ヤノベケンジ

千島土地芝川能一。造船所跡地から始まったアート支援。アートで不動産を活用する「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ(KCV)構想」とは?| ARTS ECONOMICS 07

鈴木 大輔2019/03/07(木) - 17:39 に投稿

連載「ARTS ECONOMICS(アーツエコノミクス)」はARTLOGUEが提唱する文化芸術を中心とした新しい経済圏である ARTS ECONOMICS の担い手や、支援者などの活動を紹介する企画です。
アーティストや文化芸術従事者のみならず、ビジネスパーソン、政治家など幅広く紹介し、様々に展開されている ARTS ECONOMICS 活動を点ではなく面として見せることでムーブメントを創出します。
 

ARTS ECONOMICS バックナンバー

第一回 アートは ”人間のあたりまえの営み” マネックス 松本大が語るアートの価値とは…

第二回 リーディング美術館の提言をしたのは私だ。参議院議員 二之湯武史の描くビジョンとは

第三回 生粋のアートラバー議員 上田光夫の進める街づくり、国づくりとは

岡本太郎と『今日の芸術』<br>絵はすべての人の創るもの

ARTLOGUE 編集部2018/12/03(月) - 19:26 に投稿

《太陽の塔》やTV・ラジオ出演などを通して文化的アイコンとなった岡本太郎。彼は戦後に数多くの芸術論を残し、とりわけ1954年の著作『今日の芸術』は、創造的に生きるための入門書として、美術書としては異例のベストセラーになりました。

太郎は本書において、「芸術は万人によって、鑑賞されるばかりでなく、創られなければならない」と述べました。自分たちの感性で芸術に触れ、自分たちの手で文化を作り上げていくことを訴えかけたメッセージは、同時代の若者や芸術家を挑発しました。

本展では、太郎が『今⽇の芸術』以降、戦後社会に与えたインパクトを検証します。岡本太郎の作品・映像資料のほか、彼に刺激を受けた芸術家たちの作品を通し、今もなお私たちを⿎舞する太郎の思想を読み解きます。

2018年3⽉には、前橋・広瀬川河畔に《太陽の鐘》が設置されました。「森羅万象が叫ぶような、あらゆる⾳を⽴てる」鐘とともに、岡本太郎の世界を体感してみませんか?

出品作家:
岡本太郎/⾚瀬川原平/池⽥⿓雄/北代省三/篠原有司男/関⼝光太郎/⾼松次郎/⽴⽯⼤河亞/パブロ・ピカソ/アンリ・マティス/村上善男/ヤノベケンジ/横尾忠則 ほか

GRAND ART FES @ グランフロント大阪 フォトレポート キース・へリング、ヤノベケンジ、椿昇、他

ARTLOGUE 編集部2018/04/26(木) - 19:11 に投稿
グランフロント大阪の5周年記念イベント「GRAND THANKS! 5th Anniversary ART SCRAMBLE」の第一弾「GRAND ART FES」が開催。 参加アーティストはキース・へリング、ファブリス・イベール、ヤノベケンジ、椿昇、カオルコ、西形彩庵、Yotta、笹岡由梨子

モノが物語る力-ヤノベケンジ展「シネマタイズ」(高松市美術館)

三木学2016/08/22(月) - 20:33 に投稿
現在、高松市美術館で四国初のヤノベケンジ大規模個展「シネマタイズ」が開催されています。今回、僕はDVDカタログ用のリーフレットの編集を行いましたので、展覧会の見所を項目別に紹介させて頂きたいと思います。

初期作品から最新作まで幅広い作品が結集

ヤノベケンジは、1990年代から現在まで現代アートの分野において、第一線で活躍しているアーティストです。最近では「あいちトリエンナーレ2013」や「瀬戸内国際芸術祭2013」などの芸術祭への出品や、小豆島、神戸、茨木(大阪市)、名古屋など、パブリック・アートの設置も多くなっています。特に巨大な彫刻作品や動く機械彫刻で知られています。 すでに作家歴も25年を超え、作品も膨大な数にのぼります。今回はその中から大小40点以上の作品が集められています。その制作遍歴が(1)「誕生」、(2)「サヴァイヴァル」、(3)「アトムスーツ」、(4)「“未来の廃墟”への時間旅行」、(5)「未来の太陽」、(6)「リヴァイヴァル-もう一つの太陽」、(7)「トらやんの大冒険-ヤノベケンジの代弁者」、(8)「シネマタイズ」、(9)「風神の塔」の9つのテーマとブースに分けられわかりやすく整理されています。

MASK (MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA) Open Storage 2016 開催 やなぎみわ、ステージトレーラー「日輪の翼」大阪凱旋公演

