正木美術館開館50周年記念名品展 一片開花 滴凍翁の一粒の種
正木美術館は創設者正木孝之が昭和43年(1968)11月に開館し、今秋で50 周年を迎えます。孝之は中国絵画「果蓏秋虫図」(伝銭選筆、当館所蔵)との出会いをきっかけに東洋古美術の世界に魅せられ、日本の中世水墨画や墨蹟、茶道具などの蒐集に情熱を注ぎ、生涯をかけて正木コレクションをつくりあげました。
本展では開館50 周
中之島香雪美術館の開館記念展「珠玉の村山コレクション~愛し、守り、伝えた~」は、朝日新聞社の創業者・村山龍平(1850~1933)が収集した美術品の中から、約300点を選りすぐり、1年間5期にわたって紹介しています。館所蔵品は重要文化財19点、重要美術品23点を数え、時代や作家を代表する名品も多くあります。これらの所蔵品に、村山家から寄託された美術品を加えた「村山コレクション」は、これまでまとまった形で紹介されたことはなく、今回が初めて全容を公開する機会となります。
第Ⅲ期展「茶の道にみちびかれ」では、村山が茶会で用いた茶道具約80点を紹介します。