チームラボ 高知城 光の祭
「志国高知 幕末維新博」の特別企画として、「チームラボ 高知城 光の祭」を開催。チームラボが、日本三大夜城の高知城をインタラクティブな光のデジタルアート空間に変えます。
会期は2018年11月22日(木)〜 2019年1月6日(日)まで。
前売り券は、10月9日(火)より、会場およびコンビニエンスストア、各種プレイガイドのウェブサイト、主な旅行代理店などで購入できます。
高知城は、1601年から約10年の歳月をかけて築かれました。その後、火災にあいながらも江戸時代中期には創建当初の姿で再建されました。日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する貴重な城です。
チームラボは、「Digitized City」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、街を物質的に変えることなく「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。
「チームラボ 高知城 光の祭」では、江戸時代の姿を今に伝え、現在も高知の街の象徴である高知城を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のデジタルアート空間に変えます。
PROJECT501.TOKYO「LOVEARTfile2 : Shunsuke」
PROJECT501.TOKYO(渋谷区神宮前)は、2018年10月27日(土)から原宿のアートスペース「PROJECT501」において、第二回目の展示企画「LOVEARTfile2 : Shunsuke」を開催いたします。
「PROJECT501」は、“アーティスト”ではなく“アートコレクター”にフォーカスし、コレクターのライフヒストリーとともにコレクションしている作品を展示します。生活の中にアートを取り入れ、アートと共に生きる、一人のコレクターの目線や生き方をリアルタイムに追体験して頂ける企画です。
第二回となる今回は、都内在住のShunsukeさんのケースを取りあげます。アートの持つ“どうしようもない感じ”に惹かれると話す、彼のコレクションと人生はどのようにリンクするのでしょうか?魅力的な彼の世界観と美意識を味わって頂くことで、アートに対する新たな見方を皆さまにご提案できればと考えています。
マライン・ヴァン・クライ「Nude in the Studio」
マラインはオランダ・アムステルダム在住の作家で、ドローイング、ペインティング、コラージュ、映像作品など様々な方法で作品を発表しています。過去にはアムステルダム、ベルリン、ハーレム、ロンドン、チューリッヒなど様々な都市での展示経験があり、2013年にはダッチ・ロイヤル・アワード、2016年にはABN AMRO アートアワードを受賞するなど注目を集めているアーティストです。
今回の展示ではピカソが描いた彼のスタジオ風景に対する、オマージュのドローイング作品とその作品集を発表します。
ピカソは1955年に自身のスタジオを、カンヌにある20世紀前半に建てられたヴィラへと移します。そのスタジオにはアールヌーヴォー様式の大きい窓があり、庭のサボテンやユーカリ、ヤシの木を望むことができたと言います。ピカソはその窓からの景色をインテリア・ランドスケープと呼び、作品に多数残しています。
マラインはピカソの後期の作品集を多く収集しており、そこで目にしたのがこのインテリアランドスケープでした。彼は反復と変化を通して’’描く’’という行為自体に着目しているアーティストであるので、画集のなかで一枚気になる絵に出会うと、それを何枚も書き続けます。