下山芸術の森発電所美術館
下山芸術の森 発電所美術館
北アルプスを背景に広がる黒部川扇状地。その田園風景の中に下山芸術の森があります。その施設の中心にあるのが、大正15年に建設されたレンガ造りの水力発電所を再生した「発電所美術館」。取り壊される予定だった「旧黒部川第二発電所」を北陸電力株式会社のご厚意により譲り受け、美術館として新たに生まれ変わりました。
自然環境と調和し、長い歳月を経てきた歴史ある建物は、後世に残すべき貴重な文化遺産と認められ、1996年12月に国の「登録有形文化財」に指定されました。
天井高は約10mもあり、見上げるとむき出しの鉄骨のトラスが、工場のような様相を醸し出しています。
1995年4月にオープンして以来、全国でも珍しい発電所を改装した美術館として注目を集め、大正時代の古き建築と新しい現代アートの出会いの場として多くの人に驚きと感動を与えてきました。大空間を活かした、ここでしか見ることの出来ない空間造形の独自企画展を中心に、季節ごと年間4本の企画展を開催しています。
BankART1929
About BankART 1929
横浜は150年前の開港時から国内外の様々なものや人々が行き交う交易都市でした。現在でも街の中に大切に残されている歴史的建造物 をはじめ、ジャズや食、ファッションなど、時代を担ってきた様々な文化の織りなす層が、街に多様な表情を与えています。「BankART1929」は、 こうした横浜の都市の経験を引き継ぎ、歴史的建造物や港湾都市的なロケーションを生かしながら、これまで10年間活動を行ってきました。 この場所を文化芸術を発信する場にするとともに、街と協働し、食に代表される生活文化や都市、祭り等のキーワードをもとに、多様なジャ ンルと人々と交わり、市民や専門家、国内外からの提案を幅広く受け入れ、この施設を開かれたものにしてきました。 All About BankARTは、こういったBankARTの活動のエッセンスです。
刈谷市美術館
刈谷市美術館について
刈谷市美術館は、人とひと、人とものとの新たな出会いや交流を求め、1983(昭和58)年6月に開館しました。
みなさんが美術への親しみと理解をいっそう深め、心の豊かさを育んでいただけるよう、さまざまな企画展や常設展を開催し、また作品収集・保存・調査研究も進めています。
また、展覧会を開催していない期間は、展示室をお貸ししています。創作活動を発表する団体や個展などにご利用いただけます。
神奈川県立近代美術館 葉山
概 要
2003年3月に竣工、10月に開館した葉山館は、神奈川県立近代美術館の3番目の建物です。最新の照明設備、空調設備を備えた展示室のほか、資料の収集と情報の発信拠点を目指す美術図書室、多彩な視聴覚設備を備えた講堂、保存技術の粋を集めた収蔵庫など、最新の美術館施設となっています。
生活の中で美術館に親しんでいただけるよう、エントランスホールから中庭、レストラン、ミュージアムショップ、庭園、さらに地下1階の美術図書室などは、観覧料なしでご利用いただけます。
京都国立博物館
館長挨拶
京都国立博物館のホームページにアクセス頂きありがとうございます。 このホームページでは皆様に展覧会案内を初め、当館に係わる様々な情報をできるだけ簡潔に、かつ幅広くお伝えし、少しでも皆様の便に供することができるよう努めております。 どうかこの情報をご活用頂き、当館へお気軽にお立ち寄り下さい。
京都国立博物館は平成26年9月13日から新館「平成知新館」を開館しました。世界的に著名な建築家、谷口吉生氏の設計による建物で、シンプルな中にも現代感覚と日本の伝統的な感性がふんだんに取り入れられた、開放感あふれる空間の中に名品が数多く展示されております。京都国立博物館の敷地の中では、明治の赤煉瓦造りの本館「明治古都館」と新しい新館「平成知新館」という二つの異なった趣の建物が皆様をお迎えします。そしてこれらの建物や庭園を活用して様々な展覧会やイベントをこれからも積極的に開催し、楽しい博物館にしていきたいと思っておりますので、これからもこのホームページを十分にご活用下さい。
東京都写真美術館
館長ご挨拶
ごあいさつ
東京都写真美術館は、わが国唯一の写真・映像の総合美術館として、1995年(平成7年)1月に恵比寿ガーデンプレイスに誕生しました。以降、多くのお客様を迎え、広く写真・映像文化に親しんでいただける美術館として歩んでまいりました。
