連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第二話 「赤ちゃんと美術鑑賞は誰のため?」

Seina Morisako2016/11/05(土) - 07:37 に投稿

アートブロガーのSeina Morisakoです。第一話を読んでくださったみなさん、赤ちゃんと一緒にアートなお出かけって実はそんなに難しくないということが分かって頂けましたか?そうです。美術館にチケットを買って静かに全部見なくてもアートなお出かけは可能なんです。どうでしょう?もうお出かけ頂きましたか?

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「つくることは生きること 震災 《明日の神話》」展 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/11/05(土) - 07:35 に投稿

阪神淡路大震災から 21 年、東日本大震災から 5 年を迎えた今年、熊本地震が起こりました。いつどこで大きな地震が起こってもおかしくない日本。地震や津波によって、多くのものを失いか ねない危うさの中で私たちは生きています。
地震によって引き起こされる多くの悲しみや苦しみの中で、創作や表現活動など、芸術や アートと呼ばれる活動は何ができるのか。
本展では、東日本大震災から 5 年を迎えた今年、東北の被災者やアーティストの作品、そして岡本太郎の代表作《明日の神話》を通してその可能性を問いかけます。
震災直後から被災各地へ赴き、創作活動を通じて被災者支援を行ってきたアーツフォーホープ の活動と、そこで生み出された作品や人々の姿を紹介するとともに、被災後もそれぞれの視点から作品をつくり続けるアーティストたちの作品を展示します。さらに、原爆をモチーフに誇らかに立ち続ける人間の姿を描いた岡本太郎の《明日の神話》を展示し、岡本が作品に込めたメッセ ージを東北に向けたまなざしともに紹介します。

 

「龍野アートプロジェクト2016 国際芸術祭 時空の共振」 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/11/04(金) - 12:14 に投稿

龍野アートプロジェクトは、地域に残された文化遺産の保存活用と文化芸術活動の発信を目的に2011年より毎年開催されています。

瀧野は、古い城下町として栄えてきました。白壁の通りや、旧醤油蔵、龍野城跡など、昔ながらの風情の残る町は三木露風(詩人、童謡作家)、三木清(哲学者)や、近年では野村仁(アーティスト)、芸術監督でもある加須屋明子(京都市立芸術大学教授)、薮田翔一(現代音楽作曲家)など、多くの文化人を輩出しています。

会場はたつの市龍野町旧市街の旧龍野醤油同業組合事務所・同組合醸造工場(国登録有形文化財)を中心に、古民家などに作品が点在しています。また、期間中には薮田翔一作曲 オペラ『大奥』が上演されたり、今年は関連企画として、地元を拠点に制作している作家などの作品を龍野アートプロジェクト+ (プラス)で紹介しています。

静かで情緒豊かな町で、ゆっくりと芸術鑑賞はいかがでしょうか。

 

FLASHBACK ARTLOGUE TOPICS 2016.10

ARTLOGUE 編集部2016/11/02(水) - 09:25 に投稿

「FLASHBACK ARTLOGUE TOPICS 2016.10」 2016年10月 ARTLOGUEに載った記事の一覧です。

 

【アートコラム】

◯ 米国のハロウィン・アートをピックアップ : 鈴木拓也
http://www.artlogue.org/t-suzuki-halloween-2016/

◯ 昭和歌謡を愛する謎の屋台女 菅沼朋香との一問一答 : 松宮 宏
http://www.artlogue.org/matsumiya-walk-01/

◯ 連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第一話 「初めてのお出かけに美術館はいかが?」 : Seina Morisako
http://www.artlogue.org/art-meets-child-01/

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米国のハロウィン・アートをピックアップ

鈴木拓也2016/11/01(火) - 09:57 に投稿

毎年、この時期になると米国各地で、ハロウィン・アートの展示会や即売会が催されます。出される作品の大半は、地元アマチュアの手による素朴で民芸品的なものですが、中には素晴らしいアートと呼ぶにふさわしいもあります。

今回の記事では、そういった米国発のハロウィン・アートを選りすぐって紹介いたします。

 

