グランプリは誰の手に! 12月8日(木)「クリエイティブ・ライティング特別講義」大阪市立デザイン教育研究所

ARTLOGUE 編集部2016/11/30(水) - 23:40 に投稿

2016年12月8日(木)、大阪市立デザイン教育研究所にて「クリエイティブ・ライティング特別講義」(一般聴講可)が行われます。

「クリエイティブ・ライティング」(講師:松宮宏 小説家&デザインディレクター)は、デザインやアートなどクリエイティブに関わる職業を目指す学生にとっての「文章作成スキル」向上を目的としています。

2016年度の取り組みテーマは、「アート作品を取材し、感じたその『心』を伝えるエッセイを書く」です。

特別講師の鈴木大輔(ARTLOGUE CEO/編集長)から「アートを見る視点」を、寒竹泉美(小説家)から「自分の心を見つめ、アートから感じたことや自分の想いを言葉で表現する方法」を学びました。

学生たちはこれまでの学びを経て、自ら取材し、撮影した写真に添えるエッセイを書きました。

連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』と育児アプリ 「育児手帳」「母子健康手帳」がタイアップ!

ARTLOGUE 編集部2016/11/30(水) - 11:56 に投稿

ARTLOGUEで連載中の、『子どもと一緒にアートなお出かけ』と、株式会社 博報堂DYメディアパートナーズの運営する育児アプリ「育児手帳」および「母子健康手帳」との連携を開始します。

『子どもと一緒にアートなお出かけ』の著者であるSeina Morisakoは、これまで9年以上に亘り息子と美術館やギャラリーなどを巡り、そこでの体験をブログに記してきました。ARTLOGUEで8月2日に公開したコラム『声を大にして言いたい。「アートは育児を救う」。』が大きな反響を得たことで、ARTLOGUEでの連載開始と今回の「育児手帳」との連携に結びつきました。

連携は、「育児手帳」および「母子健康手帳」アプリ内、1才時の「お役立ち情報欄」にSeina Morisakoのショートコラムを掲載し、そこから「関連情報」としてARTLOGUEでの連載『子どもと一緒にアートなお出かけ』にリンクします。

アートへのニーズは近年非常に大きなものになってきています。特に子どもに関しては、内閣府の調査でも、「こどもの文化芸術体験の重要性」について、93%以上の人が「極めて重要」と回答しており、関心の高さを物語っています。しかし、子どもと美術館に行く際の情報などは殆ど提供されておらず、本件はまさに時代のニーズが生み出したコラボレーションなのです。

「IRON∞MAN +α CARt camp & caravan」 フォトレ&ビデオポート

ARTLOGUE 編集部2016/11/28(月) - 19:42 に投稿

7台の"CARt"が埼玉から大阪を爆走する!!
2013年より活動開始のIRON∞MANとその仲間たちが、埼玉-東京-愛知-大阪とキャンプ(野営)&キャラバン(隊列走行)を経て
大阪市住之江区北加賀屋の名村造船所跡地にやってきました。
クルマをモチーフとした7作品を展示するほか、移動中に撮影したゲリラパフォーマンスなど記録映像を上映。
プレスリリースより

IRON∞MAN +α CARt camp & caravan

会 期:2016年11月23日(水)~25日(金)
会 場:クリエイティブセンター大阪(CCO) 名村造船跡地
出展作家:飯島浩二、市川平、遠藤一郎、岡本光博、橘宣行、YOTTA 海外ゲスト:栗林隆、ウォック・ザ・ロック(Woc the Rock)

連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第三話 「アートはママ・パパにも自由との出会いを」

Seina Morisako2016/11/27(日) - 19:53 に投稿

アートブロガーのSeina Morisakoです。前回は赤ちゃんと一緒にアートなお出かけは赤ちゃん、そして赤ちゃんに関わるすべての人の未来に通じていることを実感した経験をお話させて頂きました。
赤ちゃんとのアートなお出かけは赤ちゃんだけでなく、赤ちゃんの未来の家族にも通じていると私は今も日々感じています。
それってすごいって思いませんか?

でも、赤ちゃん連れで美術館なんて、親の我儘じゃないかしら。と思ってしまうお父さんお母さんがまだ多いことも事実。お出かけしてるパパやママにわざわざ一言う人がいますもんね。そんな人が後ずさりするくらい、私は声を大にして伝えたいです。
いいではないですか!アートなお出かけはすべての人に新しい出会いをもたらすのだから!

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アートは心のサプリメント ~クレマチスの丘でアートダイエット~

羽田沙織2016/11/26(土) - 23:15 に投稿

心が弱っている時、アートは絶好の語り相手です。
仕事がうまくいかない時、失恋した時、人生悩んでいる時、
私は必ず音楽を片手に一人でアートに会いに出かけます。
今回は、静岡県の三島駅から車でおよそ25分。クレマチスの丘で、動植物と静かに語らい、まるで1本の映画を観たかのような写真に触れ、悲哀に満ちたベルナール・ビュフェの世界にどっぷりと浸るアートダイエットをしてきました。

そうです。アートダイエットができるのは、芸術祭だけではありません。
1か所訪れるだけで、アートダイエット(アートに会いに行くことを目的に、1日1万歩を目指して歩くダイエット)ができちゃう美術館はたくさんあります。
クレマチスの丘には、美術館が3館と文学館が1館あり、一度に4館楽しむことができるのです。
ここで半日たっぷり楽しむコースは一体何歩になるでしょうか。アートダイエットスタートです♪

 

「デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」上野の森美術館 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/11/26(土) - 21:26 に投稿

モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソほか、まさにヨーロッパ近代絵画の「顔」ともいうべき巨匠たちの名画が一挙集結する【デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~】が上野の森美術館で開催中。

デトロイト美術館(Detroit Institute of Arts,通称DIA)は、アメリカ合衆国ミシガン州・デトロイトに位置し、古代エジプト美術から現代美術まで65,000点以上の作品を所蔵、年間約60万人が訪れるアメリカを代表する美術館のひとつです。1885年に創立して以来、自動車業界の有力者らの資金援助を通じて、世界屈指のコレクションを誇るまでに成長したデトロイト美術館は、アメリカでゴッホやマティスの作品を初めて購入した公共美術館でもあります。
このデトロイト美術館が存続の危機に陥ったのが、2013年7月のデトロイト市の財政破綻でした。市の深刻な財政難により、収蔵する美術品の売 却の可能性も取り沙汰されました。しかし、国内外からの資金援助により、美術品は売却されることなく存続しました。危機を乗り越え、今なお美術 館のコレクションの中核を成している印象派、ポスト印象派の作家による作品を中心に、本展では、数々の傑作の中から、選りすぐりの52点を紹介します。

「岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2016」 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/11/22(火) - 23:52 に投稿

開発
Development

Developmentとは時を超えた創造の過程である。
Developmentとは成長と進歩を伴う。
Developmentは物語や映画にも用いられる。
Developmentとは限りなく続く未来への可能性である。

岡山芸術交流は、芸術を通じて国境や文化、世代を超えた様々な交流が生まれることをめざす大型国際展覧会です。世界16カ国から31組のアーティストたちが集結する第1回目はアーティスティックディレクターに、イギリス出身でニューヨークを拠点に世界で活躍するアーティスト、リアム・ギリックを迎えました。

彫刻や映像作品、屋内外での大型展示や執筆活動、展覧会の企画を通じて常に、人と社会との関係性を問い直してきたギリック。彼が第1回岡山芸術交流のテーマとして掲げたのは「開発」。

見慣れた日常の風景のなかに突如出現する映像や大型インスタレーション、日本初公開となる作品や、アーティストが事前に岡山を訪れて制作した、ここでこそ生まれた貴重な作品も展示します。

「BODY/PLAY/POLITICS」横浜美術館 フォトレポート & シェアするだけチケットプレゼント!

ARTLOGUE 編集部2016/11/21(月) - 22:44 に投稿

カラダが語りだす、世界の隠された物語

本展で紹介するのは、人間の身体や集団としての行動、超自然的な存在など、歴史を通じて作り上げられた身体が生み出すイメージの数々をモチーフに、それぞれの角度から作品化していく現代の作家たちの作品です。

わたしたちはしばしば、ある身体に対して「健康/不健康」とか、「美しい/醜い」といった感覚を抱いたり、特定の行動の中に「典型的な日本人」といった形容で何かの集団を代表するイメージを思い描くことがあります。あるいはほんの少しその印象が食い違うだけで、とても奇妙な感覚を覚え、全く異なる意味を感じ取ってしまうこともあるでしょう。

肌の色、民族や宗教、性差や生活のスタイルまで、さまざまな違いのある人々が同居する世界では、個々の身体が持つ色や形状、振る舞いなど、本来特定の意味などなかったはずのものにも長い時間の中で価値の差別化が生じ、不幸な歴史へと繋がったことも少なくありません。

「鉄道芸術祭vol.6 ストラクチャーの冒険」 フォト&ビデオレポート

ARTLOGUE 編集部2016/11/12(土) - 22:43 に投稿

京阪電車中之島線 なにわ橋駅の地下1階コンコースにあるアートスペース「アートエリアB1」で本日から「鉄道芸術祭vol.6 ストラクチャーの冒険」が開催。
鉄道芸術祭は"鉄道"のもつ車両や沿線図、先進的な技術など魅力と、その創造性に着目して行われるアートプロジェクトです。
第6回目は「ストラクチャーの冒険」と題し、鉄道がもたらした社会システムなどの様々なストラクチャー(構造、機構など)に着目しています。
本展では、物理的構造をつくる現代美術家の榎忠、システム的構造をつくる音楽クリエイティブチームのインビジブル・デザインズ・ラボ、イメージ的構造をつくる漫画家の五十嵐大介の3組の作品で構成されています。

アートとしての「アンティキテラ島の機械」

鈴木拓也2016/11/12(土) - 12:57 に投稿

1世紀以上前に海底から引き揚げられた「アンティキテラ島の機械」は、古代ギリシアの技術力に対する現代人の認識を根底から覆す遺物でした。この機械に触発され、これまで多くの研究者やアーティストが、復元模型やアート作品を制作してきました。本稿では、そうした作品をいくつか紹介します。

 

アンティキテラ島の機械とは?

アンティキテラ島と聞いて、その場所をぱっと思い浮かべられる日本人は、ほとんどいないかと思います。これは、ギリシャ南部をかたちづくるペロポネソス半島最南端から、南へ100キロメートルほど沖合に位置する小さな島です。この島からさらに南へ100キロメートルほどのところにクレタ島があります。言い換えれば、アンティキテラ島は、ペロポネソス半島南端とクレタ島の中間地点にあることになります。上空から見た島の形状は菱形で、面積は約20平方キロメートル。東京都多摩市とほぼ同じ広さがありますが、人口は数十人ほどで、たまにフェリーが立ち寄る程度の僻遠の孤島です。大半のギリシャ人ですら、この島の場所を知りません。しかし、ある遺物の発見によって、一部の人たちによく知られるようになりました。