ヴェネチア・ビエンナーレ 他、欧州芸術祭報告会 7月8日 (土) アートエリアB1にて開催!

ARTLOGUE 編集部2017/06/04(日) - 17:59 に投稿

ご高評につき定員に達したので募集を締め切りました。

2017年は、2年に1度の「第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」(イタリア・ヴェネチア、5年に1度の「ドクメンタ14」(ドイツ・カッセル、ギリシャ・アテネ)、10年に1度の「ミュンスター彫刻プロジェクト」(ドイツ・ミュンスター)の開催が重なる年です。
これを期に、渡航を計画している人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、情報共有も兼ねた報告会をカジュアルなオープンスタイルでドリンクを片手に語り合う場を設けます。

ヴェネチア・ビエンナーレとドクメンタ14(アテネ)については、京都市立芸術大学の加須屋明子教授に見どころなどをお話し頂きます。

 

2017年はアートのビッグイヤー!!・・・でもヴェネチア・ビエンナーレって実は何?

ARTLOGUE 編集部2017/06/04(日) - 17:59 に投稿

2017年はアート好きにとっては見逃せないスペシャルイヤー!!! 「ドクメンタ 14」、「ヴェネチア・ビエンナーレ」、「ミュンスター彫刻プロジェクト」を一挙にみることが出来るのですから。こんなタイミングは10年に一度。これを逃せば次の同時開催まで10年待たなければいけません。

とはいえ「ヴェネチア・ビエンナーレ」はまだしも、「ドクメンタ」、「ミュンスター彫刻プロジェクト」は何ぞや?という方も多いのではないでしょうか。まずはそれぞれのイベントについて簡単に紹介したいと思います。

アートダイエット in 豊田市美術館編

羽田沙織2017/05/31(水) - 16:36 に投稿

行きたい美術館はあるけれど遠くてちょっと…
と足踏みしてしまう事ってありますよね。

いつまでも記憶に鮮明に残る美術館ほど、アクセスが悪いものです。
都会の喧騒を離れ、更に駅から離れた場所に自然と溶け込むように建てられた美術館。
いつでもふらりとすぐに行けるわけではないからこそ、心ときめく存在なのかもしれません。

さぁ、アートダイエットの出番です!
アートダイエットとは、1日1万歩歩くことを目標に、アートを鑑賞しながらするダイエット。

電車を乗り継ぎ、自分の足で歩いて向かうその道中は、たった1時間でも、まるで遠い地へ旅に出てきた気分にしてくれます。しかも、知らず知らずのうちにたくさん歩いてダイエットにも繋がって一石二鳥。

愛知県には、そんなアートダイエットにぴったりの美術館やアートスポットがたくさんあります。

そこで、アクセスは悪いけれど、とびっきり素敵で絶対一度は訪れてもらいたいアートスポットをシリーズでご紹介します。
まず今回は、名古屋から電車を乗り継ぎ1時間ほどの場所にある愛知県の豊田市美術館。
最寄りの豊田市駅から歩いて豊田市美術館を鑑賞するコースは一体何歩になるのでしょうか。

アートダイエットスタートです!

【公式プログラム全容発表!!】KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2017

ARTLOGUE 編集部2017/05/26(金) - 13:22 に投稿

2010年より毎年開催されている京都初の国際舞台芸術祭、「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2017」。今回は公式プログラム12作品のうち2作品が「東アジア文化都市2017 京都」のコア期間の舞台芸術部門となり、KYOTO EXPERIMENT初の中国、韓国のアーティストによる作品を上演します。
「The Children's Choice Awards」(メイン会場となるロームシアター京都周辺の子どもたちがフェスティバルの公式審査員となり、彼らオリジナルの賞で授賞式を行うのだそう!)を行う等、年齢を問わず、様々な角度で舞台芸術に触れ、楽しむことの出来るプログラムが今年も充実。期間中、会場で繰り広げられる「EXPERIMENT(実験)」を通して、知覚の広がり、視点の変化、発見を体感してみませんか。

 

<アトリエ劇研提携公演> N₂ Tab.2 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み 『火入れの群』- He returns to his sheep.

