明治150年展 世界が認めた日本の美 ~万博・古邨・花鳥画を中心に~
明治時代、西洋国家と対等な立場を築くため、日本は近代的価値観のもと国のあらゆる制度・文化・歴史を再考しました。今回の秋期展では、国内の近代化と伝統木版文化との接点を概観した春期展とは表裏一体をなす、欧米で高い評価を受け近代日本の美を表現した作品や絵師に関わる伝統木版作品をご紹介します。ジャポニスムのきっかけとなった『北
浅間国際フォトフェスティバルは、
1980年代は、「インスタレーション」や「メディア・アート」など、今日の美術表現に繋がる重要な動向が生まれた時代です。「美術」ではなく「アート」という言葉がよく使われるようになり、美術館やギャラリー以外にも「オルタナティブ・スペース」が登場し始めたのもこの時代でした。日本の戦後美術は、「具体」や「もの派」といった1970年代の動向までは、近年国内のみならず欧米でも急速に研究が進んでいますが、80年代はまだこれからです。
本展は、金沢21世紀美術館、高松市美術館と当館の3館による共同企画展です。70年代の試みを引き継ぎながら、現在のアートシーンの源流となった1980年代の日本の美術を探ります。