「鎌倉街道物語 ― 河を渡り、峠を越えて ―」

ARTLOGUE 編集部2019/05/11(土) - 02:30 に投稿
1.日時 令和元(2019)年6月6日(木)14:00~16:00(質疑応答を含む) ※受付は13:40分から会場入口にて 2.会場 栃木県立博物館講堂(栃木県宇都宮市睦町2-2 TEL:028-634-1311) 3.講師 東京都江戸東京博物館 学芸員 齋藤慎一氏 4.演題 「鎌倉街道物語-河を渡り、峠を越えて-」 5.対象 一般県民(先着100名) ※要事前申し込み(℡028-634-1312、当館教育広報課まで) 6.参加費 無料

岩根 愛 個展「ARMS」

ARTLOGUE 編集部2019/05/10(金) - 20:19 に投稿

岩根愛は、ハワイと福島という一見結びつきの見当たらない土地に「BON DANCE(ボンダンス)」を通じた深いつながりの歴史を見出し、12年という長い年月をかけた壮大なフィールドワークを、作品集『KIPUKA』に結実させました。同展では、ここから新たに派生した「新緑」をテーマにした未発表作品〈ARMS〉を展示します。

新緑の季節といえば、一般的に連想されるのは春と夏の間の「初夏」ですが、岩根が初めて強烈に新緑を体験したのは、冬の雨季のハワイでした。雨上がりに一面に広がる蛍光グリーンの輝きを一身に浴びた岩根は、やがて東京に戻ると、都市部の街路樹にも同じ色彩がみられることを見出します。新緑にまつわる体感をさらに探っていくと、ハワイの荒地に日系移民一世たちの墓石を発見したときの感覚にも結びつくことに気がつきました。「それらは、顔のない人が力強く腕をつき伸ばしてくるように、同じように私に向かってくるのだ」と回想します。​

A-Lab Exhibition Vol.18「A-Lab Artist Gate 2019」

ARTLOGUE 編集部2019/05/10(金) - 14:17 に投稿

この度、あまらぶアートラボ「A-Lab」(えーらぼ)では、若いアーティストを応援するプロジェクトとして、新鋭アーティスト発信プロジェクト「A-Lab Artist Gate 2019」を開催します。本プロジェクトは今後活躍が期待される若手アーティストによるグループ展です。今春、大学を卒業か、大学院を修了した方を対象に、アーティストとして次のステップに進もうとしている作家をA-Labのアドバイザーに推薦いただきました。

A-Labのコンセプトのひとつ、「若い人の夢とチャレンジを応援する」を具体化するプロジェクトとして、本展覧会が本格的な作家活動の一歩となり、大きく羽ばたいてくれることを期待しています。

〈出展作家〉
鈴木真衣子(すずきまいこ)
髙畑紗依(たかはたさえ)
早石萌莉(はやいしもえり)
范銘珊/RiceMingshanFan
肥後亮祐(ひごりょうすけ)
森井沙季(もりいさき)

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The 備前 ― 土と炎から生まれる造形美 ―

ARTLOGUE 編集部2019/05/10(金) - 02:30 に投稿
岡山県備前市伊部地域を中心に作られているやきもの〈備前焼)は、釉薬を施さない土と炎の造形から生まれるシンプルで原始的なやきものとして、古くから日本人に愛されてきました。「窯変」「緋襷」「牡丹餅」「胡麻」など薪窯での焼成から生まれる作品の表情は、他のやきものにはない魅力です。 本展では、桃山時代に茶人・数寄者の間で栄えた古備前の名品から、その古備前に魅せられ作陶に取り組んだ近代の巨匠、また先達から受け継いだ技術を活かしながら多彩な表現により現代備前の可能性を追求する現役作家まで、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品も交えて総計約150点を展覧します。 関東では触れる機会が希少な備前焼が一堂に会します。日本を代表する焼締陶の魅力をあらためて感じていただければ幸いです。

テオ・ヤンセン展

ARTLOGUE 編集部2019/05/09(木) - 02:30 に投稿
風を動力源としてオランダの砂浜を疾駆する「ストランド(砂浜)ビースト(生命体)」。ボディ全体は黄色いプラスチックチューブで造形され、物理工学を基盤としたその動きは生き物を思わせるほどに滑らかで有機的です。それらはオランダのアーティスト、テオ・ヤンセン(1948-)によって故国の海面上昇問題を解決するために生み出されました。作者亡き後も自立して砂浜で生き延びることを目指し、ストランドビーストは歩行、方向転換、危険察知などの機能を備え、さまざまな環境に適応していくためのシステムを獲得していきます。生と死を繰り返し、遺伝子と遺伝情報を受け継ぎながら進化し続けてきた生命体は、芸術と科学という既存のカテゴリーを横断し、新たな可能性を私たちに提示しています。 本展は北海道で初めての個展となり、日本初公開5作品を含む12作品を展示します。実際に動く巨大なストランドビーストを体感できるほか、その構造や動きの仕組みを明らかにし、テオ・ヤンセンが創り出す世界の魅力に迫ります。

ゲゲゲの妖怪100物語

ARTLOGUE 編集部2019/05/08(水) - 02:30 に投稿
「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家、水木しげる。水木しげるが描き出した妖怪たちは、怖いけれど、どこか愛嬌があって憎めない存在として、世代を問わず愛され続けています。 「ゲゲゲの妖怪100物語」は、水木しげるの妖怪世界を体感できる、まったく新しいイベントです。美しい自然に育まれた日本には、数えきれないほどの妖怪伝説があります。 本イベントでは、女妖怪たちの妖しくも美しい姿をご覧いただける「女妖怪の棲む城」や、妖気を感じる闇の中で妖怪たちが迫ってくる「妖気の部屋」、日本各地に伝わる妖怪たちが現れる「妖怪大迷宮」など、100の妖怪物語を五感で存分に体感することができる、展示となっています。 奥深い伝承文化に根ざした、この多彩な妖怪たちが、会場でみなさまをお待ちしています。 様々な趣向を凝らしたゾーンを巡り、次々現れる妖怪に興奮するうち、あなたはいつしか、100の妖怪たちと出会うことでしょう。今年の夏休みは、ぜひご家族で、友達同士で、カップルで、ドキドキの妖怪体験をお楽しみください。 会場:池袋 サンシャインシティ 文化会館ビル2F 展示ホールD 時間:11:00~20:00(最終入場19:30) お問い合わせ:0570-06-1234(イベントダイヤル) ※~8月26日 11:00~20:00