ARTLOGUE 編集部2016/08/25(木) - 23:48 に投稿
やなぎみわ《『日輪の翼』上演のための移動舞台車》2014, 1,021×652×1,129cm(展開時) 撮影:木村三晴 プレスリリース、情報の送付はこちらから 【プレスリリース】

MASK (MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)「Open Storage 2016」

【2016年9月2日(金)〜19日(月・祝) 】

やなぎみわ、ステージトレーラー「日輪の翼」大阪凱旋公演開催

【2016年9月2日(金)、3日(土)、4日(日)】 http://www.chishimatochi.info/found/index.php/archives/2550 約1,000平米高さ9mの鋼材加工工場・倉庫跡地を活用し、国際的に活躍する現代美術作家の大型作品を保管・展示する「MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」。 今年も一般公開「Open Storage 2016」を、9月2日(金)から19日(月・祝)まで実施いたします。

アートでイノベーションするホテル「ホテル アンテルーム 京都リニューアル+ULTRA x ANTEROOM exhibition 2016」

三木学2016/08/31(水) - 15:06 に投稿
ホテル アンテルーム 京都 正面にストリート・アーティスト、BAKI-BAKIのデザインが施されている。

現代アートの発表の場としての京都

最近、京都のアート・シーンが活発です。京都は美術・芸術大学が集積しており、伝統的に現代アートが盛んな地であるといえます。 かつて日本の現代美術は「西高東低」と言われた時期がありましたが、京都は制作の場であり、発表の場は東京や世界という位置づけで見られていたかもしれません。現在でも、日本だけではなく世界各地で開催されている芸術祭で、京都の美術・芸術大学出身者が多数活躍しています。 しかし、最近では京都にも様々なアートスペースができ始め、発表・発信の場としても注目が集まっています。 なかでも、ホテルとアートの相性はよく、幾つかの魅力的な試みが行われています。その一つ、京都駅の南側の市営地下鉄九条駅の近くにある「ホテル アンテルーム 京都」は、予備校の学生寮をリノベーションし、ホテルとアパートの両方の機能を兼ね備えたユニークな施設として知られています。ホテル内にあるGALLERY9.5では、彫刻家の名和晃平率いるSANDWICHがディレクションしており、若手の有望作家など様々なアーティストがフィーチャーされています。

GRAND THANKS! 5th Anniversary ART SCRAMBLE 「GRAND ART FES」

ARTLOGUE 編集部2018/04/26(木) - 19:04 に投稿

ゴールデンウィークは5周年を迎える

グランフロント大阪でアートの祭典

GRAND THANKS! 5th Anniversary 「ART SCRAMBLE」

GRAND ART FES

グランフロント大阪(大阪市北区大深町)は、2018年4月26日(木)にまちびらき5周年を迎えます。5周年では、「ART SCRAMBLE」と題して、2018年4月~2019年3月までの1年間、これまでグランフロント大阪をご愛顧いただき、まちを支え、ともにまちを育てていただいた多くのお客さま、地域の皆さま、まちで働く就業者の皆さまに対する感謝の気持ちをグランフロント大阪らしく新たな発見・驚き・感動・歓びに出会うことのできるアートで表現します。

非在の庭 The Garden of the Mind ―The Finale

ARTLOGUE 編集部2017/12/21(木) - 13:11 に投稿

非在の庭 総集編

1981年8月8日-2017年12月24日

36年間、皆様には大変お世話になり、誠に有難うございました。 心より御礼申し上げます。 本展を持ちまして、アートスペース虹は閉廊させていただきます。 以後は同所におきまして、事後の整理に当たらせていただきます。 皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
             
アートスペース虹 熊谷寿美子

OpenStorage2017 金氏徹平 「クリスピーな倉庫、クリーミーな部屋」

ARTLOGUE 編集部2017/10/18(水) - 01:28 に投稿

 一般財団法人おおさか創造千島財団では、広さ約1,000m²・高さ9mの鋼材加工工場・倉庫跡地を活用した「MASK (Mega Art Storage Kitakagaya)」で保管する大型現代アート作品の一般公開「OpenStorage2017」を、11月3日(金)から26日(日)まで実施いたします。


 4度目となる今回は、メインアーティスト・金氏徹平が、MASKの巨大な空間全体を使い、収蔵作品にも大胆に介入するインスタレーションに挑みます。
また、約60年前に建てられ、造船業に従事していた労働者向けの住居や店舗として使われていた文化住宅を再生し、今年8月にオープンした新スペース「千鳥文化」の極小居室では、サイトスペシフィックな常設作品を初公開します。かつて造船業で栄えた北加賀屋の歴史を物語る工場跡と旧文化住宅、機能の異なる二つの遺構が、金氏の創造性によって如何に連動し変容を遂げるか、是非ご期待ください。

 

※金土日祝のみオープンとなります。詳細は下記サイトにて日時ご確認の上ご来場ください。