諫早干拓資料館
諫早干拓資料館は、昭和62年、国のモデル木造施設建設事業で建てられた施設です。柱を使わないフレーム架構式の構造で、16cm×80cmの大断面集成材を長尺物(16m)として用いています。 諫早市は、東に有明海(諫早湾)、西に大村湾、南に橘湾と三方を海に接しています。ここは長崎街道の主要地点で長崎半島、島原半島、西彼半島への分岐点として、早くより交通の要衝であったところです。江戸時代には新しい知識を求めて長崎を目指した遊学の志や、維新の志が頻繁に立ち寄った所でもあります。 諫早というと平成9年の潮受堤防の締め切りにより、干拓で有名になった所ですが、諫早での干拓の歴史は古く、鎌倉時代末までさかのぼり。、西暦1330年あたりを開始の時期とし