チームラボ 猪子寿之。アートは生存戦略。人間は遺伝子レベルで最も遠い花を愛でたことで滅ばなかった。 | ARTS ECONOMICS 04
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連載「ARTS ECONOMICS(アーツエコノミクス)」はARTLOGUEが提唱する文化芸術を中心とした新しい経済圏である ARTS ECONOMICS の担い手や、支援者などの活動を紹介する企画です。
アーティストや文化芸術従事者のみならず、ビジネスパーソン、政治家など幅広く紹介し、様々に展開されている ARTS ECONOMICS 活動を点ではなく面として見せることでムーブメントを創出します。
ARTS ECONOMICS バックナンバー
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アーティストや文化芸術従事者のみならず、ビジネスパーソン、政治家など幅広く紹介し、様々に展開されている ARTS ECONOMICS 活動を点ではなく面として見せることでムーブメントを創出します。
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第一回 アートは ”人間のあたりまえの営み” マネックス 松本大が語るアートの価値とは…
昨今、日本ではアートの現場への政府や行政の介入・検閲、市民からの抗議、インターネット上での誹謗中傷などが増え、「表現の自由」に対して不寛容になってきています。パリに本部を置く、国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(RSF)」が世界180カ国・地域を調査対象とした「報道の自由度ランキング2018」でも日本は67位と誇れない順位です。
「表現の自由」は決してアーティストや表現者だけの権利ではありません。「表現」はともすれば資本力や権力によって歪められかねない「思想及び良心の自由」を守るために国民全員が持つ武器であり、「表現の自由」はそのために守られるべき最低限の権利です。
連載「表現の不自由時代」では、アーティストの活動や軌跡、「表現の自由」が侵された事例などをインタビュー形式でお伝えします。
本連載を通じて、「表現の自由」について考え、議論するきっかけが生まれ、より健全かつ自由な表現活動が出来る社会になることを期待しています。
掲載予定アーティスト
会田誠、岡本光博、鷹野隆大、Chim↑Pom 卯城竜太、藤井光、ろくでなし子、他
表現の不自由時代 バックナンバー
マネックス証券が実施しているアートプログラム「ART IN THE OFFICE」をご存知でしょうか。
公募によりアーティストを1名(1組)選出、社内のプレスルーム(会議室)を応募作品の発表の場として約1年間提供するだけでなく、選出されたアーティストに50万円の賞金および10万円の制作費を授与するというもの。オフィスでの滞在制作が応募条件となるのが特色です。
現代アートで活躍する新進アーティストの支援に加え、アーティストの滞在制作中、マネックス証券の社員がアーティストとの出会いで啓発、触発されることを目的に始まりました。
そして11回目となる今年。金子未弥(かねこ・みや)氏の作品「見えない地図を想像してください」が選出され、この6月に完成しました!
私は現在30歳。ダンスでの収入は月0〜2万円程度(0の月の方が圧倒的に多いので、実質ほぼ無職)。
昨年まではWebデザイナーとして週3日×6時間のアルバイトをしていたが、うつ病を再発し勤続不可能になった。
今は貯金を切り崩したり運用したりしながら、パートナーの収入に頼って生活をしている。
ここでは「日本のコンテンポラリーダンス界」に限定して話を展開する。
私から見えている景色はひとまずこのようなものである、という確認である。例外や反論があれば(それは私の希望にもなるので)、ぜひ知らせてほしい。
この記事の中で、画期的な解決策の提案などはなされない。
ダンサー仲間からすれば、「あるある」の範疇にとどまる話だと思う。
けれど、これを文章化することに今は意味があると考えている。
状況を改善していくための、小さな手がかりになりますように。
多くのダンサーは、ダンス以外の仕事(アルバイト)を主な収入源にしている。
この度、ARTLOGUE の「文化芸術を守るためにも、活かす」という”ビジョン”に共感していただき、8名の素晴らしい方々からご出資いただきました。この資金調達でスタートアップとしてようやく本当のスタートラインに立てたという気持ちです。
株主(五十音順)
淺木正勝氏 全国美術商連合会 会長、東京美術倶楽部 代表取締役会長
久能祐子氏 S&R財団 理事長兼CEO、Halcyon財団 設立者兼議長
田中邦裕氏 さくらインターネット株式会社 代表取締役社長
中川 眞氏 大阪市立大学 名誉教授
南條史生氏 森美術館館長
新澤巖夫氏 株式会社新澤醸造店 代表取締役兼杜氏
松本 大氏 マネックスグループ株式会社 取締役会長
藪ノ賢次氏 クックビズ株式会社 代表取締役社長CEO
また、久能祐子さんからはARTLOGUEを社会的課題をビジネスの力で解決するソーシャル・エンタープライズと認めていただき「ソーシャルインパクト投資」を賜りました。これまで、ARTLOGUUEではアートによる社会包摂や社会的課題の解決も掲げてきたので、とても嬉しい評価です。