nendo × Suntory Museum of Art | information or inspiration?

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
人は美しいものに出会ったとき、2種類の感動のしかたをします。 作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動、そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動です。 本展は、デザインオフィス nendo代表・佐藤オオキさんが提案する、左脳的なアプローチ、右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会です。 つまり、1つの展覧会のようで、2度たのしめる展覧会なのです。さて、あなたは理論派?それとも直感派?

江戸の街道をゆく ~ 将軍と姫君の旅路 ~

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
江戸時代、幕府によって整備された街道には、さまざまな人や行列が往来し、活気にあふれていました。なかでも将軍や姫君たちのそれは、長大で沿道の人々を圧倒しました。将軍は上洛や日光東照宮への参詣(日光社参)で諸大名を引き連れ、自らの権威を誇示しました。また、将軍家の御台所となる姫君は、将軍との婚礼が決まると、莫大な費用をかけて制作された婚礼道具などを携え、主に中山道を通って京都から江戸へ下向しました。 本展覧会では、将軍の上洛と日光社参、姫君たちの江戸下向に関わる資料を通して、「江戸の街道」における旅路をたどります。風景や道の姿は変わっても、先人たちが通った街道は現代の私たちにとってもなじみの深い道となっています。過去から現在まで続く街道の歴史をご覧いただけましたら幸いです。

藝大コレクション展 2019

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
東京藝術大学は、その前身である東京美術学校開校に先だって、様々な芸術資料を収集してきました。そこには、東京美術学校および東京藝術大学の歴代在学生・卒業生たちの作品(「学生制作品」と呼ばれます)や、歴代教員の作品、そして、学生の教材として用いられた美術資料が含まれており、その総数は約3万件にのぼります。そして、この多様なコレクションを紹介するのが「藝大コレクション展」です。 今年の藝大コレクション展では、コレクションの多様な側面をご紹介します。第1期、第2期ともに、いわゆる「名品」として知られる作品をご覧いただくだけでなく、「Collection in Focus」と題したセクションで、これまで紹介される機会の少なかった作品・資料を、新しい視点から展示します。 この展覧会でとくに注目されるのは、藝大の近世絵画コレクションの優品である池大雅《富士十二景図》連作です。全12幅のうち、本学が7幅、他館で4幅の存在が知られていましたが、このたび最後の1幅が発見され、収蔵されることになりました。この1幅の収蔵を記念した特集展示を行います。 【会期】 第1期:2019年4月6日(土)~5月6日(月・休) 第2期:2019年5月14日(火)~6月16日(日) ※第1期と第2期で大幅な展示替がございます

「映画刀剣乱舞」 大展覧会

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
1月18日にて全国公開されます『映画刀剣乱舞』の公開を記念して、「映画刀剣乱舞」大展覧会を東京・京都・愛知の三都市にて開催いたします。 展覧会では、「映画刀剣乱舞」の衣装や小道具の展示のほか、映画のセットの再現やオリジナルフォトスポットなど、制作の舞台裏を存分にご紹介! 映画をご覧になった方が、より深く「映画刀剣乱舞」の世界観を体感いただける内容になっております。 さらに会場内では展覧会オリジナル商品の販売も実施いたします! 是非この機会にお越しください! ※本イベントの展示内容は、映画未見の方にはネタバレになる展示も含んでおります。予め了承くださいませ。 ※本イベントに関する詳細・注意事項については、オフィシャルサイトをご確認ください。

カルティエ、時の結晶

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
カルティエの作品は1995年、2004年、2009年の展覧会を通して日本で紹介されてきました。1989年以降、日本だけでなく世界各国の主要美術館においてそのコレクションが展示紹介されてきたことは、数あるメゾンの中でも特筆されることです。 過去におけるこうした展示は、いわゆる「カルティエ コレクション」の歴史的な作品を対象としてきましたが、本展は1970年代以降の現代作品に光を当て、その創作活動における革新性、現代性、独自性を、メゾンが築き上げてきた創作の歴史を背景に表現する世界でも初めての試みです。 本展のテーマは「時の結晶」。「時間」を軸に、「色と素材」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章で、カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求します。壮大な時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、世界各地の文化や自然物など万物から着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾。それは世界の縮図であり、地球や文明との時空を超えた対話であるといえるでしょう。時間を自由に往来し、素材に秘められた可能性を探求することによって、色彩や線、フォルムなど、伝統を継承しつつも、常に宝飾界に新しい風を吹き込み続けるカルティエの想像力に満ちた美の秘密を紹介します。 そして、会場構成を手がけるのは新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)。「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ現代的なディテールで仕上げる彼らのデザインが、「時」を意識し回遊する展示空間を創出し、新たな鑑賞体験を提示します。

