挑む浮世絵 国芳から芳年へ

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:35 に投稿
歌川国芳は旺盛な好奇心と柔軟な発想、豊かな表現力を武器に幕末浮世絵を活性化させた浮世絵師です。本展では国芳の武者絵を中心としながら、月岡芳年ら弟子たちの作品にもスポットをあて、150点の作品と資料によって、彼らが新しい画題と表現に挑み続けた姿を紹介しようとするものです。 なお出品作品は名古屋市博物館の所蔵する国文学者尾崎久弥氏と医学者高木繁氏によるコレクションを中心に構成します。いずれも自分の「好き」をつらぬいて収集された魅力的なコレクションです。彼らの眼を通して、国芳を領袖とする「芳ファミリー」の活躍をご覧いただければ幸いです。

生誕100年 堀 文子 追悼展 ― 旅人の記憶 ―

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:35 に投稿
野山の草木や自邸に咲く四季折々の花々の姿を描きとめ、「花の画家」とも呼ばれる堀文子氏。抽象的な表現や遊び心のあるモチーフ、顕微鏡を通して見えるミクロの世界など、自然への畏敬や生命の不思議に対する感動を持ち続け、独自の感性と表現によって多彩な作品を世に送り出してこられました。 本展では、“群れない、慣れない、頼らない”を信条に100年の人生を歩んだ孤高の女流画家・堀文子氏の創作の軌跡を、初期作品から最後の作品となった「紅梅」まで100余点で紹介いたします。 【会場】 京都高島屋7階グランドホール(京都市下京区) 【入場時間】 10:00~19:30(20:00閉場) ※最終日(4月22日)は16:30(17:00閉場) 【巡回先】 日本橋高島屋S.C.本館8階ホール(東京都中央区) 会期:5月15日(水)~5月27日(月) ※会期は変更になる可能性があります。 ※主催、展観作品等、京都会場と異なる可能性があります。

水を見る ― 秘めたるかたちと無限のちから

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:34 に投稿
水は、私たちが生き、生活を豊かに送る上で欠かせないものです。生命を育むとともに、暮らしの中では、料理に使う、さまざまなものを洗う、流すなど、じつに多くの場面で水に触れています。しかし、その存在が当たり前であるがゆえに、断水や災害に直面してはじめて水の大切さを思い出します。 一方で、人々は古くから、水が絶え間なく変化する姿に魅了されてきました。水の姿を見事に描いた作品も名画として多く残されています。音をたてて小川が流れる様を見るとき、水車や噴水から落ちる先を目で追うとき、私たちは、水の「かたち」や「ちから」、その美しさや音に魅せられ、感動を覚えることがあります。普段の暮らしや近所の公園で目にしている水も、少し見方を変えるだけで、その姿に心が動きます。 本展では、水がふとした瞬間に見せる「かたち」と「ちから」に焦点をあて、その姿の成り立ちを紐解いていきます。また、“水を見る”展示装置の体験を通して、水の流れ、滴、波、渦などの美しさに触れ、楽しく感じるためのヒントをご紹介します。いつも目にしている「水」を新しい視点で見ることで、私たちの身の回りに溢れる水のふしぎな魅力を捉えなおす機会となれば幸いです。 【会場】INAX ライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室

企画展 【発掘 桶狭間の戦い】

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:34 に投稿
大府市一帯の知多半島基部は、戦国時代、織田今川勢力が拮抗する戦線に含まれていました。企画展は、桶狭間の戦いに至る両軍が築いた城館に焦点をあてて、考古学の視点から考えていきます。関連城館から発掘された遺物や検出された遺構写真を展示します。

高岡市美術館開館25周年記念コレクション展「お祝い福袋」

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:33 に投稿
高岡市美術館は、1994年に現在の地で新しく生まれ変わりました。その25周年を祝し、当館の誇るコレクションの数々を近年稀に見る規模で一堂に展示します。新たな時代の幕開けにもふさわしい、春を主題にした作品や吉祥の意匠が施された作品、家族の幸福や世界の広がりを予感させる作品など、明るく縁起のよい作品をさまざまな分野からご紹介します。福袋のように多様性と魅力のあるコレクションの世界を存分にご堪能ください。

かいけつゾロリ大冒険フェア

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:33 に投稿
いたずら王者を目指すキツネの主人公、ゾロリが仲間とともに大冒険を繰り広げる「かいけつゾロリ」シリーズ。1987年に第1巻が刊行された本シリーズは、30年以上も子どもたちを魅了しつづけています。 本展では、ゾロリたちのこれまでの大冒険の歴史を振り返りながら、30点を超える貴重な原画等を展示。さらにゾロリが集めた“お宝”を随所にちりばめ、作品の世界観を体感することができます。お子様はもちろん、ご家族みんなで楽しめるゾロリワールドが幕を開きます。

インドの叡智 展

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:33 に投稿
「インド」という言葉から連想されるものを思いつくままに挙げてみましょう。ガンジス河、ヒマラヤ山脈、ヒンドゥー教、仏教、イスラム教、タージ・マハル、カレー、数学、ヨガ…。近年はインド映画も日本で人気がありますね。このように、いくつかキーワードを挙げるだけでも、インドという国が広大で、多様な自然環境をもっていること、そして古代から宗教・学問・芸術・文化が華開いた地であることあが実感できます。本展では太古のインダス文明に始まり、20世紀半ばに独立を勝ち取るに至るまで、インドの壮大な歴史絵巻をひもときます。世界に影響を与え続けたインド文明圏の叡智と魅力に迫ってみましょう。

モダン・ウーマン ― フィンランド美術を彩った女性芸術家たち

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:33 に投稿
19世紀後半から20世紀初頭のフィンランドでは、ロシアからの独立運動、そして1917年に誕生する新しい国家の形成と歩調を合わせて、社会における女性の立場や役割に大変革が起こりました。美術界においても、19世紀半ばに設立されたフィンランドで最初の美術学校は、当時のヨーロッパではめずらしく、創立当初から男女平等の美術教育を奨励しました。この時代の女性たちは、奨学金や留学のチャンスを掴み、国際的な環境で研鑽に励みながら、芸術家としてのキャリアを切リ開くことができたのです。 日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念した本展は、独立前後のフインランドを生き、同国の近代美術に革新をもたらした女性芸術家たちに焦点を当てる、日本で初めての試みです。この展覧会は、フィンランド国立アテネウム美術館の企画によよって欧米3都市で開催された国際巡回展をベースに、日本オリジナルの内容に再構成したものです。 同美術館のコレクションから、近年世界的にも注目を集めるヘレン・シャルフベック(1862-1946)やパリでロダンに学び、彼の代表作《カレーの市民》の助手も務めた彫刻家シーグリッド・アフ・フォルセルス(1860-1935)ら7人の女性芸術家を一堂に紹介します。 絵画、彫刻、素猫、版画など約90点の作品を通して、生涯にわたり独自の芸術表現を追い求めた、彼女たちの多彩な活動と功績を是非ご覧ください。

平成31年春の特別展 江戸時代の天皇

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 02:33 に投稿
平成31年(2019)は天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位が行われます。 本展では、この御退位・御即位を記念し、江戸時代の天皇について取り上げます。 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら天下人が登場し、それに続く江戸幕府による支配の中で、天皇・朝廷はどのように渡り合い、関係を構築していったのか。光格天皇による朝廷儀式の再興、江戸時代の元号の選定と改元などについて、当館所蔵の絵巻物や公家日記などを中心に御紹介いたします。