収蔵する作品数は34,008点(2017年3月末現在)に及び、その中にはすでに今日では得難くなった貴重な作品が多くあり、しかも、日本の作家のコレクションの厚みなどは、他館にないユニークなものです。
当館は誕生してから20年を経て、約2年にわたる工事を行い、平成28年秋にリニューアル・オープンしました。本年8月には、総合開館以来、700万人のお客様をお迎えしています。
東京都写真美術館は、専門性に裏打ちされた調査・研究活動に基づく国内外の質の高い写真・映像作品を紹介していくにとどまらず、数々の教育普及活動や人材育成事業、図書室の活動など、それぞれの専門分野において常に世界的な活動を続けております。
今後も、国内はもとより、世界に向けて優れた写真・映像文化を創造・発信するとともに、地域に親しまれる文化施設としての役割を果たし、地域の文化振興にも一層寄与していく所存です。
サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで
六本木の2大美術館を巡るアートフェス!
国立新美術館・森美術館 同時開催
国立新美術館と森美術館、国際交流基金アジアセンターは、2017年7月5日(水)から10月23日(月)まで、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」を開催します。ASEAN(東南アジア諸国連合※)設立50周年にあたる2017年、東南アジアの現代美術を紹介する、史上最大規模の意欲的な展覧会です。
アルチンボルド展
奇想の宮廷画家アルチンボルド。謎が謎を呼ぶ、思考のラビリンスへようこそ。
ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。
自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世、稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世という神聖ローマ皇帝たちに寵愛されたアルチンボルドは、歴史上でもひときわ異彩を放つ、宮廷の演出家でした。そんな「アルチンボルド」の名は何よりも、果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画の数々によって広く記憶されています。奇想と知、驚異と論理とが分かちがたく交錯するそれらの絵画は、暗号のようにして豊かな絵解きを誘い、20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちにも、大きな刺激を与えました。
本展は、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩・素描(帰属作品を含む)計30点を中心に、およそ100点の出品作品により、この画家のイメージ世界の生成の秘密に迫り、同時代の文脈の中に彼の芸術を位置づけ直す試みです。日本で初めて、アルチンボルドのユーモアある知略の芸術を本格的にご紹介するこの機会を、どうかご期待ください。
そこまでやるか 壮大なプロジェクト展
21_21 DESIGN SIGHTでは、2017年6月23日より企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」を開催します。展覧会ディレクターには建築やデザイン、アートなど幅広い分野に精通するライターでエディターの青野尚子を迎えます。
つくることの喜びとともに、「壮大なプロジェクト」に向かって歩みを進める表現者たち。
本展では、既存の表現方法の垣根を超えた大胆な発想を実現するクリエイターたちによる「壮大なプロジェクト」を紹介します。2016年6月、イタリアのイセオ湖を舞台に「フローティング・ピアーズ」を実現したクリストとジャンヌ=クロード。湖に出現した3kmの布の浮き橋は、やはり布で覆われた周辺の歩道を伴い、風景を鮮やかに更新して人々を高揚させました。時には数十キロにもおよぶ野外空間や大都市の中の橋、国会議事堂などを作品へと変貌させる、不可能ではないかと思われるようなプロジェクトを実現してきた彼らを本展の出発点として、ダイナミックな手法で活動を行うさまざまな分野の作家が集います。