詩とメルヘン絵本館20周年 東君平「白と黒の世界」

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:35 に投稿
香美市立やなせたかし記念館・詩とメルヘン絵本館の開館20周年記念として『詩とメルヘン』誌上で活躍された代表的な作家の一人である東君平(ひがし くんぺい)の作品をご紹介します。 東君平は、やなせたかしが創刊した雑誌『詩とメルヘン』誌上で1974年から1987年まで「くんぺい魔法ばなし」を連載、また毎日新聞での連載や、近年ではNHK「おかあさんといっしょ」のコーナーとして「ひとくちどうわ」がアニメ化されるなど、単純化されたシンプルな図案と、言葉の楽しさが伝わる心地よい文章は、時代を問わず今なお多くの子どもたちに支持されています。 会場には、『詩とメルヘン』掲載原画や絵本・童話の原画作品のほか、君平夫人のいとこ甥にあたる作家・辻仁成氏から本展のために頂いたメッセージも展示します。 やなせたかしや『詩とメルヘン』との所縁をはじめ、46歳の若さで夭逝した天才作家・東君平の画業の全貌に迫ります。

竹久夢二 美人画展 ―わたし美人?―

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:33 に投稿
竹久夢二(1884-1934)といえば、美人画を描いた画家としてその名を知られています。独特の女性像は「夢二式美人」と呼ばれ、明治末~大正時代に一世を風靡しました。当時「夢二式」という言葉は美人の代名詞でもありました。うりざね顔に細長くしなやかな肢体、憂いを帯びた表情……。夢二式美人は果たして現代においても「美人」でしょうか?夢二は美人画になにを描いていたのでしょうか?本展では、鏑木清方・北野恒富といった弥生美術館所蔵の美人画作品や、当時の写真・雑誌記事などの「美人」にまつわる資料もあわせて展示いたします。美人画とは、美人とはなにか。その魅力と謎に迫ります。