絵葉書アートで日常にエッセンス。想いを込めて大切な人に届けたい

nanchatic2018/03/29(木) - 12:54 に投稿

小さな絵葉書一枚で、日常の風景を変えたり、自分の想いを相手に届けることができます。コーヒー1杯に満たない値段で小さなアートを買って、季節やその日の気分で取り替える。インテリアにアクセントを加える絵葉書アートのある暮らしはいかがでしょう。

 

絵葉書を通して「日常にアート」を

「日常にアート」をテーマに、東京の西荻を拠点として、全国のインディペンデントなアーティストを応援する活動を行っているのが、「ヨロコビto(ヨロコビト)」。アート作品を絵葉書にして販売し、ギャラリーでの企画展を通してアーティストの創作活動を支援しています。


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「アートフェア東京2018」を訪ねて─美のカオスの中に浮上した〈工芸化〉の流れ

石川翠2018/03/23(金) - 22:15 に投稿

「アートフェア東京2018」?国際的なアートフェア……なんて聞くと、ちょっとコワくなっちゃいません?自分なんか入場していいのな。おカドちがいじゃないかなぁ、なんて……。そんな気おくれも感じてしまう方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、そのアタリはお祭りの縁日みたいなもんだと思えば、全然だいじょうぶ!ほら、岡本太郎さんも言ってたじゃない。芸術はまつり!(…爆発??)だとかなんだとか……。さあ、一緒に会場を訪ねてみましょう。
先日、都内千代田区の東京国際フォーラムで、「アートフェア東京2018」が開催されました。会期は3月8日から11日までの4日間。日本最大級のこの美術見本市は、今年で13回目になります。
今回参加した画廊は全部で164、後援についた大使館は93ヶ国。前回の入場者は5万8千人ほどでしたが、年々観客数が増えていて、いまや「アートフェア東京」が文字通り、文化都市・東京のひとつの顔に成長しつつあるのはまちがいありません。

アートに昇華したエンブロイダリー(刺繍)

ジュージー・ エレガンザ2018/03/23(金) - 21:50 に投稿

初めまして。ロンドン在住のジュージーと申します。ロンドン大学にて美術史と考古学を学び、ロンドンに居ついてからかれこれ二十数年になりました。皆様の知的好奇心を満たしてくれるような題材を探していくつもりでおりますので、どうぞお付き合いくださいませ。

 

アートの都ロンドン

ロンドンは東のニューヨークと並び、西のアートの都です。大英博物館やナショナルギャラリー(国立美術館)に代表される美術館・博物館が200以上ある上に、公営や民営のギャラリー・画廊・オークションハウスも多数あります。私がイギリスへの留学を決めたのも、骨董商を営んでいた父に、15歳の時にロンドンのオークションへ連れてこられたことがきっかけでした。連日どこかでポップアップ(期間限定)の展示会や、アート・フェアーなども行われています。まさに毎日アートに触れることができる都市、それがロンドンです。

IAFT17/18(Interdisciplinary Art Festival Tokyo17/18)

ARTLOGUE 編集部2018/03/23(金) - 18:13 に投稿

■タイトル

Interdisciplinary Art Festival Tokyo17/18 IAFT17/18

(インターディシプリナリー・アート・フェスティバル・トウキョウ17/18)


■テーマ

Transparent Nets (トランスペアレントネット)


■イントロダクション

Interdisciplinary Art Festival Tokyo(インターディシプリナリー・アート・フェスティバル・トウキョウ)が、韓国、台湾、マレーシアのアーティストを招聘し、日本のアーティストと共に、自然あふれる東京・武蔵野エリアで2018年3月16日から25日までの10日間、多様な現代アート作品を紹介します。半廃墟や公的空間を使ったサイトスペシフィックな作品など様々な視点を通じて私たちの社会における見えない枠組みを感じさせる、見応え充分な展覧会です。

今日はどこいく?子どもとのびのびアート鑑賞 ~子どもだましならぬ、子どもに寄り添うオペラが「感性」を刺激する!~

fujisakiwith2018/03/23(金) - 17:11 に投稿

ライターのfujisakiwithです。現在、2歳9か月の娘がいます。日々伸びやかに変化するその成長をみて、彼女の中の「感性」も柔軟に育ってほしいと思うようになりました。最近では、意識して、さまざまなアートな環境に出かけています。今回はなんと、0歳の赤ちゃんでもオペラの感動を体感できる催しに行ってまいりました!


