時と場所をつなぐビーズ

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
ビーズは、約10万年前にイスラエルの遺跡で誕生しました。約4,300年前、シリアの都市遺跡に現れた人類最初のガラス製品はビーズでした。ビーズもガラスもオリエントに生まれ、ガラスはビーズを作るために発明されました。 ビーズ展企画、古代ガラス研究、ガラス・ビーズ開発の各専門家が、異なるアプローチから「時と場所をつなぐビーズ

シャルル=フランソワ・ドービニー展 ゴッホが愛した風景画家

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿

シャルル=フランソワ・ドービニー(1817-78)は、当館の所蔵作品を代表するゴッホ「ドービニーの庭」に描かれた邸宅と庭の主であり、ゴッホが敬愛したバルビゾン派の風景画家です。実際にはバルビゾン村以外にもノルマンディー地方やオワ―ズ川の周辺を数多く描いており、ゴッホが最後を迎えたオーヴェール=シュル=オワーズを拠点に活動しました。

印象派の先駆者と言われ、船で旅をしながら描いたという穏やかな河辺の風景画で知られています。本展は、ドービニーの日本ではじめての本格的な個展で、国内外の所蔵のドービニー作品を中心に紹介します。

特別展「フェルメール展」

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家、ヨハネス・フェルメール(1632-1675年)は、現存する作品が35点ともいわれ、その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇ります。2019年2月16日から同年5月12日まで大阪市立美術館で開催する大阪展は、東京展とは一部作品を入れ替え、日本初公開となる「取り持ち女」、大阪展のみ展示の「恋文」など西日本では過去最多となる6作品が集結します。

斉白石 日中平和友好条約締結40周年記念 特別企画

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
斉白石は、若き頃、故郷の湖南省湘潭での大工仕事で培った華やかな色彩と簡潔で力強い墨線の画を得意とし、素朴な描写のなかに、かわいらしさとユーモアがあふれています。晩年に「人民芸術家」の称号が授けられ、現代の中国では誰もが知っている大画家ですが、一方で造形美を追求した孤高の画家でもありました。 北京画院は1957年に成立

第7回そば猪口アート公募展

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
日本では「そば」を食べるための容器は多彩に発展しています。とりわけ「そば猪口」は、そばを食べるのに欠かせない日常的な雑器でありながら、美しい細工が施され、味覚とともに視覚を楽しませるものとして好まれてきました。 瀬戸市においても、古くから「そば猪口」は市民に親しまれ、染付を施したものなど数多くの名品が生まれました。

江戸から東京へ ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
明治維新以降、わが国は近代国家の建設を目指し、現代社会の基本的な形を築き上げていきました。平成30年は、明治維新150年後にあたり、改めて明治期を振り返り、将来につなげていくために、全国各地でさまざまな取り組みが実施されています。今回の展示では、幕末の黒船来航以来の幕末動乱から江戸城無血開城、鹿鳴館時代といわれた明治10年代までの時代をとりあげ、社会の変化や千代田区をはじめとする江戸から東京へと移り変わる街並みなどを紹介します。特に、江戸城無血開城に皇女和宮や天璋院篤姫が果たした役割など、今まであまり語られなかった明治維新も紹介します。

明治期の日本銀行の風景 ― 本店支店のたたずまい ―

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
日本銀行は明治15(1882)年に設立され、当初はジョサイア・コンドルにより建てられたレンガ造りの既存の建物を利用して営業を開始しました。その後、コンドルに学んだ辰野金吾により、初の国家的近代建築として日本銀行本店が明治29(1896)年に建てられました。 日本銀行の支店も、既存の建物を利用して営業を開始した後、明治

絵画のゆくえ2019 FACE受賞作家展

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
2013年に創設された公募コンクール『FACE』は、年齢・所属を問わない新進作家の登竜門として毎回数多くの応募者を迎えております。美術評論家による作品本位の厳正な審査によって、真に力があり将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を入選とし、その入選作品の中から各賞を授賞しております。 本展は、FACE 2016からF

ハマスホイとデンマーク絵画

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 02:30 に投稿
身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内―限られた主題を黙々と描いたデンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864-1916)。17世紀のオランダ絵画に影響を受け、静謐な室内表現を特徴とすることから“北欧のフェルメール”とも評される画家は、1990年代以降、パリのオルセー美術館やニューヨークのグッゲ