サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで

ARTLOGUE 編集部2017/10/08(日) - 02:22 に投稿

六本木の2大美術館を巡るアートフェス!

国立新美術館・森美術館 同時開催

国立新美術館と森美術館、国際交流基金アジアセンターは、201775日(水)から1023日(月)まで、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」を開催します。ASEAN(東南アジア諸国連合※)設立50周年にあたる2017年、東南アジアの現代美術を紹介する、史上最大規模の意欲的な展覧会です。

アルチンボルド展

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:37 に投稿

奇想の宮廷画家アルチンボルド。謎が謎を呼ぶ、思考のラビリンスへようこそ。

 

ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。
自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世、稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世という神聖ローマ皇帝たちに寵愛されたアルチンボルドは、歴史上でもひときわ異彩を放つ、宮廷の演出家でした。そんな「アルチンボルド」の名は何よりも、果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせた、寓意的な肖像画の数々によって広く記憶されています。奇想と知、驚異と論理とが分かちがたく交錯するそれらの絵画は、暗号のようにして豊かな絵解きを誘い、20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちにも、大きな刺激を与えました。
本展は、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩・素描(帰属作品を含む)計30点を中心に、およそ100点の出品作品により、この画家のイメージ世界の生成の秘密に迫り、同時代の文脈の中に彼の芸術を位置づけ直す試みです。日本で初めて、アルチンボルドのユーモアある知略の芸術を本格的にご紹介するこの機会を、どうかご期待ください。

 

そこまでやるか 壮大なプロジェクト展

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:37 に投稿

21_21 DESIGN SIGHTでは、2017年6月23日より企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」を開催します。展覧会ディレクターには建築やデザイン、アートなど幅広い分野に精通するライターでエディターの青野尚子を迎えます。

つくることの喜びとともに、「壮大なプロジェクト」に向かって歩みを進める表現者たち。
本展では、既存の表現方法の垣根を超えた大胆な発想を実現するクリエイターたちによる「壮大なプロジェクト」を紹介します。2016年6月、イタリアのイセオ湖を舞台に「フローティング・ピアーズ」を実現したクリストとジャンヌ=クロード。湖に出現した3kmの布の浮き橋は、やはり布で覆われた周辺の歩道を伴い、風景を鮮やかに更新して人々を高揚させました。時には数十キロにもおよぶ野外空間や大都市の中の橋、国会議事堂などを作品へと変貌させる、不可能ではないかと思われるようなプロジェクトを実現してきた彼らを本展の出発点として、ダイナミックな手法で活動を行うさまざまな分野の作家が集います。