春の優品展 和と漢へのまなざし
館蔵品の中から『和漢朗詠集』と、その撰者・藤原公任(966-1041)に関連する古筆、あわせて日本・中国を題材とした絵画を選び展覧します。平安時代(11世紀初)に成立した『和漢朗詠集』には、王朝貴族らに愛好された漢詩文と和歌が選び集められています。こうした漢詩文と和歌の世界への憧れは、校正にも大きな影響を与え、豊かな美の数々を生み出してきました。和と漢へのまなざしを映した名品約40点を紹介します。
※会期中一部展示替あり。
国宝「源氏物語絵巻 鈴虫一・鈴虫二・夕霧・御法」を4/27(土)~5/6(月)まで特別展示。