昭和歌謡を愛する謎の屋台女 菅沼朋香との一問一答

松宮 宏2016/11/01(火) - 08:46 に投稿

アートとは何か? 作者が「これはアートです」と言えばアート。それが定義と言えば定義。デザインは目的があって解決がある。構造も文脈も必要。

アートは自由自在です。
とはいえ皆さん、自由自在はいいですが作品を観て「いったいこれは何か?」と思うこと多くないですか? わからない。意味不明。
じゃあ作った人に訊いてみよう。とはいえ、意味不明な作品を作った人に訊けば意味不明な解説が返ってきて、アタマは余計に混乱するかも。
でも訊いてみなきゃらはじまらない。ということで訊いてみました。
今回は菅沼朋香との一問一答。
六甲ミーツ・アートで「スタンドまぼろし」を開店中です。
語ってみれば深イイ話。

 

松宮(以後M)「久しぶりね。名古屋芸大で会った時からこんな作品作ってたっけ?」

菅沼(以後S)「はい、やってました」

M「名古屋のあとは新宿ゴールデン街でお勤めしてたよね」

S「渚ようこさんのお店です。バイトですけど」

「手のひらの自然-蕪村と若冲」京菓子展 2016 大賞決定!有斐斎弘道館

ARTLOGUE 編集部2016/10/29(土) - 12:13 に投稿

2016年10月29日、公益財団法人 有斐斎弘道館の主催する 「手のひらの自然-蕪村と若冲」京菓子展 2016 の受賞作品が発表されました。

今年のテーマは江戸時代に活躍した絵師、与謝蕪村と伊藤若冲です。蕪村は中国の文人画の技法による山水図を得意とし、若冲は彩色鮮やかな花鳥図や動物を描いた作品が有名です。この相反する絵師をテーマに、現代の職人達が京菓子つくりに挑みました。
審査は蕪村と若冲の特徴をどう捉えるのかといった視覚面だけではなく、「銘」(お菓子の名前)や「食べる」ことも評価対象に行われました。

デザイン部門12作品、実作部門25作品の入選作品が展示されている展覧会は、弘道館と二条城にて11月6日(日)まで開催しています。

 

連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第一話 「初めてのお出かけに美術館はいかが?」

Seina Morisako2016/10/27(木) - 02:02 に投稿

アートブロガーのSeina Morisakoです。
前回、「アートは育児を救う」を沢山の方に読んでいただけたことうれしく思います。ありがとうございました。
共感していただいた方も多く、「どうしたら子どもがアート好きになるか知りたい!」とか、私たち親子が「幼少期にどのようなアート鑑賞をしてきたかをぜひ知りたい!」というリクエストを多数いただきました。

そこで、もうずいぶん前になりますが私たち親子のアートなお出かけを、この連載で少しづつ振り返っていきたいと思います。

 

「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」国立新美術館 フォトレポート & シェアするだけチケットプレゼント!

坂根舞2016/10/26(水) - 20:06 に投稿

「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」国立新美術館
フォトレポート & チケットプレゼント!


イギリスのアカデミア美術館に所蔵されている、15世紀から17世紀にいたるヴェネツィアルネサンス絵画が展示されています。
首を天井に向けなければ全貌が見えない程の大きな絵画など、選りすぐられた約60点の名画が展示されており、ジョヴァンニ・ベッリーニからクリヴェッリ、カルパッチョ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼまで、名だたる巨匠たちの傑作が観れる圧巻の内容です。
本展では、第一章から第五章にわたりヴェネツィア・ルネサンス絵画の展開を一望します。

金の額縁が施された絵画の中には、額縁に天使の顔、悪魔の顔が施されている物もあります。
ぜひ足を運ばれた際には、楽しみにこの点もぜひ見て見て下さいね。

 

キュンチョメ 「暗闇でこんにちは」駒込倉庫 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/10/25(火) - 22:15 に投稿

キュンチョメはナブチとホンマエリの二人の男女アートユニットです。
2011年、東日本大震災の衝撃以降、”生きるために逃げる事”に関わる作品を制作しています。

キュンチョメ 「暗闇でこんにちは」の会場は、元倉庫だったオルタナティブスペース駒込倉庫。会場内を暗闇にして、東日本大震災で避難生活をしているおばあちゃんが、元住んでいた地域につづく道に設けられたバリケードなどの写真をPhotoshopを使い消している様子を記録した映像作品や、見知らぬ外国人と目隠しをして「福笑い」をする部屋など、東日本大震災以降の人と人との関係性を問うような作品を展示していました。

また、本展は二階で毒山凡太朗「戦慄とオーガズム」を同時開催していました。