浮世絵最強列伝

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
アメリカ、サンタフェのリー・ダークス氏が収集した、浮世絵版画のコレクションをご紹介。アメリカ空軍に服務後、大手新聞社の記者等を経て、新聞業界の経営に携わるという経歴を持つダークス氏は、空軍士官として日本に駐留した際に日本美術に関心を持ち、その後、特に感銘を受けた浮世絵版画を収集してきました。そのコレクションには、浮世絵の祖・菱川師宣、美人画の喜多川歌麿、役者絵の東洲斎写楽、そして葛飾北斎や歌川広重など、浮世絵史を代表する絵師たちの優品が揃っています。また保存状態の良さに加えて、初摺などの貴重な作品も含まれており、世界的に優れたコレクションと評価されています。誰もが一度は目にしたことのある名品から、浮世絵ファン垂涎の珍品まで、これぞUkiyo-e!というべき充実の展示を、ぜひお楽しみください。 【開場時間】 1月9日(水)~16日(水)は10:30~19:00(19:30閉場) 1月17日(木)~20日(日)は10:30~19:30(20:00閉場) ※最終日1月21日(月)は10:30~17:30まで(18:00閉場)

MINIATURE LIFE展 ~ 田中達也 見立ての世界 ~

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:34 に投稿
クロワッサンが青空に浮かぶ雲に、ブロッコリーが大きな木に・・・。 ミニチュア写真家・田中達也(たなか・たつや)さんは、2011年から一日も休むことなく、日常のものを題材にして見立てた写真作品をインターネット上で発表しています。その作品世界は、思わずくすっと笑ってしまったり、さすが!と唸ってしまうような楽しいものばかり。なんとSNSのフォロワーは海外を含め160万人を超え、さらに増え続けています。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックも担当し、現在最も旬なアーティストとして活躍の場を広げています。 本展では、玉川高島屋で初公開される新作(2点)を含め写真作品と立体作品合わせて約120点を展覧いたします。 さあ、田中達也さんの見立ての世界に遊びに来てください。 ※撮影自由 【会場】玉川高島屋本館6階催会場 【入場時間】 10:00~19:30(20:00閉場) ※12月31日(月)および最終日は17:30まで(18:00閉場)

小原古邨

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
小原古邨(1877~1945)は、明治末から大正、昭和にかけて活躍した絵師です。 可愛らしい鳥や動物、花といった身近な自然を、木版画で表現しました。 本展では、明治末から大正にかけて、松木平吉の元から刊行された古邨落款の木版画や、昭和前半に、渡邊庄三郎の元から刊行された祥邨落款の新版画を展示。 さらに、制作工程が分かる、肉筆の下絵や試し摺りも合わせて紹介します。 約150点の展示作品(前後期で全て展示替え)を通して、古邨の全貌をお楽しみいただけることでしょう。 なお、茅ヶ崎市美術館で開催中(2018年9月9日~11月4日)の「原安三郎コレクション 小原古邨展 花と鳥のエデン」とは、出品作品が異なる別内容の展覧会です。

荒木経惟 「愛のバルコニー」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
JCIIフォトサロンでは、来る2019年1月7日(月)から2月2日(土)まで、荒木経惟「愛のバルコニー」を開催いたします。 荒木経惟氏は、自身の新婚旅行を綴った写真集『センチメンタルな旅』(1971年)で「私写真」を提唱し、以後、呼吸をするように写真を撮り続けて、常に斬新な切り口で先鋭的な作品を発表してきました。 “生と死”“幸と不幸”を内含すると本人が語る膨大な作品群の描き出す情景は、切なさ、ユーモア、刺激に溢れており、国際的に高い評価を受けています。 本展では、自宅のバルコニーを1982年から2011年まで撮り続けた写真約80点(すべてモノクロ)をご覧いただきます。 荒木氏は、広いバルコニーが気に入って住みはじめた豪徳寺のマンションに、取り壊しにより立ち退きを余儀なくされる2011年まで暮らしました。 バルコニーという限られた空間のみを舞台にした本展には、妻・陽子や愛猫・チロと過ごす穏やかな日常が写し出されています。 1990年に最愛の妻である陽子さんを亡くした後は、彼女の遺品、チロ、花、怪獣のフィギュアなどを被写体にして撮影を続けてきました。 愛するものたちの死を経験して、時間と共に変化していくバルコニーの様子は、荒木氏の心情をそのまま表しているかのようです。 30年間という月日の中で、さまざまな“とき”を刻んできたバルコニーでの愛の記録です。

みんなのミュシャ

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:33 に投稿
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。彼が紡ぎだした、線の魔術とも言える華やかな作品は、今もなお世界中の人たちを魅了しつづけています。 本展は、ミュシャが手掛けたポスターなどの代表作はもとより、彼の作品に強い影響を受けた明治期の文芸誌の挿絵、1960年代を中心にアメリカ西海岸やロンドンで一大ムーブメントを巻き起こしたグラフィック・アート作品、そして、日本のマンガ家やアーティストの作品など250点以上で構成。 ミュシャの没後80年となる節目の年に、作品を通して、時代を超えて愛される画家の秘密を紐解きます。