ジャポニスム 2018

「書」は楽しい、面白い! 紙と墨の芸術作品を生み出した、井上有一の書の世界がフランスで開催。世界中にお伝えしたい日本文化が満載!!

黒木杏紀2018/07/10(火) - 23:30 に投稿
© UNAC TOKYO, 撮影:伊藤時男

 

これはいったい何でしょうか(下)。

そう、「愛」です。

サイズは横幅で約2m弱。なんと大きな愛! 

こんな愛を持った人がいたらどうだろう? と擬人化して考えてみたり。

芸術の都フランス・パリが日本一色に染まる! 大規模な日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」がまもなく開催。

黒木杏紀2018/07/09(月) - 17:32 に投稿

ジャポニスム2018 のシンボルマーク

「ジャポニスム 2018」のシンボルマークは、日本の文化が堂々と海を渡って外へ出ていく、その旗印となるようにデザインされています。富士山、太陽、波は、古くから日本の文様などによく描かれるモチーフです。これらの要素を、シャープで現代的な造形と、海の深い青・太陽の赤・波の白の鮮やかなコントラストの色彩で表現してみました。いかがでしょうか?

 

ジャポニズム、 ジャポニスム? どっちなの?!

「ジャポニスム」とは、19世紀中ごろからヨーロッパで始まった日本趣味・日本文化の流行を指す言葉。ちなみに英語ではジャポニ「ズ」ム、フランス語ではジャポニ「ス」ムだそう。今回の日本文化を世界へ発信する取り組み「ジャポニスム2018:響きあう魂」のタイトルは「ス」の方ですね。

どうぞお間違いなく!

 

香取慎吾、ルーブル美術館で初個展「NAKAMA des ARTS」展開催。パリ・フランス「ジャポニスム2018 広報大使」就任も決定!。

ARTLOGUE 編集部2018/05/28(月) - 06:51 に投稿
<日本財団パラリンピックサポートセンターオフィスの壁画>※「NAKAMA des ARTS」展での展示は未定

香取慎吾、初の個展「NAKAMA des ARTS」が、日仏友好160 年にあたる本年7月から、パリを中心にフランスで開催する日本文化・芸術の祭典、「ジャポニスム2018:響きあう魂」の公式企画として、ルーブル美術館・シャルル5世ホールにて行われることが決定しました。

「アートを題材にしてNAKAMAとつながりたい」というコンセプトのもとに制作された絵画、オブジェだけでなく、ファッションや「“弱さ”が“強さ”」というコンセプトのもとフランス初上陸となる「ZUKIN【頭巾】」を何個もつなぎ合わせたドーム型の形をとる「新しい建築」とのコラボレーション作品も発表される予定。

アートにゴールはないと思い続け、描き続けているぼくですが、目指すゴールと言ってもおかしくないルーブル美術館でスタートできることにぼくのアート脳が爆発しています。たくさんの人に僕を感じてもらいたいです。
香取慎吾

ルーブル美術館 ピラミッド内 特別展示 名和晃平作品 “Throne”

ARTLOGUE 編集部2018/07/03(火) - 22:14 に投稿
ルーブル美術館ピラミッド内 特別展示 名和晃平 彫刻作品“Throne”  Throne © Kohei NAWA | SANDWICH Inc.

 

ルーブル美術館のピラミッドに浮遊する玉座。

彫刻家 名和晃平による大作。

 

今年7月よりパリで開催される「ジャポニスム2018:響きあう魂」の一環として、彫刻家名和晃平による、日本の伝統文化と先端テクノロジーを融合させた大型モニュメント作品をルーブル美術館にて特別展示します。加速度的に進化を遂げるコンピュータや人工知能などの存在が、やがて政治や経済に影響を与える“権力 ”や“権威 ”に置き換わるのではないかという予感を、「浮遊する空位の玉座」として表現した本作品は、約 6 ヶ月の間、ルーブル美術館のピラミッド中央において展示されます。

 

「井上有一 1916-1985 -書の開放-」展

ARTLOGUE 編集部2018/07/06(金) - 16:08 に投稿
© UNAC TOKYO, 撮影:伊藤時男

 

