上村松園、松篁、淳之 三代展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」(『青眉抄』より)。 この言葉が示すように、上村松園は時代に流されない敬虔な眼差しで理想の女性の美を突きつめました。 その凛とした気高さとぬくもりをそなえた女性像は、今でも色褪せない魅力を放っています。 本展では松伯美術館所蔵の作品を中心に、松園とその息子の松篁、孫の淳之の三代にわたる作品を紹介します。

チェコイノベーション展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
VR(ヴァーチャル・リアリティ=仮想現実)・AR(オーグメンテッド・リアリティ=拡張現実)の技術によって、一見何もないように見える展示室が動き出します。 ヨーロッパの中心に位置するチェコは、古くから他国と協力し合いながら技術開発や生産の分野で発展を遂げてきました。その中で、数多くの優れた発明家が輩出してきました。日本企業も200社以上が生産・投資のために進出しており、小国ながらヨーロッパの科学技術国のひとつとして知られています。 本展では、スマートフォンのアプリやVRセットを使い、チェコの優れた技術やチェコが世界にもたらした発明などをご紹介します。チェコスロバキア建国(1918年)100周年記念企画のひとつとして生まれたこのプロジェクトでは、この100年のチェコ「Innovation」の歩みを、最新技術を用いて触れることができるものです。今年、チェコ国内をはじめとして、ドイツ、スペイン、中国などで開催され、高い評価を受けています。日本では、チェコといえばクラシック音楽やアニメなどの文化の分野で話題になることの多い国ですが、この機会にチェコの別の顔をご紹介できれば幸いです。

乃木坂 46 Artworks だいたいぜんぶ展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
乃木坂46のジャケット写真やそれらのアザーカット、ミュージックビデオのプロップス、実際に着用した衣装やアイデアスケッチなど、乃木坂46をめぐる未公開のアートワークを多数展示。2012年のデビュー以来、乃木坂46がリリースしてきた作品群におけるアートワークを新しい形で体験できる企画展となります。 本企画展のために制作されたオリジナルグッズの販売や、楽曲やメンバーとのコラボレーションメニューが楽しめるカフェ「坂CAFÉ」も併設。ソニー独自開発による超高精細映像システム「Crystal LEDディスプレイ」を用いた臨場感あふれるライブ映像も上映いたします。 会場内には、乃木坂46の楽曲やメンバーにちなんだフード、デザート、ドリンクを提供するカフェを常設。その名も「坂CAFÉ」。魅力あるメニューだけでなく、メンバーとのコラボによるオリジナルコースターなども提供を予定。カフェ「坂CAFÉ」のメニューやオリジナルグッズの情報は決定し次第、公式サイトなどで発表されます。

岩本拓郎 すべての いろと かたち

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
絵の具の重なりが生みだす響きや、自由な描線によってつくられる豊かな形象。 岩本の絵画は、画面の境界を超えて輝きをはなち、音楽のように私たちをとらえて離しません。 さまざまな概念のしばりをほどくように展開されてゆく岩本の絵画のうちには、あらゆる〈いろ〉、あらゆる〈かたち〉が存在しています。 「―全ての色、全ての形―それがどんなに小さくても、宝石のように光り輝き、野に咲く花のように、生命感に溢れ、それがどんなに小さくても広大な宇宙を感じさせるような、そんなものを描きたいのです」(2017年9月5日)と岩本は語ります。 〈SQUARE-STROKEシリーズ〉〈アブストラクトペインティングシリーズ〉など、いくつもの表現展開をもつ岩本ですが、このほど、数年来取り組んできた11㎝角の画面による表現が〈SQUARE-11シリーズ〉としてひとつの完成をみました。 本展では、同シリーズの700点を超える作品群から30点を厳選し、シリーズ初のこころみとして展観します。本展開催にあわせて新たに制作される連作、本展につながる2000年代の作品群も必見です。

