秋季特別展「民藝のバスケタリー―籠・笊・蓑―」

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
バスケタリーとは、文字通り籠や籠を作る技法を意味すると共に、広義には木の皮、蔓、竹、草などの植物素材を、組んだり編んだりして作る編組品を指します。種類は、籠、笊、箕などの運搬や保存に使われる容器から、蓑、背中当てといった身に纏うものまで実に多彩です。こうした編組品は、素材と技法の組み合わせで、様々な用途に活用されてきま

大西暢夫写真展 つくり手たちのこだわり 職人、アール・ブリュットの作者、独学の仏像づくり――写真家、大西暢夫が捉えた10人の肖像

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
大西暢夫は独自の取材で様々な地域に赴き、何十年もの時間をかけて体得した唯一無二の技術をモノづくりに捧げる職人や、自身のための制作を行うアール・ブリュットの作者、独学の仏像作りといった様々なつくり手たちに真摯に向き合い、その姿を写真に収めてきました。レンズ越しに多くのつくり手たちを見つめていく中で、分野は違っても、共通す

四季を彩る ~大観、玉堂、日本画の巨匠たちとめぐる季節

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
山や川、海など自然に恵まれた日本の風景は、四季折々、絶えず装いを変えます。私たちは、春の花見や秋の紅葉狩りなど、変化する季節を楽しみ・愛でる習慣を古くから身に付けてきました。そうした感覚は、日本画の世界にも色濃く反映され、巡りゆく季節を表した風光明媚な花鳥図や山水画が生まれていったと言えるでしょう。 本展では、横山大

七つの大罪原画展 ~原作漫画からアニメーションまで~

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
2012年より連載を開始した鈴木央先生による痛快無比なヒロイックファンタジー作品「七つの大罪」。原作漫画の原画・原稿から、TVシリーズ全24話+TVスペシャル 「七つの大罪 聖戦の予兆」の資料まで、200点以上が一堂に集結! 大人気最新スピンオフ作品「七つの大罪 セブンデイズ~盗賊と聖少女~」なども展示。 メリオダス役

岩田榮吉の世界 フェルメールへの憧憬

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
横浜本牧絵画館では、これまで様々な角度から「岩田榮吉の世界」をご紹介してまいりましたが、このたびは岩田がもっとも尊敬し、影響を受けたフェルメールとの関わりを基軸とした展示を行います。 今日のように、広くフェルメールが知られていなかった1950年代末から、その足跡を追い、そして学んだ日本人画家の一人が岩田榮吉です。その

MOLA(モラ)~パナマの先住民クナ族の衣装と意匠~ エリザベス・ハンスコレクション

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
南北アメリ力大陸をつなぐ地峡部に位置するパナマ共和国では、クナ族という先住民が独自の生活様式を守りながら暮らしています。 「モラ」は、元々はクナ語で、クナ族の女性が身につけている民族衣装のブラウスのことを意味します。かぶって着るブラウスの前面と背面の2枚の身ごろには、多重アップリケの手法で、様々な意匠がカラフルに刺繍

心をつなぐあたたかな色 柿本幸造の絵本の世界

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
絵本の画家・柿本幸造(1915-1998)が描いた愛らしい動物や子どもたち。100万部を超えるベストセラーとなった『どうぞのいす』(ひさかたチャイルド)や、小学校の国語の教科書に1971年から掲載が続く「くじらぐも」(光村図書出版)の絵に馴染みのある人も多いでしょう。ですが戦中戦後にかけて、広告関係のイラストを手がけて