り添い、新時代の「美」を紡ぎ出していった様子をご紹介します。