大林財団《都市のヴィジョン》の第3回助成対象者は、exonemo(エキソニモ)に決定!

遠藤 友香2021/03/03(水) - 18:20 に投稿

公益財団法⼈ ⼤林財団は、助成事業《都市のヴィジョン-Obayashi Foundation Research Program》の第3回助成対象者を、ニューヨークを拠点に活動するアートユニット exonemo(エキソニモ)に決定しました。第1回で採択された会⽥誠⽒、第2回のシアスター・ゲイツ⽒に続き、エキソニモの両⽒は、2021年度を当助成事業の活動期間として、調査・研究に取り組むことになっています。

エキソニモは、怒りと笑いとテキストエディタを駆使し、さまざまなメディアにハッキングの感覚で挑むアートユニット。千房けん輔氏と⾚岩やえ氏によって、1996年よりインターネット上で活動を開始しました。2000年より活動をインスタレーション、ライヴ・パフォーマンス、イべント・プロデュース、コミュニティ・オーガナイズなどへと拡張し、デジタルとアナログ、ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断しながら、テクノロジーとユーザーの関係性を露にし、ユーモアのある切り⼝と新しい視点を携えた実験的なプロジェクトを数多く手掛けています。

SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』をテーマとした展覧会が開催中! アニッシュ・カプーア、ピエール・ユイグ、赤瀬川原平らが参加

遠藤 友香2021/03/01(月) - 12:13 に投稿

1968年に公開された、巨匠スタンリー・キューブリックが手掛けた映画『2001年宇宙の旅』。それを題材とした展覧会「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、4月25日(日)まで、東京・表参道のGYRE GALLERY(ジャイル・ギャラリー)にて開催中です。キュレーションは、スクールデレック芸術社会学研究所所長の飯田高誉氏。

人間とテクノロジーの関係、人類の進化をテーマにしたSF映画の金字塔である『2001年宇宙の旅』では、猿人が謎の黒い石板「モノリス」に触れたことで道具を手にし、「ヒト」へと進化。やがて宇宙へ進出するまでに発展します。人類は「モノリス」の謎を解き明かそうと、初の有人木星探査に出発。そんな旅の途中、宇宙船ディスカバリー号をコントロールしていたAI(人工知能)の「HAL9000」が乗組員に反乱を起こします。続編『2010年宇宙の旅』では、モノリスが電脳空間的であるとともにコンピュータ・ウイルス的であることが証明されます。

 

十和田市現代美術館を設計した建築家・西沢立衛氏 Q&A:3DVR美術館 ARTLOGUE VR

鈴木 大輔2021/02/06(土) - 13:41 に投稿

ただ今ARTLOGUE VRで館内の常設作品を3DVRで公開中の十和田市現代美術館。美術館の室内だけで完結するのではなく、屋内展示室と屋外の空間とが交互に混ざり合いながら拡がる開放的な建築デザインがとても印象的です。

建築設計を手掛けた建築家・西沢立衛(にしざわりゅうえ)氏に3DVR「オンライン鑑賞コンテンツ」をご覧いただき、ご感想をQ&A形式でいただきました。

 

現代最高峰の博物図譜降臨!〈PLETHORA MAGAZINE #10 EXHIBITION 時を超えるアート&サイエンスマガジン展 人智を超えるもの〉開催

ARTLOGUE 編集部2021/02/01(月) - 16:39 に投稿

ANB Tokyoにて、2月11日(木・祝)〜2月21日(日)の期間、デンマーク・コペンハーゲン発、中世から現代までの時を紡ぐアート&サイエンスの雑誌「PLETHORA MAGAZINE(プレソラマガジン)」最新10号と、バックナンバーから選りすぐりの思想やアートワークを紹介するエキシビションが開催されます。

「プレソラマガジン」は、「生命のルーツ、人類学、機械に抱く想像力」に焦点をあてて毎号展開される幅広い内容に加え、50×70cmという雑誌としては規格外の大判サイズ、インド・ヒマラヤの麓から始まった歴史ある印刷所「ナラヤナプレス」の先端プリント技術で構成され、芸術作品さながらのビジュアルでも知られています。