[企画展]日本美術院創立120年記念 日本画の挑戦者たち-大観・春草・古径・御舟-

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
近代以降の日本画壇において、常に先導的な役割を担ってきた日本美術院。今年、創立から120年を迎えることを記念して、山種美術館では、日本美術院の画家たちのなかでも特にめざましい活躍をみせた横山大観、菱田春草、小林古径、速水御舟を中心に、同院の活動の軌跡をたどる展覧会を開催します。 明治時代に入り、西洋の絵画が広く普及す

都民の日イベント「なろうよ!消防士 Old meets New」

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
①午前10時00分~ 午前11時00分(先着20組) 出場から消火までをバーチャル防災学習装置を使って、現代の消防士を体験していただき、達成度に応じた階級認定証を無料でさしあげます。 ②午後2時00分~ 午後3時00分 実際に明治時代初期に使われていた消火器具、龍吐水を使って放水し、昔の消防士を体験していただきます。

「琳派」今様 椎橋和子の世界

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
NYのギャラリーの紹介で椎橋和子展をパリで実施したのが出会いだった。西欧で15年結果を出し続ける日本画作家、椎橋和子にとって、この東京アートミュージアムでの展覧会は、非常に感慨深いものがあると思う。その作品を見た人々は異口同音に美しい、華麗、繊細、ダイナミック,,,と言う。或る人は作品の前に立ちつくす。言葉をかけに近づ

生誕100年記念講演会「いわさきちひろと岡田三郎助」

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
いわさきちひろ生誕100年を記念して、講師に佐賀県立美術館学芸員 野中耕介氏をお迎えしてちひろが10代のころに師事した岡田三郎助の美術教育にかける熱意や、彼の「女子洋画研究所」がちひろに与えた影響などをお話しいただきます。 【日時】2018年8月25日(土)14:00~15:30 会場:ちひろ美術館・東京 対象:一般

ちひろ忌

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
2018年8月8日は、いわさきちひろがこの世を去って、44回目の命日。 生誕100年を迎える今年、ちひろを偲ぶささやかな催しを、ちひろ美術館(東京・安曇野)両館で行い、ちひろが生涯願い続けた世界中の子どもたちの平和と幸せを、ご来館のみなさまと分かちあう一日にしたいと思います。 ちひろ美術館(東京・安曇野)両館でのとり

人類史上初の原爆投下の日に、平和について考えてみませんか。「ヒロシマ・アピールズ展」

ARTLOGUE 編集部2018/08/06(月) - 17:24 に投稿
「ヒロシマ・アピールズ展」は、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)とヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団が「原爆の記憶を絶やすことなく、平和を希求する想いを広く伝える」ためにポスターを制作、頒布した「ヒロシマ・アピールズ」の作品を一望する展覧会です。 「ヒロシマ・アピールズ」は毎年一人のグラフィックデザイナーが中立な立場から「ヒロシマの心」を国内外にアピールするポスターをデザインしています。 1983年、第1回目は当時JAGDA会長でもあった亀倉雄策氏(1915年~1997年)による《燃え落ちる蝶》でした。

没後20年 特別展 星野道夫の旅

ARTLOGUE 編集部2018/08/06(月) - 11:31 に投稿

1978年にアラスカに移り住み、20年近くにわたり極北紀行を重ねた星野道夫(1952-1996)。大自然が見せる多様な姿をカメラで追い続けると同時に、言葉により思索を深めた星野が残した仕事は、今日まで多くの人々を魅了し、変遷する自然と文明の関係を問いかけ、現代に生きるとは何かを改めて考えさせます。

本展では、ありのままの自然の姿が写し取られた「マスターピース」から、過酷な環境下で脈々と続く「生命のつながり」、極北に暮らす人々の精神性が見出された「神話の世界」まで、星野の写真と言葉による物語の世界が展示空間に立ち現れます。加えて、現地の取材で使用されたカメラやカヤック、貴重な記録映像や自筆原稿などの資料を展示し、星野が伝えたかった極北の世界へとみなさまを誘います。

目に見えるものに価値を置く社会と、見えないものに価値を置くことができる社会の違いをぼくは思った。そしてたまらなく後者の思想に魅かれるのだった。夜の闇の中で、姿の見えぬ生命の気配が、より根源的であるように。
『森と氷河と鯨』(世界文化社)より

Waldmärchen(森の伝説)フロリアン クラール

ARTLOGUE 編集部2018/08/04(土) - 16:21 に投稿

このたび「入善町 下山芸術の森 発電所美術館」(以下、発電所美術館)では、音楽や映画、科学、建築に基づいた作品を制作するドイツ出身の現代美術作家フロリアン クラールの個展を開催いたします。

複雑な構造の形態をダイレクトに表した彫刻や映像作品を得意とし、アジアを中心に国内外の公共空間に数多くの作品を設置する人気作家の彼が、発電所の面影と歴史を感じさせる発電所美術館で新作を発表します。

今回フロリアンは、例えば、12世紀、19世紀、現代という時間的な隔たり、日本とヨーロッパといった空間的な隔たり、虚構と現実、さらには作家個人の経験を、音楽や映像によって一つにまとめ上げます。断片的に配置された物体と編集された映像は、その時代や場所といった固有の要素や特徴を持つ一方、普遍的な意味や共通項を含み、観る者は無意識のうちに物語を紡ぎ出すことでしょう。

現地制作された巨大な構造物と至る所に設置された断片的な作品が、音響や照明などの舞台装置や映像、音楽によって融合する壮大なインスタレーション作品は、その作品の中に観客が入り込み体感できる場でもあります。目だけでなく五感で感じることができる作品をぜひご覧ください。