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿

多様な分野で活躍した画鬼・河鍋暁斎。 その画業については、長らく風刺画や妖怪画などに焦点が当てられてきました。 しかし近年の研究により、駿河台狩野家の伝統を受け継ぐ筆法と、独特な感性をもとに活躍の場を広げていった姿が明らかになりつつあります。 本展では、幕末・明治の動乱期に独自の道を切り開いた暁斎の足跡を展望するとともに、先人たちの作品と真摯に向き合った暁斎の作画活動の一端を浮き彫りにします。 ※会期中展示替えあり

石からうまれた仏たち―永青文庫の東洋彫刻コレクション―

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
「石からうまれた仏たち ―永青文庫の東洋彫刻コレクション―」展では、調査の成果に基づき、「菩薩半跏思惟像(ぼさつはんかしいぞう)」や「如来坐像(にょらいざぞう)」(いずれも重要文化財)をはじめとする中国彫刻、ほとんどが初公開となるインド彫刻を一挙に紹介し、あわせて個人蔵の貴重な中国金銅仏を特別に展示します。 昨今注目を集める日本の仏像の源流ともいえる、中国・インド彫刻。この展覧会で、ルーツを探ってみませんか。

富士屋ホテルの営繕さん ― 建築の守り人 ―

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
箱根のランドマーク、富士屋ホテル。明治期からのクラシックホテルは登録有形文化財を含む和洋混交の建築群を擁し、今も訪れる客を魅了しています。このホテルを開業当時より支える営繕は、建物の修繕の仕事をとおして昔と変わらぬ佇まいを守り続けてきました。 本展では、富士屋ホテルの舞台裏で活躍する営繕の仕事とその痕跡が垣間見られる様々な場面を、写真や映像、実資料など約90点で紹介し、歴史ある建築を守り受継ぐ富士屋ホテルの魅力を浮き彫りにします。

写真展「光陰矢の如 し」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
プラザギャラリーは1988年10月調布仙川に産声をあげました。その頃の仙川は、駅からギャラリーにたどり着くまで栗畑や梅林がありDMの地図を頼りに歩いてもこの先本当にギャラリーなどあるのかと疑問に思うほどの殺風景な静かな町でした。あれから30年、ここ仙川は本当に変化致しました。 今回の写真展はプラザギャラリー開設30年を記念しまして、かつてプラザ・ギャラリーで展覧会をして頂きました作家達の展覧会です。写真でまとめてみますと作家それぞれの個性が際立つ素晴らしい企画になりました。 新しい仙川の街並と写真の多様性と可能性を存分にお楽しみ頂けましたら幸いです。 【出品作家】※敬称略 桑原敏郎/五井毅彦/小平雅尋/小林のりお/齋藤さだむ/白汚零/鈴木秀ヲ/田村彰英/築地仁/奈良原一高/村越としや/山本糾

ラウル・デュフィ展 ― 絵画とテキスタイル・デザイン ― (仮称)

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
華やかで明るい色彩と軽妙な筆致の作品で、現代でも多くの人々を惹きつける画家ラウル・デュフィ(1877-1953)。本展では近代社会の諸相を捉えた優美な絵画と、ポール・ポワレらファッション・デザイナーから重用された大胆でモダンなテキスタイル・デザインを一堂に紹介します。 純粋芸術の絵画と応用美術のテキスタイルという二つの表現媒体を軽やかに越境しながら制作された作品群を展観することで、デュフィ芸術における優れた装飾性の持つ意義と画家が目指した表現の本質が浮かび上がります。

メスキータ展

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
サミュ工ル・イェスルン・デ・メスキータ(1868-1944)は、ユダヤ系オランダ人としてアムステルダムに生まれました。建築を学び、その後美術の世界に転じます。30代から美術学校でデザインや版画の指導者として教鞭をとるかたわら、さまざまな技法を用いて個性的な版画を数多く制作しました。しかし1944年ナチスによって家族もろとも連れ去られ、全員強制収容所で亡くなります。欧州では近年、作品総目録が刊行され、展覧会も開催されるなどメスキータの紹介と再評価の気運が高まっています。本展はドイツの個人コレクターの所蔵品を中心に、200点を超えるメスキータの全貌を紹介する日本初の展覧会となります。