戦後日本の伝統美術の前衛グループの中で、最も創造的な活動を展 開した一人である書家の井上有一(1916~1985 年)。本展は、戦後 まもなく世界的に高い評価を得た数少ない書家である井上の代表作を中 心に、紙と墨による簡素な材料、技法によって生まれる豊かで多様なモノク ロームの世界を紹介し、日本の伝統文化を世界の芸術においてどのように 位置づけていくのかを巡って腐心した井上有一芸術の核心に迫ります。

 

「Enfance/こども時代」展

ARTLOGUE 編集部2018/07/09(月) - 02:43 に投稿
 横山裕一「ドレスアップ」より(「ニュー土木」収録、©イースト・プレス、2003)

 

最先端の現代アートを常に発信しているパレ・ド・トーキョーにおいて開催する、日本とフランス、ならびにさまざまな国のアーティストによる、「こども時代」をテーマにした日仏共同企画の現代アート展です。

3000 ㎡の展示スペースを使って繰り広げられる、20 人近くの現代アートの作家やフランス工芸職人による大型作品の数々は、ラビリンスのように 展開し、こども時代の空想、神話、そして成長の問題などを問いかけます。また会場正面玄関脇の屋外スペースには、Amabouz Taturo(旧名 西 野達)による新作の大型インスタレーション「A Doll’s House」が展示されます。

 

「池田亮司|continuum」展

ARTLOGUE 編集部2018/07/06(金) - 16:20 に投稿
©Ryoji Ikeda Studio

 

池田亮司の「音」、「光」、「データ」による最新のインスタレーション

 

パリと京都を拠点に活動する作曲家・アーティスト、池田亮司(1966-)の個展を開催します。池田は90年代よりダムタイプでの活動を始め、同時に独自の革新的なコンピューターコード、科学、テクノロジーを駆使したパフォーマンスやオーディオビジュアル・インスタレーションを制作してきました。世界各地の美術館、フェスティバルなどでも活躍する池田は、日本の電子音楽を代表する人物であり、音響、イメージ、空間、知覚現象、数学的概念等を用いた、体感型の作品を数多く発表しています。

本展覧会では、ポンピドゥ・センターのために新作のインスタレーション2点が展示されます。一つの作品は真っ暗な空間、もう一つの作品は明るい展示空間で、2つは対照的で、補完しあうようなインスタレーションとなります。前者は、池田が「メタ・コンポジション」と呼ぶ、視覚、音響のデータ、数学的概念を用いた眩暈を起こすようなインスタレーション、後者は、巨大なスピーカーを使ったオーディオビジュアル・インスタレーションです。鑑賞者は、このパフォーマンス的な作品を聞き、またその中を自由に歩き回ることができます。

「深みへー日本の美意識を求めてー」展

ARTLOGUE 編集部2018/07/06(金) - 18:01 に投稿
㊧国宝 <火焔型土器> 十日町市博物館所蔵 前 3,500~2,500 年 ㊨ANREALAGE, collaboration with NAWA Kohei | SANDWICH, ANREALAGE 2017-2018 autumn & winter collection “ROLL” 

 

伝統と現代、混沌と形式、永遠と一瞬、2つで1つとなること‐

「日本の美意識」がひらく共存、共創への可能性。

 

「teamLab: Au-delà des limites(境界のない世界)」展

ARTLOGUE 編集部2018/07/03(火) - 22:09 に投稿
Exhibition View, teamLab : Au-delà des limites , 2018, Grande Halle de La Villette, Paris © teamLab

 

世界中で話題の展覧会を創り出し、国内外で大きな注目を集めているウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」が手掛ける大規模な展覧会。開幕から 6月 10 日までの約 4 週間で、46,000 人を超える入場者数を記録!

 

アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティの境界を越えて、集団的創造をコンセプトに活動し、米メディアCNNの「最も感動した視覚的瞬間」にも選ばれるなど、世界的に高い評価を得ているウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」による大規模な展覧会です。デジタルで描かれた滝が高さ11メートルの壁から床へと流れ、来場者の足元で割れながら空間に広がっていく作品から、自分で描いた動物が世界を創っていく教育的な作品まで、大空間を生かしたさまざまな作品が展開されます。