野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」
「Clumsy heart」 技法:ミクストメディア 2018年
ポーラミュージアムアネックス(東京・中央区銀座)では、表情豊かな鍔姿の人物を制作し、国内外でも人気の若手作家 野口哲哉氏の展覧会「~中世より愛をこめて From Medieval with Love 」を2018年7月13日(金)から9月2日(日)まで開催します。
一般的に鎧兜と言うと、美麗で猛々しい試士のイメージにつながりますが、野口氏が作る人物像はまるで日常のーコマのようであり、頬杖をついたり、棒立ちのまま空を見上げたりする姿には、楽しそうにも悲しそうにも、見る人の気持ちを投影する余白が広がっています。そんな不思議な佇まいと、纏う鎧兜の精巧さが織りなす作品は、どこか他人事には思えないペーソス(哀愁)と、思わず微笑んでしまうユーモアが同居しています。
「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」という気持ちが込められた野口氏の作吊には、想いにふけったり、喜んだり、傷ついたりと、日々を懸命に生きる私達と同じ感情が息づいています。
本展では、ポーラ・オルビスグループの商品にちなんだ新作を含む約50点を展示予定です。
木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-
感謝 ©NORITAKE KINASHI 2013
2018年7月13日(金)から9月2日(日)までの期間、大阪文化館・天保山にて「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」を開催中。
とんねるずとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動している木梨さんは、2014年~2016年に「木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心」で国内8つの会場を巡回。約43万人を動員しました。
本展は、2018年6月21日(木)から開催の初ロンドン展での新作を含み、大阪を皮切りに、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年まで、国内14会場を巡回します。
木梨憲武profile
1962年東京生まれ。とんねるずとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動している。1994年に「木梨憲太郎」名義で名古屋で初個展「太陽ニコニカ展」を開催した。
嗅覚で感じる戦争 ー 「あの場所」にあった匂いを再現する《戦争の果汁~広島と長崎》
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