アートまるケット2018 Nadegata Instant Party 養老公園プロジェクト パーキング・プロムナード
アジアの風景
粟津潔、マクリヒロゲル5 粟津潔のブック・イラストレーション
あいちトリエンナーレ2019
あいちトリエンナーレは、2010年より3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭です。
4回目となる2019年の芸術監督を務めるのはジャーナリストかつメディア・アクティビストである津田大介。「情の時代」をテーマとし、国内外から80組以上のアーティストを迎え、国際現代美術展のほか、映像プログラム、パフォーミングアーツ、音楽プログラムなど様々な表現を横断する、最先端の芸術作品を紹介します。
未来を担う美術家たち 21st DOMANI・明日展<br>文化庁新進芸術家海外研修制度の成果
文化庁は、将来の日本の芸術界を支える人材の育成のため、若手芸術家が海外の関係機関等で行う研修を支援する「芸術家在外研修(現・新進芸術家海外研修制度)」を1967年度から実施しており、すでに半世紀を経過しました。美術分野では、そうした研修の成果発表の機会として1998年から「DOMANI・明日展」を開始し、今年度で第21回目となります。国立新美術館を会場に、天井高に恵まれた空間での大規模なグループ展で、文化庁による新進作家育成プログラムで海外に送り出した人材を、日本のアートシーンにプレゼンする機会になることを目指しています。
第21回DOMANI展は「平成の終わりに」をサブタイトルに、国立新美術館の豊かな空間を生かし、研修を終えて比較的時間の浅いフレッシュな作家たちのショウケースとなるよう、作家のラインナップを組みました。DOMANI展にとっても「平成」時代最後の開催となりますが、昭和50年代に生まれ、平成時代に表現者を目指した9作家による、「元号」(日本)と「西暦」(海外)を往還しつつうまれた表現を並置する機会とします。あわせて、文化庁が所蔵する現代美術作品から、イタリア・フィレンツェでの滞在制作経験を持つ三瀬夏之介をゲスト作家に迎えます。
※新進芸術家海外研修制度
石本藤雄展ーマリメッコの花から陶の実ヘー
テキスタイルデザイナー、陶芸家の石本藤雄の原点と、新たな作品を展示する巡回展を石本の故郷である愛媛(愛媛県美術館/10月27日-12月16日)を皮切りに、京都(細見美術館/2019年春開催予定)、東京(スパイラル/2019年夏開催予定)の3都市で開催いたします。
石本藤雄は、世界中に多くのファンをもつフィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ」のテキスタイルデザイナーとして32年間で300点を超えるテキスタイルデザインを生み出したのち、フィンランドの老舗陶器メーカー「アラビア」のアート部門に所属。77歳を迎えた現在も陶芸家として数多くの作品を生み出しています。
2011年にはフィンランドの芸術家に贈られてきた最高位の勲章、「フィンランド獅子勲章プロ・フィンランディア・メダル」を受賞するなど、フィンランドデザインの礎を築いた一人といっても過言ではありません。
幼少期を過ごした愛媛県砥部町やフィンランドなど、多様な自然からインスピレーションを受け、色彩豊かに表現された石本のデザインはどの時代においても普遍的な美しさと心踊るデザイン性を感じさせます。