こどもの日にアートの可能性について考えてみませんか。:アートをおしきせ 20180505

ARTLOGUE 編集部2018/05/05(土) - 16:51 に投稿

 

今日、5月5日はこどもの日です。祝日法によれば「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨のようです。しかし、母だけでなく父にも感謝した方がいいとは思うのですが・・・。

さて、こどもの頃は皆さんもお絵かきをしていたと思いますが、何故かいつの間にか絵を描かなくなってしまいますよね。学校教育で、絵は上手い方がいいと教えるから純粋な楽しみだったお絵かきが、評価の対象になり楽しくなくなってしまうからでしょうか。

一説には日頃から文化芸術に接している人と、そうでない人では生涯年収にも差がついてしまうという話もあります。また、山口周さんの著書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)』にも、ノーベル賞受賞者は一般人の2.8倍も芸術的趣味を保有していると書かれています。

映画が描く『草の上の昼食』:アートをおしきせ 20180504

ARTLOGUE 編集部2018/05/04(金) - 21:31 に投稿

今日はみどりの日。

みどり…といえば思い出すのが、ジャン・ルノワール監督の『草の上の昼食』(1959)です。


原題は『Le Déjeuner sur l'herbe』。
エドゥアール・マネ(Édouard Manet, 1832~1883)の有名な絵画『草上の昼食』と同名です。

『草の上の昼食』の主人公は、人工授精で優秀な子孫を育もうという優生学的思想の下、欧州連合大統領選(初代大統領!)に臨もうとするエティエンヌ・アレクシ博士。
理論に基づいたビジョンの実現を目指し、大統領選に有利な政略結婚すら予定しているのですが、期せずして村娘ネネットと恋に落ちてしまいます。

理性的であろうとしながら、豊かな自然の中、本能に抗えず「生」を謳歌してしまう博士の姿はなんともコミカル。科学信奉をチクリと風刺するコメディです。

アートとこころ ~5.こころの音をアートで聴く!音楽が表現する感情を見てみよう~

佐藤セイ2018/05/04(金) - 16:31 に投稿
音楽と深く結びついたアーティストといえばワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky、Vassily Kandinsky, 1866~1944)。フォルム、色彩、線描等を通して音をカンヴァス上に再現しようとしました。
ワシリー・カンディンスキー《コンポジションX》(1939年、カンヴァスに油彩、130cm×195cm、デュッセルドルフ、ノルトライン=ヴァストファーレン美術館 [Public domain], via Wikimedia Commons)



音楽は好きですか?

「音楽はよく聞く!」「自分でも演奏する!」というように音楽が大好きな人もいれば、「普段音楽は聴かない」「あんまり興味ない…」と、様々な人がいると思います。

かくいう私は音楽が大好きです。J-POPから洋楽まで何でも聞いて、オーケストラやジャズも好きです。歌も好きなのでよくカラオケに行って歌ったりもします。

アートのクリエイティビティと類似性:アートをおしきせ 20180503

ARTLOGUE 編集部2018/05/03(木) - 23:51 に投稿

今日の【PICK OUT ARTS!!】でも取り上げていますが、中国で「ドラえもん」に酷似した「ロボット猫」というキャラクターの商標権が中国の裁判所によって無効と判断されました。しかし、この「ロボット猫」、似ているというよりも、そのまんま「ドラえもん」であり、むしろ違いを見つける方が困難です。これを堂々と商標登録しようとする方の考えをじっくり聞いてみたいものです。

TBS NEWS 「中国のニセ「ドラえもん」、商標登録認めず 」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3359626.html

 

アーティストの創造性

パクリ問題はクリエイティブの世界では常に問題になります。特にアーティストは自分の生み出した表現をコマーシャルやエンターテイメントなどのマス向けのビジネス側に剽窃されることが多々あります。

OPEN STUDIO × 4

ARTLOGUE 編集部2018/05/03(木) - 23:26 に投稿

OPEN STUDIO × 4 開催! 

5月12日(土)~13日(日)

 

<概   要>

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OPEN STUDIO × 4

【期間】2018年5月12日(土)~13日(日) 11:00 〜 18:00
【主催】Alt Space POST https://alternative.space-post.org
【連絡】yashiki@ares.eonet.ne.jp / 090-9713-8920
【協力】東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)http://haps-kyoto.com/openstudio4/
【参加スタジオ】ASK -Atelier Share Kyoto+Alt Space POST /ウズマキ スタジオ / 上軒下七 スタジオ / Ink

Column/ 惑生探査記:シャッター音の周辺

嵯峨実果子2018/05/03(木) - 23:05 に投稿

荒木経惟のモデルをしていたKaoRiさんが、これまでの仕事に関して黙していたことをブログに投稿し、様々な反響を呼んだ。

彼女は16年間ミューズとして度々写真に登場していたけれど、これまで彼女が主な被写体となったものの出版に関しては事前の相談もなく、名前やイメージが勝手に使用され、一人歩きする状態だったという。さらに虚実入り交じったアラーキーの言動はふたりの関係への憶測や誤解を生み、私生活に支障を来たしていた。環境の改善を訴えてもまともに対応されず、名の通ったアーティストのふるまいに都合良く扱われるままだった経緯が冷静な目をもって綴られている。

一方的で不均衡な関係性のまま「KaoRi」からイメージのみが搾取され、モデルは言われるがまま芸術に奉仕する姿勢でなんでもやって当然の麻痺状態にあった。そこに彼女をミューズと認める目があったとしても、創作に関わるパートナーとしてのまっとうな意味でのリスペクトはなく、思うがままに扱われる主従関係が長きに渡り成り立ってしまっていた。KaoRiさんは若さや無知もあったと振り返っているけれど、内容を読む限りアラーキーを擁護する余地はなかった。

アートとこころ ~4.こころにアートで触れてみる!「触れる」ことと癒しの関連性とは?~

佐藤セイ2018/05/03(木) - 09:38 に投稿

身近なようで、案外気づかない自分のこころ。
知らない内にストレスを溜めていたりしませんか。

そんな時、こころのガスを抜いてくれたり、気づかぬ自分を発見させてくれる。アートにはそんな効能があります。

アートを介してこころを癒やす芸術療法をご紹介する「アートとこころ」第4回目では、「触れる」ことでこころを見つめる芸術療法、「箱庭療法」を取り上げます。

punto “OPEN STUDIO”

ARTLOGUE 編集部2018/05/03(木) - 06:49 に投稿

「punto」は京都駅の南東に位置する、美術作家の共同アトリエです。元々かばん製品の工場だった場所をリノベーションし、2014年春より使用してきました。
5年目を迎えた現在まで、絵画、立体、インスタレーションなど、ジャンルの異なる7人の作家がここを制作活動の拠点としています。

スタジオ名の「punto」という言葉はラテン語の”点”という意味からきており、メンバー個々の活動を”点”と例え、それぞれが影響しあうことで点から線、面、という風に形を変えていく、そのような豊かさの意味を込めて名付けました。
また、共同スタジオとしての活動形態を紹介するものとして、年に一度「オープンスタジオ」を開催しています。作品を鑑賞する機会はあっても、美術作家がどのように作品をつくっているのか、その過程までを知る事はそう多くありません。オープンスタジオでは、普段見せることのない各作家の制作場所を一般公開するとともに、作家とその場で交渉の上、作品を購入することもできます。是非この機会にご覧ください。

 


開催概要

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