オノデラユキ

SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』をテーマとした展覧会が開催中! アニッシュ・カプーア、ピエール・ユイグ、赤瀬川原平らが参加

遠藤 友香2021/03/01(月) - 12:13 に投稿

1968年に公開された、巨匠スタンリー・キューブリックが手掛けた映画『2001年宇宙の旅』。それを題材とした展覧会「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、4月25日(日)まで、東京・表参道のGYRE GALLERY(ジャイル・ギャラリー)にて開催中です。キュレーションは、スクールデレック芸術社会学研究所所長の飯田高誉氏。

人間とテクノロジーの関係、人類の進化をテーマにしたSF映画の金字塔である『2001年宇宙の旅』では、猿人が謎の黒い石板「モノリス」に触れたことで道具を手にし、「ヒト」へと進化。やがて宇宙へ進出するまでに発展します。人類は「モノリス」の謎を解き明かそうと、初の有人木星探査に出発。そんな旅の途中、宇宙船ディスカバリー号をコントロールしていたAI(人工知能)の「HAL9000」が乗組員に反乱を起こします。続編『2010年宇宙の旅』では、モノリスが電脳空間的であるとともにコンピュータ・ウイルス的であることが証明されます。

 

視覚芸術百態:19 のテーマによる196 の作品

ARTLOGUE 編集部2018/05/22(火) - 05:28 に投稿

あらゆる領域において情報が氾濫し、グローバル化と多様化が進む今日では、美術館における収蔵品の展示方法も、時代別・地域別という正統な方法が充分には機能しなくなってきています。実際のところ、欧米の現代美術館にはテーマ別で常設展を実施するところも出てきています。この展覧会は、当館のコレクションを19 のテーマに分けて紹介します。テーマとして選んだのは、いま改めて考えてみる意義が感じられるトピックで、それらは「作品の要素」と「描写の対象」に大別できます。展示作品は、テーマを象徴する典型的作品から意外に思えるような作品まで様々です。新収蔵品も約50 点含まれています。時代・地域・ジャンルなどの基本的な美術の枠組みを大前提に選んでいますが、多種多様な作品間のつながりが感じとれる組み合わせになっています。この特別な所蔵作品展は、各自が持つ美術についての知識を再確認するにとどまらず、新たな発見があり、美術を見つめ直すきっかけにもなるに違いありません。

 

本展のみどころ

----------------------------------------------------------------