入門 墨の美術 一 古写経・古筆・水墨画 一 ( 仮題)

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
紙や絹の上に筆を用いて引かれた墨線は、その時々でさまざまな表情を見せます。奈良時代、謹直な字により書写された鎮護国家に深くかかわり、平安時代には流麗な仮名が料紙を飾りました。 中国の禅宗文化の流れをくむ水墨画は多様な墨調を巧みに用い、室町時代に禅林社会の「詩画軸」として花開きます。身近な素材であるだけに、その時々の美意

日本刀の華 備前刀

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
本展では、静嘉堂の蔵刀より、重要文化財4振、重要美術品11振を含む有銘作約30振を精選し、「古備前」と呼ばれる初期の作風から、ー文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各派による作風の展開をたどっていきます。

~桐村喜世美氏所蔵品受蔵記念~ 岩﨑家のお雛さまと御所人形

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
岩﨑小彌太(こやた)が夫人孝子のために京人形司・五世大木平蔵に誂えさせた、愛らしい雛人形は、戦後散逸しましたが、桐村喜世美氏の情熱によって蒐集・愛玩され、2017年、揃って静嘉堂に寄贈されました。小彌太の還暦祝いに夫人から贈られた、隊列をなす「木彫彩色御所人形」も8年ぶりの公開です。喜びの表情にあふれる人形たちの姿を、

華ひらく皇室文化 ― 明治宮廷を彩る技と美

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
明治時代 (1868-1912) 、諸外国との外交のために皇室では洋装を採り 入れ 、洋食に て外国使臣をもてなしました。その舞台は 、延遼館 、鹿鳴館そ して明治宮殿へと移り 変わ ります。宮中晩餐会の食器や ドレス、ボンボニエ ルなど華やかな宮廷文化を 紹介します 。 また、明治皇室は伝統文化の保護を提唱し、「帝室

特別展 ゆかた 浴衣 YUKATA すずしさのデザイン、いまむかし

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
和装離れが進む現代において も、ファンを増やしているのが夏の涼衣 、ゆかたです。 ゆかたは 、江戸時代に入 浴後の くつろぎ着 として着られるようになり、やがて夏の気 軽な外出着 として定着しました。 本展では 、江戸から昭和にいたるゆかたや型紙に加えて 、当時の風俗を描く浮世絵 などを中心に紹介し、素朴であ りながら

住友財団修復助成 30年記念「 文化財よ、永遠に」

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
住友財団の文化財修復助成30年を記念して開催する展覧会。泉屋博古館分館(東京)、泉屋博古館(京都)、九州国立博物館、東京国立博物館の四館で同時開催。 今に伝わる大切な文化財は、その時代の修復や保存技術によって守られ、長い間の劣化や、天災による損傷をくぐり抜けてきました。 本展は、住友財団文化財修復助成によって近年よみが

ものづくりシリーズ「愛でるボタン展 ~ アイリスのボタンづくり ~」

ARTLOGUE 編集部2018/10/25(木) - 02:30 に投稿
太田市美術館・図書館の基本理念は、「創造的太田人」です。この基本理念は、「ものづくり」を通して培われてきた太田市民の創造性を「まちづくり」に生かすことを宣言したもので、本館では一貫してこの理念の下に美術事業、図書事業を展開しております。 そしてこのたび新規にスタートする「ものづくりシリーズ」では、主に太田市内のものづ

フォーラム「芸術と労働」

ARTLOGUE 編集部2018/10/24(水) - 19:01 に投稿

東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では本年度、「文化芸術による共生社会実現のための基盤づくり事業」を京都市より受託、実施しています。本事業では文化芸術を通して社会的な課題の緩和・解決に取り組む事例のリサーチにもとづき、文化芸術と社会課題をつなぐコーディネーターの人材育成や、文化芸術の取組に着手しようとする際の相談先窓口の在り方などの企画、準備を行い、来年度以降の事業開始につなげていきます。

このたび、その一環として「共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」と題した連続講座(全7 回予定)の第6回講座である、フォーラム「芸術と労働」を下記のように実施します。

 

【講座概要】
・フォーラム「芸術と労働」
長時間労働、低賃金、非正規雇用、やりがい搾取、さまざまなハラスメント。アートに関連する労働環境の問題について、語られることが増えてきています。このフォーラムでは、芸術、労働、社会との関係を考察し、これから先の社会において求められる意識、行動を来場者と共に考えます。