DIESEL ART GALLERYでは、2018年8月31日(金)から11月15日(木)の会期で、双子のアートユニット、HAMADARAKA(ハマダラカ)の国内初大型個展「EDENDORDORADO(エデンドルドラド)―楽園の物音―」を開催中です。
HAMADARAKAは、夢、温度、湿度、記憶に残った図像、言葉の響き、ノイズなどの、身の回りの存在を五感で捉え、サンプリングすることによって作品を制作しています。
本展では、「432Hz」、「440Hz」という象徴的な二つの周波数の間の値であり、HAMADARAKAが共鳴した波長「434Hz」をテーマに、その振動により目覚めた生き物たちが織りなす「楽園」を描いたペインティング作品約30点と、ギャラリー空間に浮遊する立体作品からなる、未発表新作のインスタレーションを展覧します。
二人が阿吽の呼吸で生み出すその「楽園」には、光や水の効果により、暗闇に浮かび上がるホログラムのように巨大な植物が茂り、透き通った体の生き物がうねるような曲線で走りぬけます。
また、爆音と静寂の旋律により、ブロッケン現象のように生き物が虹色の閃光を放ち、不思議で神秘的な「ものたち」が数多く生息します。
それらが嬉々として、また時におどろおどろしく交ざり合う姿は、一見すると遠い空想世界のようでありながら、しかし、個々の愛嬌のある表情や生き生きとしたポーズは、鑑賞者に不思議な親近感と既視感を与えます。
「ものたち」が発するノイズによって浮遊し、昼と夜、内と外、この世とあの世、夢と現実が混ざりあうその「楽園」は、「そもそも自分は何者であるのか、どこにいるべき存在なのか」という問いを、多角的な視点から私たちに投げかけています。
会場では展示作品をはじめ、作品をモチーフにしたピアス、リング、マルチフレグランスなどの展覧会限定オリジナルグッズも販売します。
【プロフィール】
HAMADARAKA(ハマダラカ)
有園絵瑠と有園絵夢による双子の絵描きユニット。
東京を拠点に、マガジン、アパレルブランド、映像、CDジャケットのアートワーク・デザイン、壁画等を数多く手がける一方で、ドローイング、ペインティング、人形、オブジェなど様々な作品を精力的に制作。
近年では、ニューヨーク(アメリカ)、ロッテルダム(オランダ)、デン・ハーグ(オランダ)、台北(台湾)、ベルリン(ドイツ)、デュッセルドルフ(ドイツ)、モンス(ベルギー)、ブリュッセル(ベルギー)、パリ(フランス)、マルセイユ(フランス)、セット(フランス)、ナント(フランス)、ブラジリア(ブラジル)、オアハカ(メキシコ)などの展覧会や滞在制作にも参加し、国内外で積極的に作品を発表。2016年にはブラジル/ブラジリア国立美術館にて グループ展、滞在制作を行う。
作品集『YAUYAUPARAISO』(ERECT lab. 2013年)を出版。
http://hamadaraka.tumblr.com
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開催概要
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会 場:DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)
*URL https://www.diesel.co.jp/art/
会 期:2018年8月31日(金)~11月15日(木)
時 間:11:30~21:00
休 館:不定休
開催期間
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展覧会ジャンル
展覧会
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