日本の色彩の美意識に迫る特別展「日本の色―吉岡幸雄の仕事と蒐集—」が、京都・細見美術館にて開催中!
京都・細見美術館において、2021年1月5日(火)~4月11日(日)まで、特別展「日本の色―吉岡幸雄の仕事と蒐集—」が開催されています。本展覧会は、2019年秋に急逝した染織史家の吉岡幸雄氏を追悼し、その業績を回顧する没後初の展覧会です。
吉岡氏は、1946年、京都市生まれ。早稲田大学を卒業後、図書出版「紫紅社」を設立。1988年42歳のとき、京都で江戸時代末期から続く染色工房「染司よしおか」を継いで五代目当主となり、また染織史の研究者としても活躍しました。
吉岡氏は古来の文献を紐解き、伝世の染織遺品をはじめ、古今東西の美術工芸を学んで、伝統の色彩を求めました。各地に伝わる染料・素材・技術を訪ねて、その保存と復興に努め、社寺の祭祀、古典文学などにみる色彩や装束の再現・復元にも力を尽くしたといいます。著書の中で自らを「日本の伝統色にこだわり、真に美しい色を求めて、時代をさかのぼろうとあえいでいる染屋」と称した吉岡氏。そんな吉岡氏の美への憧憬と本質を見極める眼、そしてあくなき探求心によって成し遂げられた仕事と蒐集の軌跡を紹介する本展は、以下の4章で構成されています。
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現代アートに特化した日本最大級の新アートフェア「Art Collaboration Kyoto」、 新型コロナウイルスの影響により開催延期
2021年2月11日(木・祝)〜14日(日)に、国立京都国際会館にて開催予定だった「Art Collaboration Kyoto」が新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発出を受けて、開催を延期することを発表しました。
今回延期になった「Art Collaboration Kyoto」は、新型コロナウイルスにより海外との交流が難しくなるなかで、今までのギャラリー同士の関係性から互いに協力し合い実現した日本最大級の現代アートに特化したアートフェア。日本国内のギャラリーがホスト、海外が本拠点のギャラリー(欧州から10軒、アジアから7軒、北南米から6軒)がゲストとしてブースを共有するユニークな構成で、さまざまなアーティスト作品を展示します。
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デジタルとリアルの境界が入り交じる。沼田 侑香個展 「Sampling Theorem」開催
2020年4月からスタートした「MONTBLANC× The Chain Museum」はリシュモンジャパン株式会社 モンブランとThe Chain Museumのコラボレーション企画。
これまで、筆記具ブランドで知られるモンブランの、日本における旗艦店であるモンブラン銀座本店を舞台に、若手アーティストの作品展示を開催してきました。その第3弾として、2021年1月14日(木)より、初の個展形式で沼田 侑香 「Sampling Theorem」が始まります。展示販売される本展では、お気に入りの作品のご購入も可能です。
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国際芸術祭「あいち 2022」のテーマが「STILL ALIVE」に決定! 芸術監督の片岡真実が提案する3つのビジョン
「あいちトリエンナーレ」から名称と体制を大きく変えて、2022年に新たに始動する「国際芸術祭『あいち 2022』」。2020年12月22日(火)に開催された記者会見に、芸術監督の片岡真実が登壇し、テーマが「STILL ALIVE」に決定したことと、そのコンセプトが発表されました。
片岡は、「新型コロナウイルス感染症の流行以降、日常生活や社会経済活動を回復して、持続可能でより平等な世界を築いていくことが喫緊の課題。2022年は、このパンデミックからの回復期にあたり、環境、政治、経済、文化といったあらゆる領域から新しい提言が求められる時期となる。不確かな中から未来を生み出すことが、我々に課せられた責務」とし、テーマ決定に際して留意した点を述べました。
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マーク・マンダース、美術館で初の個展開催へ!「マーク・マンダース ーマーク・マンダースの不在」
2021年3月20日(土・祝)より、東京都現代美術館にて、現代のアートシーンに独自の位置を占める作家、マーク・マンダースの、国内の美術館では初となる個展が開催されます。
マンダースは、1986年より「建物としてのセルフ・ポートレート」という独自のコンセプトに沿って、30年以上にわたり一貫した制作を続けています。
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