モノが物語る力-ヤノベケンジ展「シネマタイズ」(高松市美術館)
現在、高松市美術館で四国初のヤノベケンジ大規模個展「シネマタイズ」が開催されています。今回、僕はDVDカタログ用のリーフレットの編集を行いましたので、展覧会の見所を項目別に紹介させて頂きたいと思います。
初期作品から最新作まで幅広い作品が結集
ヤノベケンジは、1990年代から現在まで現代アートの分野において、第一線で活躍しているアーティストです。最近では「あいちトリエンナーレ2013」や「瀬戸内国際芸術祭2013」などの芸術祭への出品や、小豆島、神戸、茨木(大阪市)、名古屋など、パブリック・アートの設置も多くなっています。特に巨大な彫刻作品や動く機械彫刻で知られています。 すでに作家歴も25年を超え、作品も膨大な数にのぼります。今回はその中から大小40点以上の作品が集められています。その制作遍歴が(1)「誕生」、(2)「サヴァイヴァル」、(3)「アトムスーツ」、(4)「“未来の廃墟”への時間旅行」、(5)「未来の太陽」、(6)「リヴァイヴァル-もう一つの太陽」、(7)「トらやんの大冒険-ヤノベケンジの代弁者」、(8)「シネマタイズ」、(9)「風神の塔」の9つのテーマとブースに分けられわかりやすく整理されています。- モノが物語る力-ヤノベケンジ展「シネマタイズ」(高松市美術館) の続きを見る
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