ARTLOGUE 編集部2017/05/26(金) - 00:43 に投稿

わたしたちの小さな火種は大きな波に浚われた――と、まだ言い続けなければならないだろうか。水平でなくなった海へ温存されるのは、メスの挿入を伴わない非侵襲的な公約であり、独り善がりの不正である。(戯曲『火入れの群』より)

――戯曲の「不全性」を前提とした上演への照明は、先天的な盲信に閉ざされたブラックボックスを暴露する。

上演のたびに更新される創作と上演『居坐りのひ』への従事を終え、2016年より始動した「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み - Tab.(タブ)」の第二作目。個としての俳優をドキュメントした前作『水平と婉曲(すいへいとえんきょく)』に続き、集団の中にある個へ焦点を当てる『火入れの群(ひいれのむら)』。
第15回AAF戯曲賞にて「大賞の次点」であると高評価を受けた、劇作家・杉本奈月による最新作。夏で閉館となるアトリエ劇研にて、窒素の名を冠するN₂(エヌツー)よる二度目の京都公演。

〈アトリエ劇研創造サポートカンパニー公演〉 したため #5 『ディクテ』

ARTLOGUE 編集部2017/05/22(月) - 22:56 に投稿

原作|テレサ・ハッキョン・チャ
「ディクテ 韓国系アメリカ人女性アーティストによる自伝的エクリチュール」(青土社)
翻訳|池内靖子
演出|和田ながら
出演|飯坂美鶴妃 岸本昌也 七井悠 山口惠子(BRDG)

Dictéeとは、言語の学習法のひとつで、声を聞き取り文字に記すこと。
そして、『ディクテ』を手にとったわたしは、
いてもたってもいられなくて息も継げず、
彼女の声を聴くこと、身体にうつすことに、のぞもうとしている。

言語と言語のあいだでざわめく身体の疾走を提示した前作『文字移植』(原作:多和田葉子)の次にしたためが挑むのは、韓国に生まれ、アメリカに逃れ、複数の言語を生きたテレサ・ハッキョン・チャの残した実験的テクスト、『ディクテ』(1982)。言語、歴史、性ーーさまざまなモチーフを含みこみ、そこに触れるすべてのものの声を刺激してやまないテクストから、いま、したためが導く演劇とは。

日程|2017年6月22日(木)~25日(日)
22日(木)19:00
23日(金)14:00/19:00
24日(土)14:00*1/19:00
25日(日)14:00*2
※受付は開演の30分前より開始いたします。

インタビュー:森村泰昌 No.02 <br>by NIIZAWA Prize

ARTLOGUE 編集部2017/05/15(月) - 11:07 に投稿

森村泰昌(もりむら やすまさ)さんは、1951年大阪市天王寺区に生まれ、育ち、そして今も大阪で制作を続けている日本を代表する美術家です。
京都市立芸術大学を卒業後、1985年にゴッホの《包帯をしてパイプをくわえた自画像》(1889年)に森村さん自身が扮した《肖像・ゴッホ》(1985年)で遅咲きながら実質的なデビューを果たし、初めて展覧会評も美術雑誌に載ったとのことです。
1989年にはベニスビエンナーレ/アペルト88に選出され国際的にもデビューを果たし、その後は美術に”なる”をテーマに、一貫してセルフポートレートの手法で西洋美術の名画、日本美術の名画、ハリウッドスター、20世紀の偉人などに扮して作品を作り続けています。

本稿は、NIIZAWA Prize by ARTLOGUEの「NIIZAWA 2016」受賞を機会に、森村さんへインタビューをしました。

 

【閲覧注意】「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2017/05/13(土) - 02:07 に投稿

【閲覧注意】「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」フォトレポートには、性的、暴力的な作品も含まれます。

展覧会概要はフォトレポートの下につづきます。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」フォトレポート

 

開館120周年記念 特別展覧会 国宝

ARTLOGUE 編集部2017/05/11(木) - 22:25 に投稿

物事の形容に「国宝級」という言葉がありますが、「級」ではなく、本物の国宝約200件以上が、この秋、京都に大集結します。

京都国立博物館が総力をあげて開催する開館120周年記念特別展覧会「国宝」。

京都国立博物館の前身である帝国京都博物館が出来たのは、明治30(1897)年5月。その翌月、現在の文化財保護法の先駆けとなる古社寺保存法が制定され、初めて「国宝」という言葉が使われました。「京博」、「国宝」がともに迎える節目の年を記念すべく、なんと今回の特別展覧会では「京博」の研究員が総出!その展示内容は考古、彫刻、絵画(仏画、絵巻物、肖像画、中世絵画、近世絵画、中国絵画)、書跡、染織、金工、漆工、陶磁と実に多彩なジャンルを網羅しています。

200件超えの国宝というとあまりピンと来ないかもしれませんが、国宝の約1/4が一堂に会するということなのだそうです。紅葉美しい京都を愛でつつ、貴重な文化財界のオールスターに会いにきませんか?

見上げてみよう、宇宙を感じよう。同じだけど、同じじゃない。<br>シンガポール、アートサイエンスミュージアムに「宇宙と芸術展」がやってきた。

Seina Morisako2017/05/10(水) - 22:03 に投稿

夜、星を見上げた時、この星は他の場所からどんな風に見えているのかな?と感じたことはありませんか?
光り輝く月を見上げた時、この月を昔の人はどんな風に見ていたのだろうと思ったことはありませんか?
そしてそのように思いを馳せることこそ「アート」なのではないでしょうか?

 

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