ルート・ブリュック 蝶の軌跡

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
日本 ― フィンランドの外交樹立100周年にあたる2019年、フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、ルート・ブリュック(1916-1999、没後20年)の展覧会を開催します。本展では、約200点の作品を通して、アート、デザイン、建築の境界を超えるような仕事の全貌を紹介します。日本の方々がきっと初めて目にする「もうひとつのフィンランド」、少しメランコリックでスピリチュアルな世界観を新たに楽しむ機会となるでしょう。

日中文化交流協定締結40周年記念<br>特別展「三国志」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
本展は、「リアル三国志」を合言葉に、漢から三国の時代の文物を最新の成果によってひも解きます。2世紀末、漢王朝の権威がかげりをみせるなか、各地の有力武将が次々に歴史の表舞台へと躍り出ました。そうして魏(ぎ)、蜀(しょく)、呉(ご)の三国が天下を分かち、新時代へと向かう大きなうねりとなりました。近年、三国志をめぐる研究は曹操高陵そうそうこうりょうの発掘など空前の活況を呈しています。それらは実物ならではの説得力と、歴史書や物語をしのぐ迫力があります。2019年、三国志の"新時代"が始まります。

新・北斎展 HOKUSAI UPDATED

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
北斎の代表作としては、国際的にも“Great Wave”と称されて名高い「神奈川沖浪裏」を含む、「冨嶽三十六景」シリーズ、19世紀のヨーロッパにおけるジャポニスムの流行の契機となった『北斎漫画』などが一般的に知られていますが、これらは、約70年に及ぶ北斎の画業のほんの一端にすぎません。 本展では、北斎の最初期、勝川派の絵師として活動した春朗期(20~35歳頃)、勝川派を離れて浮世絵画派とは一線を画した作画活動を行った宗理期(36~46歳頃)、読本の挿絵に傾注した葛飾北斎期(46~50歳頃)、多彩な絵手本を手掛けた戴斗期(51~60歳頃)、錦絵の揃物を多く制作した為一期(61~74歳頃)、自由な発想と表現による肉筆画に専念した画狂老人卍期(75~90歳頃)と、その壮大な画業を通覧。国内外の名品、近年発見された作品、初公開作品を通じて、真の北斎に迫ります。 ※会期中展示替えがあります

特別展御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿

特別展御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」は、 宮内庁が所管する皇室ゆかりの作品の中から、 天皇陛下御即位 の儀式に際して東山魁夷、 高山辰雄が平成2年(1990)に制作した「悠紀・主基地方風俗歌屏風」や、 天皇皇后両陛下が外国御訪問の 際にお持ちになって紹介された作品などを展示するものです。 両陛下がお伝えになった日本文化を通して、 海外の様々な人々が、 わが国へ の親しみと交流を深めてきました。

御即位30年という記念すべき年に開かれる特別な展覧会として、 両 陛下が担われた文化交流を紹介いたします。

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トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:32 に投稿
2019年、トルコの多様な芸術や文化を紹介する「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」を開催いたします。 アジアとヨーロッパにまたがる交易の要地・トルコは、多様な文化を受容・融合し、比類ない美を育んできました。本展では、イスタンブルのトプカプ宮殿博物館が所蔵する貴重な宝飾品、美術工芸品をとおして、花々、とりわけチューリップを愛でた宮殿の生活、オスマン帝国の美意識や文化、芸術観を紹介します。 オスマン帝国のスルタンと日本の皇室の交流を示す品々のほか、明治期の日本美術品を里帰りさせるなど、両国の友好関係にも光をあてます。 アジアの東と西の端に位置する両国民が時代の節目となる年に交流のすそ野を広げ、友好を未来につなげることを願って開催するのが今回の展覧会です。 約170点の作品を通して、トルコの歴史、文化、美を愛でる国民性をより深く理解する機会となれば幸いです。

