印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション
本展では、19 世紀半ばのバルビゾン派にはじまり、印象派を経て、キュビスムから抽象絵画へと至るモダン・アートの展開を軸に、エコール・ド・パリの多様性にも着目しつつ、大きく揺れ動く近代美術の歴史を72点の作品によってご紹介します。
コレクションの中核をなすのは、モネ、ルノワール、ピサロ、シスレーといった印象派の作品ですが、その充実した内容は、この運動が果たした歴史的な重要性をあらためて私たちに教えてくれます。本展では、「印象派からその先へ」と題し、印象派の挑戦とその後の美術の歴史の多様な展開を、吉野石膏コレクションの名品の数々でご覧いただきます。