現代美術

「KOTARO NUKAGA」が、東京・六本木のピラミデビルに新たなスペースをオープン!こけら落としとして、日本で3年ぶりとなる松山智一の個展「Boom Bye Bye Pain」を開催

遠藤 友香2021/05/21(金) - 17:46 に投稿

現代アートギャラリー「KOTARO NUKAGA」は、東京・品川区天王洲にある「TERRADA Art Complex」内に続き、2拠点目となる新スペース「KOTARO NUKAGA(六本木)」を、2021年5月22日(土)に、東京・港区六本木のピラミデビル内にオープン! それを記念して、ギャラリーディレクターである額賀古太郎氏と、現代美術家の松山智一氏の対談形式によるプレス発表会が、5月18日(火)に開催されました。

「生命の循環」をテーマに紡ぐアーティスト 小林万里子が、「KOTARO NUKAGA」で初個展を開催!

遠藤 友香2021/04/08(木) - 11:04 に投稿

気鋭のアーティスト 松山智一を始めとする国内外の先鋭的アーティストの作品を発信するギャラリー「KOTARO NUKAGA」にて、小林万里子の個展「オーバーストーリー」が、2021年4月17日(土)から5月22日(土)まで開催されます。

小林は、1987年大阪府生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻、2012年同大学院修了。織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、「生命の循環」を表現し続けています。幾重にも織りなされる色や形によって現れる混沌のイメージの中から、生命の本質的な姿を描き出すことを試みており、その確かな手仕事と揺るぎない世界観から、今最も注目を集めているアーティストのひとりです。

小林は、小さな疑問をきっかけに、自らを取り巻く世界そのものの成り立ちを紐解こうとするように作品を制作。例えば、身近な人や生物の生命の終わりに着目し、命の終わりを終焉ととらえず、新たな命の物語の始まりとして位置付けています。そこには、壮大な生命の営みへの畏敬の念や祈りにも似た小林の姿勢が垣間見えます。

国際芸術祭「あいち2022」の企画概要が発表! 「現代美術」「パフォーミングアーツ」「ラーニング」など、5つの事業が柱に

遠藤 友香2021/04/02(金) - 17:08 に投稿

「あいちトリエンナーレ」から名称と体制を大きく変えて、2022年に新たに始動する「国際芸術祭『あいち2022』」。2020年3月30日(火)に開催された記者会見に、組織委員会会長を務める大林組会長の大林剛郎氏と、芸術監督の片岡真実氏が登壇し、その企画概要が発表されました。
 

140ギャラリーが出展する、日本最大級の国際的なアートの見本市「アートフェア東京2021」が開幕! 今までにない迫力の展示とVR展開を行う新たなアート展

遠藤 友香2021/03/19(金) - 16:21 に投稿

一般社団法人 アート東京は、2021年3月18日(木)から21日(日)の4日間、東京国際フォーラムにおいて、日本最大級の国際的なアート見本市「アートフェア東京2021」(以下「AFT2021」)を開催!(※18日は招待日)。国内137軒、海外3軒の全140軒のギャラリーが出展し、歴史的な美術品から最先端の現代アートまで、約3000点のアート作品が一堂に集結します。

アートフェア東京2021

大林財団《都市のヴィジョン》の第3回助成対象者は、exonemo(エキソニモ)に決定!

遠藤 友香2021/03/03(水) - 18:20 に投稿

公益財団法⼈ ⼤林財団は、助成事業《都市のヴィジョン-Obayashi Foundation Research Program》の第3回助成対象者を、ニューヨークを拠点に活動するアートユニット exonemo(エキソニモ)に決定しました。第1回で採択された会⽥誠⽒、第2回のシアスター・ゲイツ⽒に続き、エキソニモの両⽒は、2021年度を当助成事業の活動期間として、調査・研究に取り組むことになっています。

エキソニモは、怒りと笑いとテキストエディタを駆使し、さまざまなメディアにハッキングの感覚で挑むアートユニット。千房けん輔氏と⾚岩やえ氏によって、1996年よりインターネット上で活動を開始しました。2000年より活動をインスタレーション、ライヴ・パフォーマンス、イべント・プロデュース、コミュニティ・オーガナイズなどへと拡張し、デジタルとアナログ、ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断しながら、テクノロジーとユーザーの関係性を露にし、ユーモアのある切り⼝と新しい視点を携えた実験的なプロジェクトを数多く手掛けています。

SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』をテーマとした展覧会が開催中! アニッシュ・カプーア、ピエール・ユイグ、赤瀬川原平らが参加

遠藤 友香2021/03/01(月) - 12:13 に投稿

1968年に公開された、巨匠スタンリー・キューブリックが手掛けた映画『2001年宇宙の旅』。それを題材とした展覧会「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、4月25日(日)まで、東京・表参道のGYRE GALLERY(ジャイル・ギャラリー)にて開催中です。キュレーションは、スクールデレック芸術社会学研究所所長の飯田高誉氏。

人間とテクノロジーの関係、人類の進化をテーマにしたSF映画の金字塔である『2001年宇宙の旅』では、猿人が謎の黒い石板「モノリス」に触れたことで道具を手にし、「ヒト」へと進化。やがて宇宙へ進出するまでに発展します。人類は「モノリス」の謎を解き明かそうと、初の有人木星探査に出発。そんな旅の途中、宇宙船ディスカバリー号をコントロールしていたAI(人工知能)の「HAL9000」が乗組員に反乱を起こします。続編『2010年宇宙の旅』では、モノリスが電脳空間的であるとともにコンピュータ・ウイルス的であることが証明されます。

 

「この不確かな社会の中で、ものを作るとは何か、表現するとは何か?」<br>オンラインとオフラインで展開する「IAMAS 2021」開催!

ARTLOGUE 編集部2021/01/29(金) - 11:12 に投稿

2021年2月20日(土)~2月23日(火)の4日間、芸術、情報科学、デザインに留まらない様々な専門領域を持つ人材の集まる「IAMAS(イアマス/情報科学芸術大学院大学)」の第19期生による修了研究発表会および2020年度のプロジェクト研究発表会が、「IAMAS 2021」と題して開催されます。

2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延によって社会全体が大きく変化した年となり、学生ひとりひとりが「この不確かな社会の中で、ものを作るとは何か、表現するとは何か」を考え、模索し、挑戦しました。

そうした「模索と挑戦の結果」は、局所光を用いて実体を持つアニメーションを重畳するメディア装置や、既存の曲に対して飛躍した解釈から演奏する作品、生活圏内における旅を伝える作品、建築のスクリーン化をテーマとした映像インスタレーションなど実に多彩。

ひとくくりにできないGUTAIの多様な表現 「開館50周年 今こそGUTAI 県美(ケンビ)の具体コレクション」

赤坂志乃2021/01/17(日) - 13:11 に投稿

 戦後の日本美術に革新的なムーブメントを巻き起こし、「GUTAI」として国際的にも高い評価を得ている、「具体美術協会」(以下「具体」、1954~1972)。世界有数の具体コレクションを誇る兵庫県立美術館で、「開館50周年 今こそGUTAI 県美(ケンビ)の具体コレクション」が開催されている。2月7日まで。

現代アートに特化した日本最大級の新アートフェア「Art  Collaboration Kyoto」、 新型コロナウイルスの影響により開催延期

岩田文香2021/01/15(金) - 19:20 に投稿

2021年2月11日(木・祝)〜14日(日)に、国立京都国際会館にて開催予定だった「Art  Collaboration Kyoto」が新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発出を受けて、開催を延期することを発表しました。
ACKロゴ

今回延期になった「Art Collaboration Kyoto」は、新型コロナウイルスにより海外との交流が難しくなるなかで、今までのギャラリー同士の関係性から互いに協力し合い実現した日本最大級の現代アートに特化したアートフェア。日本国内のギャラリーがホスト、海外が本拠点のギャラリー(欧州から10軒、アジアから7軒、北南米から6軒)がゲストとしてブースを共有するユニークな構成で、さまざまなアーティスト作品を展示します。

デジタルとリアルの境界が入り交じる。沼田 侑香個展 「Sampling Theorem」開催

ARTLOGUE 編集部2021/01/07(木) - 20:27 に投稿

2020年4月からスタートした「MONTBLANC× The Chain Museum」はリシュモンジャパン株式会社 モンブランとThe Chain Museumのコラボレーション企画。

MONTBLANC×TCM

これまで、筆記具ブランドで知られるモンブランの、日本における旗艦店であるモンブラン銀座本店を舞台に、若手アーティストの作品展示を開催してきました。その第3弾として、2021年1月14日(木)より、初の個展形式で沼田 侑香 「Sampling Theorem」が始まります。展示販売される本展では、お気に入りの作品のご購入も可能です。