特別展 京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ

ARTLOGUE 編集部2019/03/06(水) - 02:37 に投稿
千本釈迦堂の名で親しまれる京都の大報恩寺は、鎌倉時代の承久2年(1220)に義空上人が開創した古刹です。人々の協力を得ながら、次第に寺観が整えられ、その後は天皇のお墨付きを得た御願寺として認定され、高い格式を誇りました。 本尊は、快慶の-番弟子、行快が制作した釈迦如来坐像で、行快の代表作のーつです。釈迦如来坐像に侍り立つのは、あまたの釈迦の弟子から選りすぐられた10人の憎侶の像。この十大弟子立像は、快慶の最晩年の作として知られています。またこのほかに、運慶晩年の弟子・肥後定慶による六観音菩薩像が6体そろって残されているのも、希少なことといえます。 本展覧会では、これら大報恩寺に伝わる「慶派仏師」の名作を紹介いたします。運慶同世代の快慶、そして運慶次世代の名匠たちによる鎌倉彫刻の競演をお楽しみください。 【お問い合わせ】 ハローダイヤル:050-5542-8600(8:00~22:00/年中無休)

2019 年春夏秋冬フレンチアート「FRANCE」

ARTLOGUE 編集部2019/03/06(水) - 02:36 に投稿
当館の展示作品中、最も作品数が多い国がフランスの268作品で、そのうちルーヴル美術館が118点、オルセー美術館が95点で続くなど、日本にいながらにしてフランスを旅した気分で美術鑑賞が楽しめます。アート、グルメ、歴史、ファッションなど、原寸大の絵画を通じてフランスが世界に誇る美の世界を体感できる、陶板名画美術館ならではの企画です。2019年は大塚国際美術館でフレンチアートを遊びつくそう!

大岩オスカール 光をめざす旅

ARTLOGUE 編集部2019/03/06(水) - 02:34 に投稿
大岩オスカールは、光あふれる鮮やかな色彩とダイナミックな空間構成によって、ときに批評やユーモアを交えながら現代社会を生き生きと描き出してきました。1965年にブラジルのサンパウロで日本人の両親のもとに生まれ、東京、ニューヨークと移動しながら制作を続ける大岩の作品には、一人の生活者としての視点と、どこか客観的な俯瞰の視点が共存しています。 自ら暮らす都市や社会、環境問題をテーマに、写真や印刷物、インターネット上のイメージを自在に組み合わせることで、現実と虚構、人工物と自然、光と影の間で揺らめく独特の世界観を生み出しているのです。本展覧会では、近作を中心とした60点余りの作品と、金沢21世紀美術館の27メートルの壁面に制作されるドローイングを通して、大岩のヴィジョンに迫ります。 また、ゲストアーティストとして作曲家のチャド・キャノンを招き、画家の作品からインスピレーションを得て生み出された壮大な交響曲と絵画の融合を試みます。大岩が世界を旅しながら絵画の中に追い求めてきた「光」は、今を生きることの複雑さの先にある希望を思い起こさせてくれるでしょう。

大哺乳類展2 ― みんなの生き残り作戦

ARTLOGUE 編集部2019/03/06(水) - 02:31 に投稿
大好評を博した特別展「大哺乳類展 陸のなかまたち/海のなかまたち」から9年、哺乳類たちが上野に帰ってきます。同展覧会では、陸と海の哺乳類のロコモーション能力を、標本や最新の研究に基づいた映像で説明するほか、彼らがこれほどまでにロコモーション能力を特化させた理由となる「食べる」、「産む・育てる」という生き残り戦略も紹介します。さらに会場には、国立科学博物館が誇る陸と海の哺乳類の実物標本150点以上が一堂に会する圧巻の“哺乳類大行進”も登場します。

与謝野晶子の満蒙旅行

ARTLOGUE 編集部2019/03/05(火) - 02:35 に投稿
2018年は、晶子と夫の寛が旧満州と内蒙古(中国)へ旅行にでかけて90年となります。本展では、与謝野夫妻が南満州鉄道株式会社社員の古澤幸吉に宛てた書簡をはじめ、与謝野夫妻自筆の歌掛軸や短冊などの初公開資料をお借りして展示いたします。 講演会 「与謝野寛・晶子の満蒙旅行」 日時:3月21日(木・祝)午後1時30分~午後3時 会場:さかい利晶の杜 講座室 講師:田口道昭氏(立命館大学教授、与謝野晶子倶楽部運営委員) 参加費:300円(展示観覧含む) 申込:要事前予約。さかい利晶の杜ホームページよりお申込みください。

2019年春季展 ある日の都路華香

ARTLOGUE 編集部2019/03/05(火) - 02:34 に投稿
都路華香は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。円山派、四条派の流れを汲む幸野楳嶺の門人で、菊池芳文、谷口香嶠、竹内栖鳳とともに「楳嶺四天王」として知られます。 松花堂庭園内の泉坊書院(京都府登録文化財)には、華香の筆になる山水図襖絵(19面)があります。泉坊書院は、明治時代に現在の場所に移築されたもので、襖絵の制作時期もその頃と考えられます。華香の若かりし頃の代表的作品といえるものです。 この度の展覧会では、襖絵の一部を美術館にて初公開します。あわせて、華香作品の魅力をご紹介するべく、作品やスケッチなど約40点を展示いたします。 ※会期中、展示替えをおこないます 前期:3月21日(木・祝)~4月14日(日) 後期:4月16日(火)~5月12日(日)