GEN-SCH-AN  玄趣庵

ARTLOGUE 編集部2018/04/20(金) - 04:26 に投稿

GEN-SCH-AN / 玄趣庵

~古典と現代をつなぐ

 

レントゲンヴェルケの元祖、レントゲン藝術研究所の実質のオーナーであった玄趣庵宗雪こと池内克哉の様々なコレクションは、その本筋である侘び茶の世界に止まらない、ユニークな広がりを持っている。

芸術作品は本質的にある種の機能を帯びている。彼の自由度の高い視点は、作品の「機能」の読み替える。この読み替えによって、作品は新たな意味や価値を持つのだ。

新たな意味を与えられたコレクションに対し、現代美術のギャラリーであるレントゲンヴェルケオーナー池内務は何を組み合わせるのか?さらにどのような価値の組み替えが行われるだろうか。池内親子による趣味性の高い、楽しい展示を企む。

Apple、村上虹郎、コーネリアス…。アートなミュージックビデオでお目々パッチリ

nanchatic2018/04/19(木) - 19:52 に投稿

 

MTVの登場以来、ミュージシャンと音楽レーベルにとって重要なプロモーションの手段となったミュージックビデオ。各方面のすぐれたアーティストたちが結集して制作されるトータルアートといえます。クリエイティブなMVをチェックすれば、眠いお目々もパッチリ。

こだわりアートのミュージックビデオ

https://www.youtube.com/watch?v=305ryPvU6A8

今年2018年3月に公開された、Appleの家庭用スマートスピーカー「HomePod」のプロモーションビデオは、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze,  1969~)がディレクションを担当。映画『マルコヴィッチの穴』や、数々の斬新なMVを手がけてきた映像の魔術師は、手作業の舞台美術のアナログ的アプローチで、CGをしのぐファンタスティックな映像世界を構築しています。伸びる家具や動く壁のフューチャリスティックな映像は、大道具さんのDIYによるもの。

特別展「池大雅 天衣無縫の旅の画家」

ARTLOGUE 編集部2018/04/19(木) - 13:37 に投稿
国宝 十便十宜図のうち 池大雅筆 公益財団法人川端康成記念會(場面替えあり)

 

円山応挙や伊藤若冲など、個性派画家がしのぎを削った江戸時代中期の京都画壇。その活況のなかで、与謝蕪村とともに「南画の大成者」と並び称される
のが池大雅(1723~76)です。当時、日本でまだ充分には浸透していなかった中国絵画の新様式をもとに、それまでにない独自の画風を確立して一世を風靡しました。

その作品は、寡欲で恬淡、きわめて謙虚だったと伝えられる人柄を象徴するかのような、清新で衒いのない明るさに満ちています。天性の才ともいえる柔軟で芯の通った線描、みずみずしい色彩感覚、おおらかで雄大な空間表現…。江戸時代を彩る数多の画家のなかでも最も魅力的であり、かつ最も重要な画家の一人でありながら、大雅の回顧展は国内では長らく開催されておらず、近年ではむしろ海外において大規模な展覧会が行われ、大きな注目を集めました。

KAWS

ARTLOGUE 編集部2018/04/19(木) - 13:11 に投稿
Untitled, 2017 Acrylic on canvas 183 x 305 cm / 72 x 120 in. Photo: Farzad_Owrang / Courtesy Perrotin

 

かわいさの中に込められた「希望」。タイのスラム発のブランド「FEEMUE(フィームー)」

nanchatic2018/04/18(水) - 14:30 に投稿

タイ最大のスラム地域クロントイ・スラムから発信するライフスタイルブランド、「FEEMUE(フィームー)」。スラムのネガティブなイメージをデザインの力で変えるプロジェクトです。他にないエスニックでポップなデザインは要注目です。

2017年度グッドデザイン賞を受賞した「FEEMUE」


「FEEMUE」は、タイのNGO「シーカー・アジア財団」が運営し、日本での販売は、「シャンティ国際ボランティア会」のフェアトレード事業である「CRAFT AID」が担当しています。

ARTS WALL あなたのデスクトップにアートのインスピレーションを。

ARTLOGUE 編集部2018/04/16(月) - 21:05 に投稿

 

 

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ARTS WALLは、常にアートからの知的な刺激を受けたい方や、最新のアートに接したい方に、ARTLOGUEのコラムや、美術館やギャラリーで今まさに開催中の展覧会から厳選したアート作品を毎日、壁紙として届けます。 壁紙は、アプリ経由で自動で更新。

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芸術とは、自然が人間に映ったものである。大事なことは鏡をみがくことだ。
―― ロダン (グセル「ロダンのことば」より)

 

カメラを持って桜旅行!桜を追いかけて写真を愉しんでみませんか?

小島三幸2018/04/16(月) - 13:19 に投稿

「えっ今桜!?」そんな声が聞こえてきそうです。確かに今年2018年の桜の開花は早いですね。でも東北・北海道地方はこれからがシーズンです。まだまだ桜を楽しむことができます。桜を追いかけて、写真を撮りましょう!そこで桜を撮るポイントや桜を題材にした写真をご紹介します。

ザッカーバーグ氏も松本大氏も I’m sorry? 絵画の中の「I’m sorry Suit」

ARTLOGUE 編集部2018/04/15(日) - 21:19 に投稿

先日facebookユーザー8,700万人分のデーター不正利用の問題で、米上院公聴会で証言するとともに謝罪した同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏(Mark Zuckerberg)。その模様は様々なメディアで取り上げられました。

アートとこころ ~3.こころの欠片をアートでつなぐ!コラージュ療法から得られるもの~

佐藤セイ2018/04/12(木) - 17:09 に投稿

自分のこころを言葉で表現するのは難しいものです。
そのために芸術療法では絵などを用いることもありますが「絵も下手だからあまり描きたくないな…」という方もいますよね。

そんな人でもこころを表現できる方法の一つがコラージュ(collage)療法です。今回はそんなコラージュ療法についてお話します。

 

コラージュ療法とは?

コラージュとは「膠(にかわ)による貼り付け」という意味のフランス語です。文字通り、新聞紙や雑誌といった印刷物、果てはガラスや釘といった様々な物体を糊付けしていくこのコラージュは、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso, 18811973)やジョルジュ・ブラック(Georges Braque, 18821963)がリードした芸術運動の一つ「キュビズム」で芸術表現の一つとして取り入れられ、その後様々な作家の芸術作品に用いられるようになりました。