山田元子展「トントン つくる からだ ドキドキ」

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 11:35 に投稿
調布市在住の山田元子さんは、「身体(からだ)のしくみのおもしろさ」をテーマに、金属や木材、大理石など様々な素材で立体作品を手掛けています。 銅板を熱し、叩いて曲げる工程を繰り返す鍛金(たんきん)技法は、体力や気力などの途方もないエネルギーが必要です。作家は学生時代、様々なテーマに取り組み、完成像を思い描きながらも、エ

所蔵企画展 追悼 島田章三 -はなかたち ひとかたち-

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 02:30 に投稿
「はなかたち ひとかたち」とは、島田章三が1983年に制作した油彩画の題名です。室内の女性、キュビスム的視点で構成された卓上静物と形象化された花。それらがシックな色調でまとめられた画面には、まさに島田の世界が凝縮されています。このタイトルのように、日常の人や物のかたちを捉え、カンヴァスに表現し続けた60年でした。 本展

アラヴィンダン特集 ~開館30周年記念・所蔵作品名品集~

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 02:30 に投稿
アラビア海と山脈に囲まれ、緑豊かな大自然が広がる南インド・ケーララ州で、神話的な物語構成と社会批判的な視点から、民衆の素朴な心を描きあげ、インドの映像詩人と称される、ゴーヴィンダン・アラヴィンダン(1935-1991)。会館30周年記念企画として所蔵作品より、彼の代表作を上映します。 【上映作品】 「魔法使いのおじい

「Kawaii展」バービー・リカちゃん・ブライス・ジェニー・momoko

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 02:30 に投稿
ファッションドールのオールスターが横浜人形の家に集結します。 世代を超えて愛され継がれてきた「バービー(Barbie™)・リカちゃん・ブライス・ジェニー・momoko」5大ドールを中心に、ファッションドールの多様性そして奥深い魅力を歴史を辿りながら紹介します。様々な「Kawaii」が詰まった展示会場では、懐かしいドール

ウォルト・ディズニー・アーカイブス展 ミッキーマウスから続く、未来への物語

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 02:30 に投稿
ディズニーのエピソードが集まる、はじめての展覧会。一般非公開の所蔵品が約420点! 米国「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」。そこはディズニーの才能豊かな人々のイマジネーションによって生み出された数々の作品に関する貴重な資料と、その作品に込められた情熱やエピソードが集まる、夢と創造の宝庫です。 本展は、まるでアーカ

クリムト展 ウィーンと日本 1900

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 02:30 に投稿
グスタフ・クリムト(1862~1918)は、19世紀末から20世紀初頭のウィーンで活躍した画家です。代表作《接吻》はオーストリアの芸術を代表する国宝的作品として位置付けられ、今や国外への出品は許されない作品となっています。写実的でアカデミックな画風から出発したクリムトは、やがて金箔を多用する「黄金の時代」を経て、装飾的で抽象的な色面と人物を組み合わせた独特の画風を確立、ウィーン・モダニズムの旗手として活躍しました。このたびクリムトの没後100年を記念して開催する本展は、クリムト作品をまとめて見ることのできる貴重な機会となります。また2019年はオーストリアと日本の外交150周年を迎える記念の年です。19世紀末のウィーンで紹介された日本の工芸品や絵画を通して、クリムトが受けたジャポニスムの影響にも迫ります。

独往の人 會津八一

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 02:30 に投稿
八一が出版した歌集『南京新唱』の自序に、「獨往にして獨唱し、昂々として顧返することなし」とあります。「独往」とは、「他人にたよらず自分の力で歩み進める」の意味で、伝統的な歌壇、書壇の外側で独自の世界を切り関いた、八一の生き方を示す言葉といえるでしょう。 1881(明治14)年に新潟市の料亭 會津屋の次男として生まれた

野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」

ARTLOGUE 編集部2018/08/08(水) - 16:32 に投稿
「Clumsy heart」 技法:ミクストメディア 2018年


ポーラミュージアムアネックス(東京・中央区銀座)では、表情豊かな鍔姿の人物を制作し、国内外でも人気の若手作家 野口哲哉氏の展覧会「~中世より愛をこめて From Medieval with Love 」を2018年7月13日(金)から9月2日(日)まで開催します。

一般的に鎧兜と言うと、美麗で猛々しい試士のイメージにつながりますが、野口氏が作る人物像はまるで日常のーコマのようであり、頬杖をついたり、棒立ちのまま空を見上げたりする姿には、楽しそうにも悲しそうにも、見る人の気持ちを投影する余白が広がっています。そんな不思議な佇まいと、纏う鎧兜の精巧さが織りなす作品は、どこか他人事には思えないペーソス(哀愁)と、思わず微笑んでしまうユーモアが同居しています。

「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」という気持ちが込められた野口氏の作吊には、想いにふけったり、喜んだり、傷ついたりと、日々を懸命に生きる私達と同じ感情が息づいています。

本展では、ポーラ・オルビスグループの商品にちなんだ新作を含む約50点を展示予定です。

 

木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-

ARTLOGUE 編集部2018/08/08(水) - 11:47 に投稿
感謝 ©NORITAKE KINASHI 2013


2018年7月13日(金)から9月2日(日)までの期間、大阪文化館・天保山にて「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」を開催中。

とんねるずとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動している木梨さんは、2014年~2016年に「木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心」で国内8つの会場を巡回。約43万人を動員しました。

本展は、2018年6月21日(木)から開催の初ロンドン展での新作を含み、大阪を皮切りに、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年まで、国内14会場を巡回します。

木梨憲武profile

1962年東京生まれ。とんねるずとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動している。1994年に「木梨憲太郎」名義で名古屋で初個展「太陽ニコニカ展」を開催した。

嗅覚で感じる戦争 ー 「あの場所」にあった匂いを再現する《戦争の果汁~広島と長崎》

ARTLOGUE 編集部2018/08/08(水) - 11:32 に投稿
時に、嗅覚は私たちに強く働きかけ、感情や記憶を揺り動かします。そんな嗅覚とアートの融合を試みる嗅覚のアーティスト・上田麻希さんと、上田さんが2015年ベルギーで開催された「戦争の匂い」展に出品した《戦争の果汁~広島と長崎(The Juice of War - Hiroshima & Nagasaki -) 》をご紹介します。