松江泰治

センス・オブ・スケール展

ARTLOGUE 編集部2019/02/22(金) - 02:45 に投稿
私たちは科学の進化とメディアの発達によって、目に見えない最小の物質から遠く離れた宇宙の果てまで、あらゆるスケールの事象について情報を得られるようになりました。その一方で、実際の大きさを体感することはとても難しいことです。アーティストにとってもスケールは、作品のコンセプトや展示空間こ影響する現代的なテーマの一つです。本展では、現代美術を中心に、精密な縮小模型から巨大化したオブジェ、視点を対象から離すことで広範囲の世界をとらえた写真や絵画、異なる縮尺が存在するインスタレーションなどを取り上げます。

松江泰治 | Taiji Matsue 「gazetteer」

ARTLOGUE 編集部2018/11/14(水) - 18:06 に投稿

TARO NASUでは11月24日より、松江泰治の代表的シリーズである「gazetteer(ギャゼティア)」をとりあげる「gazetteer」を開催いたします。

モノクロの風景写真としてしられる「gazetteer(ギャゼティア)」ですが、松江は本シリーズを制作開始した当時からすでにカラーフィルムでの撮影も同時に行っていました。同じ被写体をモノクロ、カラーの両方の手法で撮影しながら、モノクロのみを現像し発表した理由として松江は、当時のカラー写真は自分が望むクオリティを実現できなかったから、と語っています。写真はテクノロジーであり情報であると公言し続けてきた松江にとって、カラー写真をめぐる技術的進化は表現領域の拡大と同義でした。2005年に初のカラー作品および作品集「JP-22」を発表、現在では制作の比重はカラー写真のほうがより多く占めるといいます。

松江泰治 地名事典|gazetteer

ARTLOGUE 編集部2018/10/20(土) - 02:30 に投稿
松江泰治(1963- )は、東京大学理学部地理学科卒業後、写真作家としてデビューします。以降、地平線のない構図、平面性への強いこだわり、被写体に影が生じない順光での撮影という一貫したスタイルで世界中の土地を撮影してきました。作品では、中心性、周縁、奥行、コントラストが徹底して排除され、あらゆる要素が等価に扱われたフラッ

めがねと旅する美術展 視覚文化の探究

ARTLOGUE 編集部2018/10/19(金) - 02:30 に投稿
本展は「めがね」をキーワードとし、「みる」ことの意味を問い直す展覧会です。 遠近法とレンズを用いた江戸のめがね絵から、鉄道・飛行機・顕微鏡・望遠鏡といった科学技術の発達によってみることができるようになったミクロ/マクロの世界、さらには視覚のトリックを用いたユニークな現代アートやVR(バーチャルリアリティー)といったモチーフを通じ、人々の視覚に対する探究の跡をたどります。

アートは ”人間のあたりまえの営み” マネックス 松本大が語るアートの価値とは。 幼少期から現在までのアートとの関わりを聞きました。 | ARTS ECONOMICS 01

ARTLOGUE 編集部2018/07/26(木) - 11:55 に投稿

連載「ARTS ECONOMICS(アーツエコノミクス)」はARTLOGUEが提唱する文化芸術を中心とした新しい経済圏である ARTS ECONOMICS の担い手や、支援者などの活動を紹介する企画です。
アーティストや文化芸術従事者のみならず、ビジネスパーソン、政治家など幅広く紹介し、様々に展開されている ARTS ECONOMICS 活動を点ではなく面として見せることでムーブメントを創出します。

 

ARTS ECONOMICS バックナンバー

 

第一回 アートは ”人間のあたりまえの営み” マネックス 松本大が語るアートの価値とは…

第二回 リーディング美術館の提言をしたのは私だ。参議院議員 二之湯武史の描くビジョンとは

第三回 生粋のアートラバー議員 上田光夫の進める街づくり、国づくりとは