「平山郁夫 奥の細道 東北を描く」展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:34 に投稿
平山郁夫が東北の地に訪れたのは、1959年、東京芸術大学の副手の頃です。当時は被爆による後遺症で悩み、体調も思わしくありませんでした。そうした状態の中で目にした奥入瀬渓流について、画家は「生きる喜びを心から教えてくれた」と言います。これ以降、平山は東北に惹かれて何度か取材旅行を行い、平成に入る頃には俳聖の松尾芭蕉を偲ん

東京国立近代美術館工芸館移転連携事業「近代工芸のススメ」

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:33 に投稿
東京国立近代美術館工芸館の石川県金沢市への移転に先立ち、近・現代の優れた工芸作品をより多くの方々にご覧いただきます。明治期から現代まで、漆芸を中心に陶磁、金工、木工、人形、ガラス、染織の多彩な作品を一堂に展示紹介する第一部、石川県にゆかりの漆芸作家を、当館の所蔵品も交えてご紹介する第二部の二部構成です。技法とともにわか

世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 〜師とその弟子たち〜

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:33 に投稿
葛飾北斎(1760〜1849)は、広重、歌麿、写楽などと並び江戸時代後期に活躍、世界が絶賛した浮世絵の巨匠です。「冨嶽三十六景」の赤冨士や浪冨士、『北斎漫画』など代表作はもとより、現在でもその評価は色褪せず、絶大なる人気を誇ります。約90年に及ぶ波瀾万丈の生涯において、肉筆・版画・摺物による美人画・風景画・役者絵・妖怪

チウ・ジージエ|書くことに生きる

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:33 に投稿
チウ・ジージエは、幼少から学んだ「書」を表現の中心に置き、書くことを通じて、普遍的で根源的な人間の存在について問い直してきました。生誕の地である福建省は、かつて海上貿易が盛んだったこともあり、交易や移住による交流が豊かな地域です。彼のダイナミックで自由な視点を持った作品群は、そうした土地の文化にも大きな影響を受けたと考えられます。本展では、世界の有り様を俯瞰し、人と物事の関係を記述することに自身の存在を重ねる、チウ・ジージエの創造とその魅力に迫ります。

鈴木大拙館企画展「大拙先生の思い出」

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:33 に投稿
D.T0Suzukiとして知られる世界的な仏教哲学者・鈴木大拙(本名:鈴木貞太郎 1870-1966)。 当展は、晩年の鈴木大拙にとって「ともなる人」であった、岡村美穂子の語りを通じて、大拙の姿を紹介します。 日系2世の岡村美穂子が、当時アメリカを中心に活躍していた大拙と初めて出会ったのは、15歳のときでした。コロン

第12回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2018

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:33 に投稿
世界ポスタートリエンナーレトヤマ(IPT)は、世界から最新のポスターを公募し、審査・選抜する、日本で唯一の国際公募展です。1985年の創設以来、3年に1度のトリエンナーレ方式で開催し、富山県美術館に移転後初めて開催される今回は、世界47の国と地域より、総計3,239点のポスターが寄せられました。また、今回はじめて30才