時と場所をつなぐビーズ
ビーズは、約10万年前にイスラエルの遺跡で誕生しました。約4,300年前、シリアの都市遺跡に現れた人類最初のガラス製品はビーズでした。ビーズもガラスもオリエントに生まれ、ガラスはビーズを作るために発明されました。
ビーズ展企画、古代ガラス研究、ガラス・ビーズ開発の各専門家が、異なるアプローチから「時と場所をつなぐビーズ
シャルル=フランソワ・ドービニー(1817-78)は、当館の所蔵作品を代表するゴッホ「ドービニーの庭」に描かれた邸宅と庭の主であり、ゴッホが敬愛したバルビゾン派の風景画家です。実際にはバルビゾン村以外にもノルマンディー地方やオワ―ズ川の周辺を数多く描いており、ゴッホが最後を迎えたオーヴェール=シュル=オワーズを拠点に活動しました。
印象派の先駆者と言われ、船で旅をしながら描いたという穏やかな河辺の風景画で知られています。本展は、ドービニーの日本ではじめての本格的な個展で、国内外の所蔵のドービニー作品を中心に紹介します。