南極観測60年 ― 定点観測者としての通信社 ―
長らく人類の進入を拒み続けてきた南極大陸―。日本が南極観測に乗り出してから60年以上が過ぎ、初代南極観測船「宗谷」が生まれて80年になります。本展では、東京国際フォーラムで好評を博したシリーズ「定点観測者としての通信社」の写真展から精選した約60点の写真を展示します。厚い氷に覆われ、厳しくも心洗われる極地ならではの風景
DIESEL ART GALLERYでは、2018年8月31日(金)から11月15日(木)の会期で、双子のアートユニット、HAMADARAKA(ハマダラカ)の国内初大型個展「EDENDORDORADO(エデンドルドラド)―楽園の物音―」を開催中です。
HAMADARAKAは、夢、温度、湿度、記憶に残った図像、言葉の響き、ノイズなどの、身の回りの存在を五感で捉え、サンプリングすることによって作品を制作しています。
本展では、「432Hz」、「440Hz」という象徴的な二つの周波数の間の値であり、HAMADARAKAが共鳴した波長「434Hz」をテーマに、その振動により目覚めた生き物たちが織りなす「楽園」を描いたペインティング作品約30点と、ギャラリー空間に浮遊する立体作品からなる、未発表新作のインスタレーションを展覧します。
二人が阿吽の呼吸で生み出すその「楽園」には、光や水の効果により、暗闇に浮かび上がるホログラムのように巨大な植物が茂り、透き通った体の生き物がうねるような曲線で走りぬけます。
また、爆音と静寂の旋律により、ブロッケン現象のように生き物が虹色の閃光を放ち、不思議で神秘的な「ものたち」が数多く生息します。