フォーエバー現代美術館 - 祇園・京都 -
美術館コンセプト
フォーエバー現代美術館 祇園・京都は、伝統と現代文化が融合した生きた伝統の発信を目指しております。日本の伝統文化の殿堂として知られる祇󠄀園甲部歌舞練場内の、大正2年に建てられた伝統的日本建築の有形文化財の八坂倶楽部を、現代美術館として運営します。日本の伝統建築の良さを生かした総畳敷の展示空間での、伝統文化と現代美術が融合した新しいアート空間をご体験ください。
コレクション
現代美術二等兵活動25周年「駄美術の山」
《こけしアレー》現代美術二等兵
“駄美術一筋25年”
20周年のときは、もうそんなに経つのかと思い
感慨深かったのですが、それから5年経っただけで、
それは感慨から驚嘆に変わっていました。
人が25年かけて成し遂げる事を考えたとき、
現代美術二等兵が25年かけて何を築いたのか…。
それは無駄にそびえる駄美術の山ではないのかと。
「チリも積もれば山となる」や
「枯れ木も山のにぎわい」等、山になれば相応の
価値になると古の言葉にありますが、
今現在、価値ある何かを築いてこれたのか?
自分たちでは分からない始末。
今回ギャラリーに枯れ木やチリならぬ25年分の
ありったけの駄美術を並べてみます。
行けども行けどもそこは駄美術。
どんな山になっているかご高覧頂けたら幸いです。(現代美術二等兵)
■概要
・日時=2017年11月28日(火)~12月9日(土)11~19時
最終日17時まで / 12月3日(日)・4日(月)休廊
芦屋市立美術博物館
<沿 革>
芦屋市立美術博物館は1991年の開館以来、芦屋ゆかりの美術家を中心に、近代・現代の作品や芦屋の自然や歴史に関する文化財・考古資料の収集・保存・調査・研究を行い地域の文化振興に貢献してきました。これからも市民の皆様が気軽に立ち寄れる美術館を目指し、市民の皆様が美術に接する機会を提供します。また子どもたちが本物に接し、感動する手助けとなる美術館を目指します。
<芦屋の美術>
具体美術協会(1954-1972)
1954年、吉原治良を中心に芦屋で結成された前衛美術グループ。メンバーは嶋本昭三、白髪一雄、村上三郎、金山明、元永定正、田中敦子など。「ひとの真似をするな、今までに無いものをつくれ」という吉原の思想のもと、野外などで次々と従来の表現を超えた作品を発表しました。その活動は、フランスの批評家ミシェル・タピエによって海外に紹介され評価されました。1972年、吉原の死による解散後も国内外で展覧会が企画されるなど戦後日本美術を代表するグループとなっています。
京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ
Galerie Aube / ギャルリ・オーブ
ギャルリ・オーブ開設の経緯とコンセプト
ギャルリ・オーブは、2005年に、本学学内の教員、大学院生、また国内外のすぐれたアーティストたちを選りすぐって長期・短期の展望のもとに旗色鮮明の作品を展示を行い、伝統を現代に活かす創作活動に挑戦するために開設された美術展示 ホールです。
“オーブ”とは、フランス語で「夜明け」「黎明」を意味し、 このギャルリの活動が21世紀世界の美術の新しい夜明けとなることを願って名付けられました。
ギャルリ・オーブで開催される展覧会は、生の豊かさとは何かを問い、美を感じる心を育てる契機となることを企画方針としています。
Gallery Nomart
Concept
五感を超えて、感覚が交差・拡散する地点。
ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー
The Carnie 2010 写真撮影: 木奥惠三
ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーは、高度な音響・メディア技術と独創的な造形を駆使して、「聞く」「見る」といった複合的な知覚経験を伴う独特な世界を創り出します。いったん、彼らの作品世界に足を踏み入れると、まるで魔法にかけられたかのように、見えないものが見え、聞こえない音が聞こえるかのように、一瞬で現実を飛び越えて彼らの物語に没入してしまいます。
本展では日本初公開作品となる8点のインスタレーションをご紹介します。一つひとつの展示室が独立した、ユニークな構造を持つ金沢21世紀美術館の空間を生かし、ひとつの展示室でひとつの作品を展示していますが、全体は作品ごとに違う物語が共鳴するように展開しています。つくり込まれた作品の細部に至るまで、見て聞く楽しみは尽きることがありません。知覚や価値観を揺さぶられながら、次々と現れる物語の世界をゆっくりとお楽しみください。世界的に高い評価を得ているジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーの作品世界を余すこと無く体験できる、絶好の機会となることでしょう。