板谷波山・神林コレクション初公開 ふるさとへの贈り物

ARTLOGUE 編集部2018/08/28(火) - 02:30 に投稿
板谷波山の故郷である筑西市に、昨年、波山に関する素晴らしいコレクションが寄贈されました。 波山は、20世紀陶芸界の頂点に立つと評される巨匠で、昭和28年には工芸家として初の文化勲章を受章、昭和29年には日本画の横山大観とともに茨城県名誉県民の第一号となっています。 その波山作品を、茨城県土浦市の故・神林正雄 節子ご夫

インタビュー:町田久美 by NIIZAWA Prize

ARTLOGUE 編集部2018/08/27(月) - 18:00 に投稿

町田久美(まちだ くみ)さんは1970年群馬県高崎市生まれ。多摩美術大学にて日本画を専攻しましたが、日本画の技法を使いつつも、いわゆる日本画の枠にとどまらず、現代美術作家としてデビュー当時から海外で展覧会を行うなど国内外でも活躍しています。町田さんの作品はどこか哀愁や懐かしさ、また夢の世界のような不思議な感覚があります。

本稿は、NIIZAWA Prize by ARTLOGUEの「NIIZAWA KIZASHI 2017」受賞を機会に、町田さんへインタビューをしました。

 

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SeinaMorisako+…2018/08/26(日) - 20:30 に投稿

夏ですね。
子連れアート観賞歴12年のライターSeina Morisakoです。

それにしても巷ではイベントが多い。多すぎと声を出して叫びたいくらい多い。
先日クアラルンプールから日本に一時帰国しましたが、帰国日初日、子どもと一緒に外にいると、
あまりの情報量の多さに耳元でずっと大声で叫ばれているように感じました。

え、それって子育てのデフォじゃんって??

そうですね。まさにそうです。

久しぶりの日本。離れていたからこそ実感するのが、日本の情報量のすごさ。
いろんな物事に情報が飛び交っているだけじゃやなく、あらゆる所作に

「これが正しい」、
「こうしなきゃいけない」

といつの間にか縛りをかけられているようで、そうした大量の情報の圧力を、改めて大変だなと感じました。

百(もも)の手すさび 近代の茶杓と数寄者往来

ARTLOGUE 編集部2018/08/25(土) - 02:30 に投稿
茶杓とは、茶道具の一種で、茶器に入っている抹茶をすくい茶碗に入れるためのものです。一見とてもシンプルな一片の匙にも関わらず、茶杓は人なりと称せられ、古来より大切に扱われてきました。明治維新以後、近代日本の政財界を牽引した名だたる実業家たちは、その美意識と財力によって美術品を蒐集し、茶の湯の場において数寄者として親交を深めました。その交流の一つに自ら作った茶杓を贈りました。本展は、池田瓢阿氏(竹芸家)監修のもと、近代茶杓の礎となった近世(安土桃山時代から江戸時代)の茶杓を通した交友も回顧しつつ、三井財閥を支えた益田鈍翁を中心とする東西の近代数寄者約30名が作った茶杓を展覧します。

韓半島納経と東アジアの小金銅仏展

ARTLOGUE 編集部2018/08/25(土) - 02:30 に投稿
西暦522年(別説では358年)百済より 初めて日本に仏教が伝来し、同時に仏像も伝えられました。その仏像とは、日本書紀によれば金銅製の釈迦如来像でありました。黄金色に輝く荘厳な金銅仏が、日本人の眼に驚きと畏敬の念をもって迎えられたことは想像に難くありません。これ以降、二、三の曲折はあったにせよ、仏教は燎原の火のごとく日

所蔵作品展「MOMATコレクション」

ARTLOGUE 編集部2018/08/25(土) - 02:30 に投稿
時宜に適ったテーマや切り口で、年に数回ガラッと作品を入れ替える「MOMATコレクション」は、多様な作品をとおして明治以降の日本美術の流れをたどることができる唯一の展示として、知る人ぞ知る充実の展覧会です。 今回の会期では、西洋に留学した若い頃の作品と帰国後に確立した自己様式を並べて紹介する「ビフォー/アフター」や、太

明治維新150年記念特別展 明治日本が見た世界~巨大壁画でたどる日本開国史~

ARTLOGUE 編集部2018/08/25(土) - 02:30 に投稿
本年は明治維新から150年にあたることから、当館では壁画に描かれている岩倉使節団、日本初の女子留学生、各国の大使、お雇い外国人といった明治日本と世界をつないだ先駆者たちと、壁画を描いた画家たちが見た明治日本と世界にスポットをあてた特別展を開催する。当館の変わることのない常設展示80点と合わせ、他の機関より借用した初公開

アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代

ARTLOGUE 編集部2018/08/25(土) - 02:30 に投稿
本展はかつてないスケールで、アジア各地の現代アートの黎明期である1960年代から1990年代に焦点をあてる展覧会です。10を超える国と地域から、激動の時代に生まれた挑戦的かつ実験的な約140点の作品を一堂に集め、その共通点と違いを発見していきます。

エロや政治的表現で度々抗議を受けている会田誠。美術業界は自由? | 表現の不自由時代 03

ARTLOGUE 編集部2018/08/24(金) - 12:17 に投稿
《Jumble of 100 Flowers(制作中)》2012~ 撮影:木奥恵三 (c) AIDA Makoto Courtesy Mizuma Art Gallery

 

連載「表現の不自由時代」では、アーティストの活動や軌跡、「表現の自由」が侵された事例などをインタビュー形式でお伝えします。

本連載を通じて、「表現の自由」について考え、議論するきっかけが生まれ、より健全かつ自由な表現活動が出来る社会になることを期待しています。

掲載予定アーティスト
会田誠、岡本光博、鷹野隆大、Chim↑Pom 卯城竜太、藤井光、ろくでなし子、他

 

表現の不自由時代 バックナンバ

第一回 ルイ・ヴィトンや日清食品からの圧力のみならず、殺害予告、通報にも屈せず表現をつづけるアーティスト 岡本光博