知られざる!?大和文華館コレクション

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:48 に投稿
大和文華館の主要なコレクションは、初代館長を務めた美術史家・矢代幸雄(1890-1975)によって収集されました。収集に際して矢代は、美術史を意識した観賞性の高さと、時代や地域、ジャンルに偏りがないことを重視しました。コレクションの特色はその分類にも反映されています。例えば、土器や土偶、埴輪といった日本考古の遺品は、土偶や埴輪といった立体物が彫刻に、土器は日本陶磁に分類されます。収蔵作品は少ないですが、日本美術史における縄文時代の重要性が認識され、その位置づけを試みる時代背景を読み取ることが出来ます。コレクションの中の重要文化財は31件を数えますが、埴輪が2件含まれます。 一方、類似する図様や表現が少ない、一点ものの作品が多い点も特徴です。中国・元時代に描かれた「六道図」は、登録名称が示すように収蔵当時は仏教絵画として理解されました。ところが、近年の研究により、当時のマニ教徒が描かせた世界的にも数少ない作品であることが判明し、その後のマニ教絵画研究の進展に大きな影響を与えました。 展覧会では、普段あまり展示されないながらも、近年の研究によってその重要性が再認識された考古遺品や絵画、彫刻に着目し、知られざるコレクションの一端をご紹介します。

企画展にみる10年の成果 美術館を紡いだ作家たち

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:48 に投稿
BBプラザ美術館は、2019年7月7日に開館10周年を迎えます。 当館は開館当初より、“館蔵品と関わる作家”や“人間性の回復”をテーマに企画を行うという方針のもと、日本画、洋画、彫刻といったジャンルを問わず、その創作姿勢に精神性を湛えた作家の展覧会をひとつずつ積み重ねてまいりました。 本展覧会では、これまでに開催した企画展の作家による作品を、開催年順に二期(前期:2009-2013 後期:2014-2018)に分けて展示し、美術館の10年の歩みを振り返ってみたいと思います。個性豊かな作家たちにより紡ぎだされた展覧会の軌跡を通観するとともに、今後の美術館活動の新たなる展開へ踏み出す契機となればと願っています。 【出品作家名(予定)】 前期:網谷義郎・石井一男・上前智祐・菅井汲・須田剋太・髙山辰雄・辰野登恵子・西村功・吉見敏治 後期:植松奎二・JUN TAMBA・須飼秀和・高橋信夫・辰野登恵子・中辻悦子・長谷川三郎・堀尾貞治・元永定正(50音順)

印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:48 に投稿
本展では、19 世紀半ばのバルビゾン派にはじまり、印象派を経て、キュビスムから抽象絵画へと至るモダン・アートの展開を軸に、エコール・ド・パリの多様性にも着目しつつ、大きく揺れ動く近代美術の歴史を72点の作品によってご紹介します。 コレクションの中核をなすのは、モネ、ルノワール、ピサロ、シスレーといった印象派の作品ですが、その充実した内容は、この運動が果たした歴史的な重要性をあらためて私たちに教えてくれます。本展では、「印象派からその先へ」と題し、印象派の挑戦とその後の美術の歴史の多様な展開を、吉野石膏コレクションの名品の数々でご覧いただきます。

新収品お披露目展

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:47 に投稿
大阪歴史博物館では開館以来、郷土大阪を中心とする地域の歴史と文化について広く市民に紹介し、理解を深めることを事業運営の基本方針としています。この基本方針に沿った資料の収集は博物館活動の根幹でもあり、当館では毎年、市民の皆様からご寄贈いただいたさまざまな資料を保管し、研究や展示等に活用を図っています。 今回の展示では、近年新たに館蔵品となった数多くのご寄贈品から未公開のものを中心に、約15件をご紹介いたします。

戦跡(せんせき)ウォーク

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:47 に投稿
大阪城公園・周辺の戦跡を巡り、戦争と平和について考えてみませんか。 公園を散歩するような肩ひじ張らない平和学習です。親子やカップルでのご参加も◎ 何度参加してもOK。もちろん一度きりのご参加も大歓迎です。 【日 時】2019年4月14日(日) / 5月12日(日) / 6月9日(日) / 7月14日(日) 各回:午前10:00~12:00 【コース】中回り…館内2階見学⇒玉造口⇒豊国神社前⇒旧第四師団司令部⇒大阪城天守閣など ※ウォークは中回り⇒東回り⇒西回りの順で各月変わります。 ※小雨決行 ■別売で戦跡マップ(50円)も販売しております。

平和紙芝居

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:47 に投稿
ピースおおさかでは、ボランティアの皆さんのご協力により、子どもたちにも親しみやすい紙芝居を定期的に開催しています。平和の大切さなどをわかりやすく伝えます。 ①毎月第1木曜日(4月4日)10:00~10:20  「お母ちゃん迎えにきて」  自分の体験した学童疎開の紙芝居だよ! ②毎月第2木曜日(4月11日)10:00~10:20  「平和と心の紙芝居(空襲や原爆など)」  平和の心を伝える紙芝居だよ! ③毎月第3金曜日(4月19日)10:00~10:20  疎開と空襲「わたしの戦争体験」  自分が体験した戦争のお話。手品もあるよ! ④毎月第4金曜日(4月26日)10:00~10:20  学童疎開ものがたり「戦争に勝つために」  女の子の学童疎開の紙芝居だよ! ※演者の都合により変更することあり

古代アンデス文明展

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:43 に投稿
南米大陸、現在のペルーとボリビアを中心とした地域で、16世紀まで展開した、多種多様な文化を総称して、古代アンデス文明と呼びます。巨大な地上絵を残したナスカ文化や、壮観なマチュピチュを築き上げたインカ帝国が、とりわけ著名です。 本展では、ナスカ、モチェ、ティワナク、インカなど代表的な9つの文化から、約200点の貴重な資料を展示し、古代アンデス文明の全体像を明らかにします。人や動物を象ったユニ一クな土器、まばゆい黄金製品、色鮮やかな織物、そして独特な死生観を物語るミイラなどを通じ、各文化の精華と悠久の歴史をご堪能ください。

触れる美術展2019

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 02:42 に投稿
信濃美術館では、より多くの方々に美術作品を鑑賞していただく事業として「触れる美術(彫刻)展」を、2015年度から毎年度開催してきました。 今年度は、公益財団法人八十二文化財団と協働して、「触れる美術展」を開催します。 手や耳を通して世界に触れると、見るだけで分かっていたつもりになっていたのとは違った世界が広がるかもしれません。視覚だけでなく触覚や聴覚などの多様な感覚を使って、「触れる」体験をお楽しみください。 会場:ギャラリー82(長野市岡田178-13八十二別館)