成長に合わせた「アートな刺激」。感性の広がりを見守りたい

1歳を過ぎた頃から好奇心が芽生え、自分を取り巻く「外の世界」を意識するようになってきた娘。これから大人になるにつれて、生まれ持った個性とは別に「環境」から感性を紡いでいくのだと感じました。その頃からアートの力を借りて、娘の感性を刺激してはどうだろう?と思うようになりました。

そして現在。耳の発達が著しい時期のようです。日常の「生活音」に加え、川のせせらぎなど「自然音」を感じに出かけたり、「コンサート」を中心にお出かけ場所を選んで音楽からも感性にアプローチするようにしています。

今回お出かけした「クラシック・ミーツ・キッズ どうぶつ達のカーニバル」は、実は1歳のときにも行ったことのあるコンサート。コンサートのライブ感が与えてくれる「去年とは違う感動」はもちろん、娘の「成長に伴う新しい反応」にも目が離せない時間でした。

アートとこころ ~2.こころをアートで映し出す!見えない絵を見るこころの動きとは?~

佐藤セイ2018/03/23(金) - 10:07 に投稿

あなたは空の雲を見て、「アイスクリームみたい」「なんだか顔みたいに見える」など感じた経験はありませんか。
そのようなイメージを膨らませている時、人はこころを働かせています。
今回はそんな「投影」というこころの働きと、「投影」を使ってこころの目でアートを生み出す「スクイグル法 (squiggle)」という芸術療法についてお話していきます。

 

投影ってどんなもの?

まず下の図1を見てください。何に見えますか?

アート×猫 ~江戸時代の國芳の浮世絵作品に見るアートと猫の心いやされる関係~

園城寺 希2018/03/22(木) - 20:13 に投稿

巷では「猫ブーム」。テレビのコマーシャルや雑誌でも猫をモチーフにしたものが多くなっています。最近は「散歩の必要がなく飼うのが楽」ということで人気が急上昇しているようです。アートと猫との関係で言うと、昔から猫は絵画のモデル・主役や脇役として作品に描かれてきました。

猫って…

猫の好きな人なら猫の歩き方やしぐさなど、いくら見ていても飽きないのではないでしょうか。

初めて猫を飼った時、人のように言葉が通じる訳でもなく意思疎通に戸惑いましたが、日々一緒に暮らしていると、世間でよくいわれる「猫は薄情・冷たい」に当てはまらない、表情や表現力の豊かさに気付かされます。むしろ情に厚く、不思議と人間の心を察知し、シンプルに無邪気に人間と接してくれます。特に最近のように人間関係が複雑な世の中では、そのシンプルさがかえってありがたい気がします。

今日はその中でも猫好きの画家として有名な江戸時代の代表絵師である、歌川國芳(うたがわくによし)(1797~1861)の作品から心いやされる関係を考えてみましょう。

食は “五感” で楽しむ時代へ 〜 アジアのベストレストラン50のTOPに輝く、Gaggan(inバンコク)の世界~

岡田 奈穂子2018/03/19(月) - 10:12 に投稿

こんにちは!
「おいしい旅」をデザインする、株式会社 Table a Cloth トラベルデザイナーの岡田奈穂子と申します。

旅の楽しみに欠かせない食。世界の食シーンは日々変化しています。
中でも近年注目されてきているのが、スペイン・バスク地方より拡がってきた、五感すべてを使って味わう料理のスタイル。
味覚のみならず、視覚、嗅覚、聴覚、触覚… そのすべてを取り入れ提供されるコース料理は、さながら一連のショーを鑑賞しているような感覚に。

今回は、Asia’s 50 Best RestaurantsでNo.1に輝き続けるバンコクのインド料理レストラン「Gaggan(ガガン)」から、その最新の食事体験をお伝えします。
世界の食シーンを変えたスペインの名店中の名店、エルブジ出身のシェフが繰り出すインディアンフュージョン料理の世界。

創造力で作られた、アーティスティックな食体験へご案内いたします。
私自身が世界を旅して見つけた「アートと食のおいしい関係」をご紹介できたらと思います。

 

アートとこころ ~1.こころをアートで表現する!絵を描くことを通じて見えてくるものとは~

佐藤セイ2018/03/17(土) - 23:30 に投稿

私は臨床心理士の資格を取得するために多くの心理療法について学び、体験してきました。
その中でも特に自分の気持ちを表現できると感じたのが芸術療法と呼ばれる分野です。これはシンプルに言えば「こころをアートで表現する」というものです。

今回は「描く」という側面からこころとアートの密な関係をお話したいと思います。

そもそも芸術療法とは?

日本芸術療法学会によると芸術療法とは「絵画、詩歌、音楽、ダンス、心理劇等々の芸術活動を介して心身の治療を行う」方法として定義されています。 
人は必ずしも自分のこころの状態を言葉で表現することはできません。言葉に出来ないけれど、もやもやと悩んでいることって誰しもありますよね。
また、幼い子どもも自分のこころを適切に言葉にする力がないことがあります。

そのこころを芸術という非言語的なアプローチで表現することで、治療者をはじめとした他者に伝えることができて「受け止めてもらえた」と実感すること、また自分でも「こんな気持ちを抱えていたのか」と振り返ることができることで、こころの治療につながると考えられているのです。