松本竣介 読書の時間

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:31 に投稿

松本竣介没後70年を記念して、当美術館では、「松本竣介アトリエの時間」につづき、「松本竣介読書の時間」を開催します。 「アトリエの時間」では、画家がアトリエで過ごした時間に思いをはせながら、画家と作品(創作)との間を結びつけ、創作の内側を考察しました。 今回「読書の時間」では、大切に保管されてきた画家の蔵書に注目します。900冊を超える蔵書は、美術ばかりではなく、恩想、哲学、文学等、多岐にわたります。 松本竣介は、画家であり、読書家であり、愛書家であったといってもいいでしょう。 そして、今Hまで保存された蔵書全体は、昭和戦前、戦中期に育まれた市井の知性のひとつの集積であり、その時代の貴重な資料ともいえます。 本展では、これらの蔵書を、今日的な視点から見つめなおし、松本竣介という画家の創作と思想の形成を再考します。

水彩画の魅力

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:31 に投稿
鑑賞だけでなく実践としても人々に愛され続ける水彩画は、明治時代に西洋画技法の一つとして移入され、学校教育に取り入れられて普及しました。絵手紙などは、一般にも広く親しまれています。すでに明治時代には専門雑誌『みづゑ』が刊行されて、画家たちの関心を集めており、その成果は多彩に花開きました。本展は当館のコレクションのなかから、J・M・W・ターナーやデイヴィッド・コックス、明治時代の教育者だった河野次郎のほか、五百城文哉、清水登之、小山田二郎、草間彌生などの多様な水彩による表現を、約150点で紹介します。 館蔵の清水登之コレクションのうち、水彩画作品全点(約40点)も一挙に公開します。 ※会期中の展示替えはありません。 【関連企画】 (1)ワークショップ「水彩絵の具と紙で遊ぶ」 講師:内田あぐり氏(日本画家、武蔵野美術大学教授) 日時:2月2日(土) 午後1時30分~4時 会場:栃木県立美術館 集会室 参加費:材料費500円 ※事前申込みが必要です(電話028-621-3566)。先着20名(高校生以上)。 (2)桜通り散策―軍都から文化の街へ―第2弾 講師:佐藤信明氏(風待工房主宰) 日時:3月21日(木・祝) 午後2時~4時 集合場所:栃木県立美術館 集会室 参加費:保険代100円 ※事前申込みが必要です(電話028-621-3566)。先着20名(高校生以上)。 ※歩きやすい服装でご参加ください。 ※少雨決行予定ですが、荒天の場合は屋内での解説に変更します。 (3)ギャラリー・トーク(担当学芸員による解説) 日時:1月12日(土) 午後3時30分~/2月23日(土)、3月9日(土) 午後2時~ 集合場所:栃木県立美術館 企画展示室入口 ※申込みは不要です。当日の企画展観覧券が必要です。いずれも30分程度。

岩合光昭写真展 ほっこりネコ ― 「やきものの里のネコ」より ―

ARTLOGUE 編集部2019/01/30(水) - 02:30 に投稿
地球上のあらゆる地域をフィールドに野生動物や大自然を撮影し続ける岩合氏。一方で、身近な動物であるネコの撮影をライフワークとし、日本全国はもとより世界各地のネコの取材を続けています。その活動は、2012年から始まったNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の放送によって幅広く知られるようになり、今やネコといえば岩合光昭といわれるほどの人気を博しています。「ネコが幸せになればヒトが幸せになり、地球が幸せになる」と語る岩合氏の作品には、ネコと平和を愛してやまない写真家の優しさが満ちあふれています。 今展では、「やきものの里のネコ」を中心に、陶芸の町として知られる茨城県笠間市など日本各地に暮らすネコたちのすがた等、約180点を展示します。ゆったりとした時間が流れるなつかしい日本の情景のなかで、ヒトと寄り添いながらおだやかに暮らすネコたちのすがたに、ほっこりとした温かい気持ちになっていただきたいと思います。